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食べる「小倉日記」ちょい博多 2021.0320-0402(8)

8日目(土曜日)
今日も快晴。
陽射しがすっかり春だ。
窓を開け風を入れる。閉め切った空間が苦手なので、部屋にいるときは基本的に窓を開けている。そんなにきれいではないけれど、真下が川というのも、心を緩めてくれる気がする。

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朝食は昨日、市場のお菓子屋さんで買ったレモンチーズまんじゅうと、玉子屋さんのプリン。コーヒー牛乳。レモンチーズまんじゅうは、レモンケーキ×レアチーズケーキのようなおいしさ。市場には、本当になんでもある。

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食事のあとは、コンビニで洗剤を買って、コインランドリーへ。
福岡に来てからはじめての洗濯。
コインランドリーは市場の入り口の橋のたもと。市場と同じく、かなり年期が入っていて、洗濯機と乾燥機が別々で、そのいくつか故障中だった。
コインランドリーに来るのはいつぶりだろうか? ひとり暮らしのときもずっと洗濯機はあったから、どこか旅先のホテルとかだっけか?

洗濯している間に市場で買い物。。
八百屋さんでみつけた「春菊」がわたしの知っている春菊とは葉の形が違う。八百屋さん曰く「北九州の春菊は葉がギザギザしていない」とのこと。全然知らなかった。せっかくなので買ってみる。

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コインランドリーに戻るとちょうど洗濯が終わるところだった。先客が同じ宿のひとで、軽く会釈。肩にギターケース。バンドマンなのかしらん? 
脱水した洗濯物を乾燥機に移す。椅子に座って本を読み、乾燥が終わるのを待つ。ついでにさっき洗剤といっしょに買った唐揚げおにぎりを食べる。

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乾燥が終わったら宿に戻り、カフェで本を読んだり、ちょっと仕事のメールを書いたりのんびり過ごす。

遅い昼食は鶏とねぎ、ザーサイのスープ。ソーセージと玉ねぎ、ピーマンで焼きめし。そして、春菊はごま油と塩を入れたお湯で軽く茹で、しょうゆとオイスターソースをかける。葉はギザギザしていないが、味は春菊。えぐみも少なく美味しかった。
いろいろ市場で買い物をするのは楽しいけれど、食材をせっせと消費しなきゃいけないのは、なかなか大変。本当にあと2、3人いればなぁと思う。

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夕方になっても出かけず、のんびり、いや、だらだらと過ごすが、土曜日だし、どこかで外食しようかなと思い、Google mapで検索。
なるべく近くで、よさげなお店はないか探す。
イタリアン、フレンチ、和食…ちょっと高くてもいいから、おいしいものが食べたいなと思う。見つけたのがフレンチのビストロ。歩いて5分くらいの距離。HPを検索すると、なかなかおいしそう。
自慢じゃないけれど、おいしい店を探す嗅覚は優れていると思っている。「きっとアタリだ」という確信をもってお店に予約の電話をかける。
しかし、今晩は満席とのこと。がっくり。
でも、満席ってことは、やっぱりおいしいってことだよね、という期待も膨らむ。明日の日曜日なら大丈夫とのことで予約を入れる。楽しみは明日に持ち越し。

お店にはフラれたけれど、自分でつくる気にもならず、夕飯はレモンチーズまんじゅうといっしょに買ったアーモンドのクッキーを食べる。あまり動いてないし、そこまでおなかも空いていない。
素朴でやさしい味のクッキー。真ん中に埋め込んだアーモンドがいくつかは外れてしまっているのはご愛敬。材料の表示を見ると産地も記されていた。九州産のものが多く、こだわっているのかな?と思う。

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友人たちへのお土産に買いたいと思うが、賞味期限がそんなに長くないので、いつ会えるかわからないご時世だけに難しい。

おいしいものを誰かと共有できないのは本当にさみしい。


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