いかがお過ごしでしょうか、ぶらっくまです。今回は神戸新聞が誇る写真記者たちの仕事の一端をお届けします。
映像写真部の記者は、日々の事件・事故や会見、スポーツなどのニュース写真とは別に、写真記者ならではの連載もいくつか担当しています。その一つに、2020年春から夕刊に随時掲載している「MARUDORI(マルドリ)」があります。電子版「神戸新聞NEXT」でも人気のコーナーです。
連載開始時の内容紹介にはこうあります。
《時代を映す流行や街の旬な話題など兵庫を取り巻く今を写真記者が追いかけます。レンズワークや撮影技法を駆使しながら、地域の新たな一面を斬新なアングルで紹介。彩り豊かな1枚でニュースの現場に迫ります》
被写体としては日々のニュース写真と重なる部分もありますが、普段のニュース記事に付ける写真と比べ、より見せ方、映像表現にこだわった1枚といえます。紙面では写真を大きく、記事は短めの構成にしています。
掲載100回を超える中から、いつものように私の独断で選んだ何枚かをご紹介します。
人影まばら 献血不足深刻
続いてもコロナ禍を表した1枚です。
温浴施設で読書の〝巣ごもり〟
次は2021年秋にあった衆院選の選挙期間中の1コマです。
駅前の訴え、その傍らで
満天の白星を信じて
昨季は開幕から11戦未勝利と苦しみ、13位に終わったヴィッセルですが、今季は首位争いを繰り広げています。
今季のヴィッセルといえば、忘れがたいこんなシーンもありました。
いつも中心に彼がいた
神戸新聞NEXTには、退団試合の写真集も掲載しています。
次は、神戸らしい光景でありながら、視覚的に面白い1枚です。
動く街、ミナト神戸に
NEXTには動画もあります。
最後は、大規模な再整備が進み、変わりゆく神戸の街を切り取った2枚を。
新ランドマーク 圧巻の「借景」
動画はこちら。
アカツキの新アリーナ
こちらも動画があります。
〈ぶらっくま〉
1999年入社、神戸出身。
いかがだったでしょうか。写真もさることながら、コンパクトにまとまった文章も楽しんでいただけたら、うれしいです。私も時々、この連載の文章のデスク作業を担当することがあります。いい写真が付いていると、文章を校正する方も楽しく、作業がはかどります。