デジデトとデジデト

お疲れ様です
昨日は第一回デジデト(デジタルデトックス)を開催した
参加者1名、私のみ

結果
思ってたより良かった

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とはいえどうしてもデジタルと向き合わざるを得ない状況に追いやられてしまい、結局デト出来たのは、11:00頃に家を出発する前~13:50頃に帰りの電車に乗るまでの間のみとなってしまった

しかしまあそれでも充分効力があったので、マジで定期的にやりたいなと思った次第

「何もしない」をする日
参加者随時募集してるよ

あるのよ



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4/13(土)
18:00
仕事終わりに上司と麻雀を打つ
雀荘の前にあるコンビニで酒とソーセージ的なやつを買って食べた


23:00
死ぬほど負ける
もうちょっとで泣くところやった

ほぼ終電で帰宅し、気を取り直してギターを弾く
風呂に入って就寝

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4/14(日)
10:00
起床
ラインを返信したりして準備を済ませる

11:00
スマホの電源をオフにして、カバンの一番下に詰め込んでから家を出る


どうせならブログに書こうと思ってた事もあり、以前職場で使用していたが十字キーが不調でお役御免となったデジカメを持参して出かけた

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家から出て割とすぐに「これは成功かもしれん」と思う

なんというか上手く言い表せへんねんけど、日常生活から「スマホ」というものが消えたら、その瞬間から外界に目が向くんやな

信号待ち、電車待ち、時間確認、スマホ決済、写真撮影、自己顕示、他人を知る、などなど、なんでもえぇねんけど、スマホに目をやるタイミングが日常生活にはかなり多い


そして更に、もっとぼんやりとした疑問である「アレってどうなったっけ?」とか、「ここってどうやって行くべきなんやろう」とかでさえ、考えた瞬間に「スマホありまっせ」と頭にチラつく


大袈裟かもしれんけど、何をするにしてもスマホが頭の片隅におるというか、全然スマホいらんやろってタイミングでも、行動の選択肢にスマホがエントリーしてくる事を実感したわ

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駅のホームに到着してからも、ほとんどの人がスマホを見ていて、そうでなくても謎に片手にスマホを持っていたり(スマホは全く見てない)、いや~時代の移り変わりの渦中に自分はいるんだぞ!って体感するためにスマホ見てる人もおるけど、実際にはそうやってスマホを眺めている間に時代が変わっちゃったりするんかな~とか考えていると、スマホは一種の玉手箱みたいなもんやなと思った



日差しが強い昼やった

日光を電灯替わりにしてスポーツ新聞を読み耽るオッサンがおった

非常に人間らしくも見え、進化に置いて行かれた旧人類にも見える

しかしやっている内容は周りと一緒で、オッサンが持ってるそのスポーツ新聞や、冒険家が持つ地図や、あの子が図書館で呼んでいた分厚い文庫本や、子供達が遊ぶゲームや、かつて家にあった黒電話が、今やスマホ一台に集約されてるんやから、凄い時代やな、黎明期って感じやでホンマ

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電車に乗り、西に向かう
とにかく西に向かおうと決めとったから、特にあてもなく西へ向かう

三ノ宮で新快速に乗り換える


三ノ宮から西に向かうと、舞子あたりで明石海峡大橋を通り過ぎる
その前後は海見える景色が続く
最高や

ISOさげたら真っ暗になった
須磨あたりかな

我が青春を過ごした明石を通り過ぎると、うってかわりまくって田園風景が広がる
これはこれで「我が地元よ!」って気持ちが出てくる

土山とかかな





生まれ故郷の加古川を通り過ぎる

あの川の縁で待ち合わせとかよくしてた




新幹線の高架が在来線の真横を並走し始めたら姫路が近い合図となる




昨夜、麻雀前に食べた一本のソーセージを最後に、何も食べてないから空腹状態で姫路に到着する

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姫路に着いたら

JR姫路駅



いきなり目の前これ

駅のホームにある立ち食い蕎麦屋




姫路には「えきそば」という文化があって、駅のホームに立ち食いの蕎麦屋がある

そういうのはまぁ全国津々浦々よくある話なんやけど、姫路(および加古川)にあるえきそばは「まねき」という会社が展開してる


まねきのえきそば、出汁は和風、麺は中華麺というよくわからん組み合わせやねんな

通常のオリジナル「えきそば」にはデフォルトで「天ぷら」が乗ってる


しかしその天ぷらは、一般の方々が考えるようなサクサクした天ぷらではなく、ぶよぶよすぎてよくわからん油のかたまりが蕎麦を漂ってるだけやねん

改めて見てもなにこれ



生まれて初めて食べた時は「!?」ってなったけど、今となってはそのぶよぶよを食べに来てると言っても良いかもしれん
ウーマです



姫路へ到着した時にいた西向きのホームに店舗があり、向かいの東向きのホームにも同じように店舗がある

ごらん
あれが向かいのえきそばだよ


次の電車まで、待ち時間は15分


自分いけます
やらせて下さい

2杯目とり天蕎麦
ぶよぶよ不在




まねきのえきそば、私はかなり好きで大昔から通いまくってるんやけど、ぶよぶよ天ぷら蕎麦以外は初めて食べたかもしれん

これはこれで美味しい

っていうかとり天を液体につける事によって衣がはがれて、奇跡的にその衣が不在やったはずのぶよぶよを再現してるんですけど
ウーマでした

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姫路の駅からは出ず、折り返して東へ向かい移動する
気が向いたため加古川駅で下車


ナチー(懐かしいの意)




駅前から国道方面へと伸びる商店街を進む


1Fにセブンイレブンがあるビル


このセブンイレブン昔は無かった
高校時代、夜になるとここで友達がブレイクダンスの練習をしてた(私は見てただけ)

みんな元気かな~

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いつも歩いていた商店街をとぼとぼと歩く

それにしても加古川の商店街って時が止まってるんか?ってくらい古いお店が現役で動いてて感動した


こういう文具屋は
絶滅したって聞いてました
昔から生首マネキン苦手
カネボウアンチ
何を持って極早なのか
日光の当たり方によって
色褪せ方が違うやきいも
初代DIY
おじいちゃんコーデ
概念だけポスト




加古川特有なのか分からんけど、道が不自然にねじ曲がったような風景が多かった
地元にいたときは気づかんかったが、行政の及ぶ及ばざるがあったのかもしれん

味があって大変よろしい

最終的に駅前まで戻ってヤマトヤシキに突撃したり、昔通っていたECCの姿を見に行ったりした

ECCナチー



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ヤマトヤシキ1階に組み込まれてるパン屋に行き、これを買う

黄金パン!堂々第一位!



詳しくはこちら

駅前の床はこんな感じでタイル張りになっとるんやけど、この模様も懐かしい

いつも眺めていた足元



アートハウスからPADOMAに変わった時も、ステージの床を眺めては過去を思い出したりしてた


地面っていうのは人の手によって姿を変えられたりする「可変」やけど、その土地がごっそり変わる事ってそうそうないからある意味「不変」でもある

加古川市には不変が多く、いつ来ても落ち着くよ

また来るわな

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13:50

加古川駅のホームへ移動して電車を待つ

黄金パンのきな粉は風に乗って飛んでいく(途中で食べるのをあきらめる)

このタイミングでスマホの電源をつけ、デジデトを終了とする

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はい~お疲れ様でした~

まぁだらだらと文章書いて持たけど、結局冒頭に書いたことが全てやったわ

無意識のうちに「スマホ」という選択肢が頭の中に常駐してるんやな、って気づけたのがかなり大きい

そしてその選択肢が消えた瞬間から自分の心や感覚は新鮮になる
これマジでみんな一回やってみたらいいよ!ホンマにおすすめ

私の場合は結局3時間くらいのシャバデジデト(シャバいデジタルデトックス)やったけど、それくらいがちょうどいいかも

スマホ見れなくて不安って人がデジデトしても、逆にスマホ気になってストレスとかあるかもしれんからね、人には人のデジデトですわ



てことでまた近々デジデトをやろうと思う

次は逆に東方面へ行こうかな

大阪でスマホ無しとか地獄かもしれんけど、道に迷ったら人に聞きゃいいし、まぁなんとかなるか~


ほな、またSNSで募集かけるんで暇な人は一緒にデジデトしよな~
おつかれい~

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