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糸を紡いで、布を作り、その布が、誰かを包んでくれるように願うのが仕事 | 学習支援団体「あいむ」設立から10ヶ月、次のステージへ向かいます

以前ノートを書いてから、気づいたらtwitterでは100を超えるいいねを頂いていました。

そんなにたくさんの方に読んでもらえるなんて。

「あいむ」の世界観にほんの数分でも浸ってくれていたことが嬉しいです。

(以前の記事はこちら↓)

今日のアウトラインはこちらです。


あいむの体制

あいむは、その後、マーケティング部門を始め、業務委託やプロボノの方、インターン生やアルバイトスタッフ(事務、チューター業務)、ボランティアスタッフと総勢27人の方々が関わってくれる組織となりました。

つい先日、初めてスタッフの方々にお給料を振り込む日で、一人ひとりの顔を思い浮かべながら、ありがとうの気持ちを込めて、振り込んだ明細と感謝の言葉を送りました。

去年の9月に始めた頃は、誰かと一緒に組織を運営していくだなんて考えてもいませんでした。

それが、組織や理念、事業に共感をしてくれ、集まってくれた仲間がいることに本当に感謝しています。

9月時点での生徒数は、1人。生徒は28人の生徒が今では毎日授業を受けてくれています。

変化

私は、プレイングマネージャーとして、日々授業をしながら、メンバーのマネジメント、事務作業をしています。

私が全員の生徒を見ることは少なくなり、仕事の質も変わってきました。

以前は一人で、ビジネスモデルを考えて、それを自分の手で動かして、違うなと思ったら、ビジネスモデルをまた変更するという、

糸なのか布なのか分からないものをとりあえず、機織り機にかけて、無理やり布にするということをやってきたように思います。

とりあえず、商品作らな!全力でやって、品物は出来てる!オッケー!みたいな。

でも、今は、マネジメント業務のほうが多いです。

生徒を担当するチューターを見つけ出し、あいむの空気感を共有して、あとは、チューターの力を信じて、チューターを見守ったり、伴走をしたり。

あいむは、○○してくださいと細かく指示をすることはなく、チューター自信にも学んでいって生徒と一緒に成長してほしいので、私は基本的に彼らが働きやすい環境を作ることに注力しています。

現在のあいむ

とにかく全力で商品を作っていた今までと違い、

完成の布をイメージして、丁寧に素材を選んで、糸を仲間と一緒に紡いて、布を作る。

そして、その布で誰かを包み込んでくれるのを応援する(見守る)。

そんな仕事のスタイルになってきたなと思います。

新事業

私の仕事も新しいスタイルになってきましたが、

あいむは、私の母校であるAPUからAPU Alumni Social Development Grantの助成金をいただけることが決まりました。

初めて、助成金を受けることになって、助成金を受けることよりも、何よりもこうやって、背中を押してくださる存在がいるということが嬉しいです。

その助成金で、新しい取り組みをしたいと思います。

それは、奨学金事業です。

今までも経済的に難しく、授業料の支払いが難しい生徒がいました。

そもそも、あいむは経済的に厳しい家庭にも教育を届けたいという思いがあります。

そこで、意欲のある中高生に奨学金を出して、あいむの授業を受けてもらおうというプロジェクトを始めます。

これから具体的なことを詰めていきますが、

気持ちは変わらず、生徒に寄り添った授業を届け続けていけるように毎日がんばっていきます。



あいむでは、授業料が払えない学生に対して奨学金を出しています。

ご賛同いただける方はご寄付をおねがいしております。

是非よろしくお願いいたします。

https://syncable.biz/associate/aim/


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