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啓蟄・次候:桃始めて笑う

啓蟄(3/5~3/19) 七十二候:桃始めて笑(さ)く( 3/10~3/14)
二十四節気七十二候を見ていると、季節を表わす素敵な言葉が多くて、
同じようなこと何度も言ってしまうのですが、
花が咲くことを〝笑く〟という、昔の人の感性にグッときます。

春の代表的な花を表わす言葉「桜梅桃李」(おうばいとうり)。
梅:1~4月、桃:3~4月、桜3~5月、李3~4月
春に花を咲かせるバラ科の植物が咲く時期を重ね、
春の彩りをリレーしているようです。
同じくバラ科の杏の花が咲きました。 (タイトル写真)

以前は2月半ばくらいには聞こえていたうぐいすの鳴き声が、
だんだん遅くなっていて。
そして鳴き声が聞こえる期間も短くなっている気がします。
一昨日、やっとウグイスの鳴き声を聞いたんですよ。
年々、季節を感じるものの訪れがズレたり、
無くなったりしていくのを感じるせいか、
今年はじめて聞いたウグイスの声に
「ああ、ちゃんと春になっている・・・」
なんとなく、そんなふうに感じます。

そして一昨日は台風のような大風が吹き、
草木を存分に揺らして去っていきました。

自然に委ね、風にまかせ、地に着くハッサクたち・・・

枝に残っていたハッサクを地に落とし、さまざまな植物の種を飛ばして、
春を奮い起こしていったような。
感心してばかりはいられない。
ああ、実を拾い集めないと・・・・。 

カリフラワー、お味噌汁で食べると甘くておいしいですよね。
葉も茎も具材になるし、淡泊な味だから味噌との相性も良くて。

カリフラワーとニンジンのお味噌汁(出汁は真昆布とカツオ節)

旬もそろそろ終わりのカリフラワーを丸ごと味わい、
季節に合わせ身体を整えようと思う、3月の日曜日。

感じたままの春の日記におつきあいいただき、
ありがとう。(^^)

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