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株:4月9日 安川電機の決算

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
この記事にそそのかされて売買しないでスー、せんきゅー。


まずは、日銀短観で製造業の業況判断を頭に入れておく

3月の日銀短観では製造業の先行きは良いが減りさほど良くないが増えています。
その一方で製造業の海外での需給判断は回復傾向にありそう。
しかし海外売上高で見ると2024年は少し減少と見ている。

安川電機

安川電機
『福岡県北九州市に本社を置く、モーションコントロール機器のリーディングカンパニー。
創業は1915年で、100年以上の歴史を持つ老舗企業。
主な製品は、モーター、インバータ、ロボットなど。
これらの製品は、世界中の様々な産業分野で使用されている。
近年は、ロボット事業に力を入れており、協働ロボットやAI技術を活用したロボットソリューションなどを提供している。
売上高は約4,000億円、従業員数は約17,000人』(Byじぇみに)

NVIDIA推しとしても重要な企業の一つ。
先月のGTCではロボット産業も大きく取り上げられ、その中で安川電機も紹介されました。

NVIDIA社製のGPUをロボットコントローラ内にデフォルトで搭載したロボットアームMOTOMAN NEXT シリーズを販売していいます。
この間のGTCでも基調講演で紹介されたし展示もされた。

決算

https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/20240405_haifu.pdf

安川電機<6506>が4月5日に発表した2024年2月期の税引前損益は2.9%減益の69,078百万円、直近のIFISコンセンサス(68,307百万円)を1.1%上回る水準だった。
また同日発表された業績予想によると2025年2月期の税引前損益は7.1%増益の74,000百万円、IFISコンセンサスを1.4%上回る水準となっている。
今期の年間配当は前期比4円増の68円に増配
直近3ヵ月の実績である12-2月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比8.9%増の158億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の13.6%→13.0%に低下した。

この決算に対して株価は4月4日の6389から5日は終値6174まで下落。
8日は始値は6374で反発したが終値で6124><
そして9日の今日は再び反発し午前の終値6404

どうしてこうなったのだろうか?

まず、2023年がコンセンサスを上回ったものの会社予想を下回っている事。
特に経常利益で会社予想を5%も下回ってしまったので来期の7.1%プラス予想も『また大風呂敷を広げているよW』と受け取られたのだろう。
日銀短観的にも製造業の先行きは慎重に考えるべきと言うのがあった。

安川電機のコメント
2025年2月期(2024年3月1日~2025年2月28日)の当社グループを取り巻く経営環境は、半導体・電子部品市場の投資再開が見込まれる等、製造業における自動化・省力化に関する設備投資が回復する見込みです。
これらの市場の立ち上がり需要を的確に捉えることで、増収増益を計画します

ちなみに去年のコメント
『2024年2月期(2023年3月1日~2024年2月29日)の当社グループを取り巻く経営環境は、EVやリチウムイオン電池関連をはじめ、製造全般における自動化・省力化に関する設備投資が継続する見込みです。
これらの継続的な需要を的確に捉えることに加え、受注残の確実な消化により売上は伸長する計画です』

去年は設備投資が継続と言っていたのに今年は回復。
つまり去年は結果的に継続しなかったという事で今年は回復が見込めると予想。
マーケットもEVやリチウムイオン電池ではなく、半導体・電子部品市場にターゲット。

ロボット部門で減益になったのは間接費の増加。
間接費は福利施設負担額、原価償却費や光熱費、貸借料、保険料など。
これはおバカな私にはよくわからない><

しかし、2024年度はモーションコントロール部門が落ち着いてロボット部門の回復が見込まれている。

おそらく去年の後半に販売を開始したロボットアームMOTOMAN NEXT シリーズの売り上げに期待できるのだろう。

そして、去年は良くなかった中国の回復も兆しが見えている。
まぁ、あの国が発表する数字はあてにならないので本当のところはわからないが、アメリカやオーストラリアとの交渉や半導体の開発、XiaomiのEVなど見ても個人的な勘として回復傾向にあると思う。

欧米にしても人件費を削り利益率を上げるためにロボットを導入する流れになっている。

ロボット部門の売り上げ上昇は個人的にはうなずける。

設備投資で日本とアメリカで生産強化にも取り組んでいる。

株価が決算後二日ほど伸び悩んでいたのがここにきて上昇しているのも改めて見直して評価している人が多いからでしょう。

アナリストもやや強気に据え置いて目標株価を6400→6500に上げた。

信用倍率も0.83はいいね。


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