医療の世界では、最善の結果を求めながら、最悪の結果にも準備することが普通だ


色々な選択肢がある時に、みんなが同じ方向を向いていれば、選択肢に迷うことは少なくなる。

それぞれの方向性が違うと、一つの選択肢を選ばなければいけない場合に、関係する人が相談して一つの選択をしなければいけなくなる

コロナに関して関係する人は、日本であれば全国民となる


現状、どの世代も、どの職種も、疲労が蓄積してみんなしんどいと思う

新型コロナはデルタ株の感染拡大で、どの世代も対策を強化しないといけなくなっている。ワクチン接種を先に済ませた年代や職種は、重症化や死亡する可能性が低いとはいえ、感染するとワクチン接種を済ませていない人に移してしまうので、不織布マスクのしっかりとした着用や手指衛生、3密を避けた行動様式は、2021年8月の時点では継続が必要になる。

今のペースだと、10月になればワクチンの効果が発揮され始め、12月頃にはひと時の欧州のような対策解除ができるかもしれないが、次はラムダ株が猛威を振るうかもしれない。

結局、いつまでたっても感染対策を続けなくてはならず、みんなまとめて経済的に破綻するかもしれないのが「最悪のシナリオ」かもしれない。


個人の立場で考えると、多くの人にとっての「最悪のシナリオ」は、自分が感染してものすごく苦しくなったり、同居する家族が感染することかもしれない。

そうならない様にできる対策はしっかりと継続してもらいたい。


コロナの影響で、知人がどう行動するのかSNSで見る機会があるが、もう恐らく関わることがないだろうと思う人も居る

情報をどこから得て、どのように評価し、どう行動しているのか

科学的な思考の好き嫌いも影響するだろうが、感染症の対策は健康に直結するので、慎重に選択してもらいたい。


「感染症のことを気にせずに生活できる」;多くの人にとってそれがゴールであると思う。

最悪のシナリオにならないために、それぞれが我慢しないといけない日々が続く…


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