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IMAXで観る鬼滅の刃は期待以上に凄かった。

節分の日といえば、「鬼滅の刃」の映画。
というルーチンが私の中で定着しつつある。

1年前も、節分の日直後に「鬼滅の刃 上限集結、そして刀鍛冶の里へ」を観に行っていた。

さて、1年後の2024年の鬼滅の刃の映画は、「絆の奇跡、そして柱稽古へ」。

今回のアバンは、今までのアニメシリーズの回想から。炭治郎立志編を「from the edge」、無限列車編を「白銀」、そして遊郭編を「朝が来る」で振り返るという演出だった。つまり、各アニメシリーズのエンディングテーマである。前回がオープニングテーマで振り返る構成だったので、今回はエンディングで、ということだろう。不覚にも、「朝が来る」とともに振り返る遊郭編にちょっとだけ泣きそうになる。

本編は刀鍛冶編の第十一話、そして初公開となる柱稽古編の第一話という構成である。
つまり、鬼滅の刃アニメシリーズの中でも大好きな回、「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」がIMAXスクリーンで観られるまたとない機会なのだ。

この回は、炭治郎立志編「ヒノカミ」と対になる回だと、個人的には思っている。
炭治郎立志編「ヒノカミ」では「竈門炭治郎のうた」、刀鍛冶の里編「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」では「竈門禰󠄀豆子のうた」が登場し、共に兄妹の絆で鬼を倒す回だからだ。
立志編の「ヒノカミ」を観た時、衝撃だった。
でも、「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」はもっと衝撃だった。
作画も、音楽も、ストーリーも、全部本気。
この回を再び、それもIMAXスクリーンで見られて良かったなあと思う。


続いて、柱稽古編第一話。
冒頭のアニメオリジナルシーンに思わず引き込まれた。
「・・・なるほど、そうきたか!」
ネタバレはしたくないので詳細は省くが、原作全巻既読の私にとって十分納得のアニメオリジナルだった。

そして、柱稽古編第一話のエンディングには、これからの柱稽古編のオープニングアニメーションと主題歌。
鬼滅の刃のオープニングアニメーションは、そのアニメシリーズの流れに沿ってストーリー仕立てになっている。そのまとめ方が実にうまい。
・・・これは、最終決戦に着実に近づいてきていると、否が応でも期待せずにはいられなかった。
「鬼滅の刃」のクライマックスである無限城編、それを観られるのはもしかしたら、そう遠くない未来かもしれない、という期待。


「無限城編がもし映画化したら、日本アニメ映画史に残る伝説になるだろう」
前回の感想文にも書いたが、一層そんな予感がしてならない。


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