口論から生まれたもの
さいきん仕事関係の、とある人と口論した。基本的に、ぼくは口論とかはするタイプではない。穏便にいきたいし。面倒なことは嫌いだからね。笑
けど、なんかプチんときて、数日前にキレたことがあった。久しぶりに、ひとと口論した。数分程度だっただろうか。結構強い言い方をした気がする。
しかし、口論しているうちに、ふっと俯瞰して自分をみると...。ただおれは「いつもありがとう」っていう、言葉が欲しいだけってのに気づいた。
まあ、その間に色んな話があったが、とりあえず「ありがとう」って言葉が最近なくて、それでキレてるんだと自分で理解する。そして、数分後、冷静になって謝った。ひど言い方をしてすまなかったと。
相手は、私たちも悪いわと謝ってくれた。そう言われて、ふっと軽くなった。お互いの目に見えないわだかまりが、なくなった気がした。と同時に、その人に、ありがとうって感謝できた。
そんなことでと思うかもしれない。しかし、人間関係というのは、大抵の場合、相手へのリスペクトがなくなった瞬間にトラブルが起き始めるような気がする。
ありがとうと伝えなかったり、何でもかんでもやってくれると思ってしまったり、当たり前のように頼み事をしたり。ぼくも多々、反省すべき点がある。相手の時間をとってもらっているのに、相手へ配慮のかける発言をしてしまったりね。そういう些細なところから、溝は深まっていく。
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話を戻そうかな。
あとさ、不思議じゃない?おれが「ありがとう」って言われたかったのに、なぜか気づいたら「いつもありがとう」って相手に感謝してるって。これって、すごい発見だと思う。
まず、ぼくは「ありがとう」がほしい。けど、「ありがとう」がもらえない。それはきっと、僕が「ありがとう」っていうことを忘れてしまったからだと思う。
「ありがとう」って伝えることを忘れたら、相手も言わないことが普通になって、最終的にはやってもらうこと全てが当たり前になってしまう。しかし、ぼくが「ありがとう」と心の底から感謝すると、相手も感謝を忘れずに、僕にも「ありがとう」って言葉で感謝してくれるかもしれない。いや、言葉で感謝しなくても、きっと心で思ってくれるはずだろう。
ありがとの魔法。すごいなって思う。なんだか言葉で表現するのは難しいけど。とりあえず、相手へのリスペクトと忘れずに、常に感謝は「言葉で」伝え、相手を尊重するということだ。
難しい、かもしれない。すぐにはね。けど、出来ると思う。おれには。なんだか、感謝したい人がいっぱい思い浮かんできた。いつもありがとう、少し照れ臭くて言えないけど、ここで言っておくよ。
ありがとう。
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