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『寂聴 源氏物語』から『友だちがしんどいがなくなる本』まで。年末年始ゲラ読み募集中の中から注目作品をピックアップ

今年も残りわずか、年末年始に読む本を選び始めている方も多いと思いますが、本を応援するWEBサイトNetGalleyをご存じでしょうか?

NetGalleyは出版社が掲載した発売前の本のゲラやイチオシ既刊本を読み、レビューを書いて本のプロモーションを応援できるWEBサイト。実際にレビューが書店のPOPやWEBサイトで紹介されているのを見たことがある方も多いと思います。

当社でも文芸作品から実用・ノンフィクションまで常時10作品前後をラインナップ。本記事ではそのなかでも特に年末年始にオススメしたい3冊をピックアップしました。

リクエストを送るには会員登録が必要です。登録・利用は全て無料。読んでみたい作品にリクエストを送り、出版社に承認されると、作品を読むことができます。なお年内のゲラ読みリクエストの承認は12/28までですので、リクエストはお早めに!(年始は1/9からになります) 読み終わりましたら是非レビューをご投稿ください!

まずは、2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」の放送開始前に、読んでおきたい一冊から。

『寂聴 源氏物語』 瀬戸内寂聴

刊行日 2023/11/07 NetGalley掲載終了日 2024/01/31

◆内容紹介

2021年11月9日、99歳で逝去した瀬戸内寂聴さんは、作家・僧侶として人間の愛と悩みに寄り添い続けました。生涯に400冊を超える著作の中でも、最大のライフワークとして取り組んだのは、『源氏物語』の現代語訳でした。

1996年から98年にかけて刊行された瀬戸内寂聴訳『源氏物語』は、寂聴さんならではの読みやすく美しい名訳が評判となって「源氏ブーム」を巻き起こし、現在までに350万部を超えるベストセラーとなりました。

このたび、その寂聴訳『源氏物語』(全10巻)から名場面を抜粋し、全1冊に編みなおした『寂聴 源氏物語』を刊行しました。「時間がなくて、全10巻はなかなか読めない‥」という読者にもお勧めの、入門書にして決定版です。

この1冊で「源氏物語」の主人公・光源氏の誕生から、様々な恋愛や試練を経てこの世を去るまでの一生をたどることができます。また、光源氏をとりまく個性豊かな女性たちの愛と苦しみを、寂聴さんが深い共感をこめて描いていることに気づくはずです。

2冊目は1/23発売予定のこちら。正しい参拝ノウハウを知って、初詣は神さまの力を味方につけましょう!

『愛される人はなぜ神社に行くのか?』八木龍平

刊行日 2024/01/23 NetGalley掲載終了日 2024/01/22

◆内容紹介

神社参拝のスペシャリスト、リュウ先生が「恋愛」を切り口に、今回は寺社も加えて神社仏閣参拝のノウハウを伝授。

「愛されたい」「選ばれたい」と望むのは、まさに愛への渇望。そこを突き詰めてもただ苦しいだけで、愛のない人に利用されてしまうリスクもあることに気づいていますか?

恋愛がうまくいかないときどうすればいい? どうすれば素敵な人に出会える? 幸せな人生をつかむには? 「愛」のお悩みを神仏の力を借りて一気に解決。

神仏効果がアップする参拝方法、神仏を味方につける黒魔術、最高の神仏ガイド、神社仏閣参拝Q&Aで、リュウ先生が幸せな恋愛のつかみ方をわかりやすく解説。「最高の自分」になるための情報が詰まっています!

最後は2/27発売予定のこちら。友だちがしんどい学生さんだけでなく、人付き合いがしんどいすべての方に読んでいただきたい1冊です!

『友だちがしんどいがなくなる本』石田光規

刊行日 2024/02/27 NetGalley掲載終了日 2024/01/09

◆内容紹介

現代社会に生きる私たちは
「友だち作り」という無理ゲーへの参加を強いられている――

SNSの発達、自己責任論、コスパ・タイパの重視……
従来とはまったく異なる現代社会における
「自分を守るための人間関係」のコツを
気鋭の社会学者が教える一冊。


「LINEの返事をすぐに返さなきゃいけないと焦る」
「話題のコンテンツを追いかけないと話についていけない」
「仲はいいけど、本音を語り合える人はひとりもいない」
「すべての人間関係を捨ててしまいたいと考えてしまう」

そんな思いを抱えて、友だちづきあいに「しんどさ」を感じている人は少なくありません。

じつは、そうした「しんどさ」は、個人のコミュニケーション能力の欠如などの属人的なものではなく、「友だちづくりを強いる現代社会の仕組み」にこそ原因があります。
現代社会に生きる私たちが友だちをはじめとした人間関係で思い煩わないために大切なのは、そういう「社会の仕組み」を知り、友だちとの適切な距離のとり方を学ぶこと。
早稲田大学で社会学を教える著者が、現代の人間関係の仕組みを看破し、そうした社会における人間関係のコツを教えます。

そのほかにも作品をラインナップしております。講談社のネットギャリーのページはこちらから ☟



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