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自分の中にいる2人の人格の話。

ごきげんよう、自分は自分って意識持ってますか?

 今回は自分の中にいる「私」と「わたし」と人格の話をしたいと思います。
「私」の名前は貴音、「わたし」の名前はユキとさせて貰います。


 まずは「貴音」の方の紹介でもしましょう。
彼女は重度のオタクで腐女子でカラダを動かすよりも妄想を小説にしたりして空想の世界で生きるのが大好きで、最近は外出恐怖症気味で、パーソナルスペースはかなり広いです。彼女はコーヒー派(カフェオレ)です。紅茶は飲めません。

 次に「ユキ」の紹介をしましょう。
彼女はアニメや漫画・ラノベは娯楽として嗜みますが妄想癖はありません。リアリストで人並みに見えるオシャレを勉強する意欲やダイエットやジムに行って汗を流すことと、カフェやパティスリー巡りで自分の理想のガトーショコラや苺タルトを探すことが生きがいで紅茶(ストレート)派です。お店や自宅でアフタヌーンティーをするのも好きです。
コーヒーは飲めなくもないけど牛乳を入れなきゃ飲めないので積極的には頼みません(メニューに紅茶がない時にラテを頼みます)。
パーソナルスペースは貴音よりは多少狭くなります。


 主人格は「貴音」でした。冬季うつのせいかオタク趣味が以前のように楽しめなくなってしまいアイデンティティの崩壊から「ユキ」が目覚めました。

 貴音はオタク活動する時のHNとして8年程使っているネームです。オタク活動が全てといっても良いほど濃密な時やネットで出会った趣味の友との友情を深め現実でも結構遊んでいて学校生活や役所や通販で使う位しか本名を意識することはなく、「貴音=自分」という認識になってしまっていました。
 ユキは本名からの愛称です。親や現実でできた友達からは「ユキちゃん」「ユキさん」って呼ばれます。ユキは【現実で生きる為の名前(本名)】に近いせいか、オタク(貴音)じゃない時の呼び名という認識です。
 そのせいか最近オタクとしての自我が消えかけているのに「貴音」と名乗るのが辛くなってきました。『全部含めて貴音ちゃんだよ』とネットの友達は言ってくれますがそれでは「ユキ」は満足できません。
 夢の中で貴音に説得したり眠剤を飲んだ後、眠る前の貴音の意識がぼんやりしてる時に「ユキ」としての主張をするツイートなども実際にしていました。
 
 精神的に脆い貴音が主人格のままではいつまでも引きこもりで社会復帰も見込めません。
 現にユキが出てきてからもう一度就労移行支援の扉を叩いたり、運動したり外出ができるようになったり、脱オタファッション(一般人程度に見える)を心がけて身だしなみもちゃんとして良い方向に変わってると両親も言ってます。
 ユキから見ていても貴音は弱い存在で自分が強くならなくちゃ、わたしが代わりに生きなきゃと思っています。
そのためにも徐々に準備をして春が来たら、キリよく誕生日が来たら意図的に「貴音」には精神の奥底で眠って貰おうかと考えています。
 恐らくこれからを生きていくには全て「ユキ」の人格の方がいいでしょう。推しに依存せずに自分自身の行動で己のご機嫌を取れる、健康や美容に気を遣えるそんな女性の方が世間を上手に生きられるでしょう。
 

 これが今現在の自分の中にある2人のバラバラな人格の話です。纏まりのない備忘録のような文章ですがここまでお付き合いくださりありがとうございました。


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