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なでしこJAPANが教えてくれたこと

FIFA女子ワールドカップ、なでしこジャパンの戦いは終わりました。
悔しい結果ではあるけれど、この数日間でなでしこはたくさんのことを教えてくれました。

「中学生以下のレベル」「女子には無理」
最近の女子サッカーをよく知らないその他大勢からの批判
ワールドカップなのに放映予定がたたない。
いつ終わるのか分からない2011年との比較。

思えば逆境だらけのスタートだったと思います。
そんななか、どんどん勝ち進む快進撃。

そしていつでも彼女達は明るく元気でポジティブだった。
賢くて、強くて逞しかった。
少しずつ応援する人達が日本にも増えてきたと思う。

愛情たっぷりの食事を用意する西シェフ(お鍋のニンジンはいつも星形だったとか)
スタッフや現地のファンの方。
明るくて一所懸命でいつも元気ななでしこは、愛されるチームになっていったと思う。

私も、都内のKAMOでなでしこグッズを購入しようとしたら、
後半はウェアは売り切れ、キーホルダーも残りわずかだった。

今回のなでしこ、私のなかでは過去最強で最高のなでしこだったと思う。
東京オリンピックの時は選手自体の表情もこわばっていて、
楽しそうには見えなかった。
今のなでしこはのびのびしていて、見ていてワクワクできた。
そして、見ていると頑張りに涙が出た。

いつも西が丘の小さなグラウンドで300人くらいの観客のなかでプレーする選手。
子どもサッカー教室で娘にサッカーを教えてくれた選手。
そんな身近に感じられる選手達が世界で戦っている。
散々叩かれて「弱い」「実力がない」と言われたなかで、
「結果で見せるんだ」と戦っている。

未だにYa●oo!ニュースなどでは「中学生ユースに負けてるようじゃ」
なんてコメントを見かけたりする(いつの話??)
アンチコメントをする人に、今年のWEリーグやなでしこを見た人いるのかしら。

アンチはスルーするとして、少なくとも今までと比べれば、
女子サッカーに心動かされた人が多かったのではないかと思います。

そういう意味では、とても大きな何かが動いたW杯だったと思う。
10月にはオリンピックアジア予選が続きます。
池田ジャパンの成長はまだまだ続いていくでしょう。

そして、2011年のW杯では日本は確かに優勝した。
でももう未来の話をしよう。
たくさんのニューヒロインが生まれたのだから。
GOGO!なでしこJAPAN!


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