鶯と蛙


ケキョ、ケキョ、ケキョ…。

(ん?…あ、うぐいす!?)

遠くの方で鳥の声。
木々のなかにいる(たぶん)鶯は、その後もしばらくして、再び、ケキョ、ケキョ、ケキョ…。

かえりみち、一旦、立ちどまって聴かせてもらっていた、春のも、(きのうのそのときは、ホーホケキョとはまだ鳴かず)きょうはこのへんで!と歩を進めた。



先週に描いたツバメさんたちは、にちにちお見かけするようになった。軒先から飛んでく姿をところどころでお見かけするとその場の空気がなんだか変わる。



よる、雨のあと。

遠くで、蛙が、くわぁ、くわぁ、くわぁ…と鳴いている。



〈かえるくんの漢字ってさ、なんで、虫へんなんだろ?〉

(虹も虫へんだよ)


〈そうだね〜。ふしぎだね〜。

かえるくんのjumpみたく、虹もjumpしてンのかもね。ときどき、小 jumpみたいなのもあるし…〉


(ふふふ。  雨のち、草木土くさ、き、つちうるおう。 かえると、にじが、jumpする。)



おあとがよろしいようで



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