本当のはじまり

それは、さかのぼることおよそ2年。

2016年の夏に放送されたあるTV番組に衝撃を受けた。

その番組とは、TBSテレビ ニンゲン観察バラエティ『モニタリング』。その日の「もしも、突然ヒーローインタビューをされたら…答える?答えない?」というコーナーだ。


一般の人がお店で酢豚を食べていたら、突然チアガールに囲まれ、あれよあれよと促されてお立ち台に上ってしまう。そして本物のTVカメラとアナウンサーによって、何もわからないうちにヒーローインタビューをされるという企画。

もうね、本当にオモシロイ!って思ったの。真面目だからなのか、人がいいからなのか、何が何だかわからなくてもインタビューに答えているんだから。質問をされたら何か答えなければいけない。いや、答えてしまうが正解なのかもしれない。

その時が、ヒーローインタビューのオモシロさに初めて触れた瞬間だった。

でも、それが協会設立の夢につながったとはまだ言えない。

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