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医者はなんのためにあるんだ!

今日は長野旅行から職場復帰だった。

バス通勤です、と言って自転車で通勤して交通費を着服している、と言うクソがつくほどケチな私なのだが今朝は何だか頭がモヤモヤしていた。

前日は寒すぎたし「え?風邪?」と思ったほどだったのだが。
ってか、多分、風邪だったんだろうけども。
それで出勤中に自転車で派手にコケた。

上手く受け身を取ったつもりなのだが、どうも肋骨が痛い。
打撲かと思うが、仕事で重たいモノを持つと冷や汗が出るほど痛い。

私はネット・スーパーで働いているのだが、こう言う時に限ってクソ客どもは空気を読まずに重たいモノばかりを注文する。

もう一人の男性は親族が危篤だ、と言う事で滋賀県だったか奈良県だったか、そっちに帰っている。

私の中で『滋賀県』と『奈良県』の違いは

鹿が沢山いる=奈良県
野生の鹿がいる=滋賀県

である。

西日本の人達は親族への情が厚い。
知人の西日本の人なんて、祖母だったか祖父が死んだだけで泣いていたもんな。

私は祖母と祖父の葬式は

祖父=『母親の浮気相手が葬式を仕切ったのでボイコット』
祖母=『寝坊により欠席』

と言う薄情者。
全く、九州の面汚しである。

そんなワケで重たいモノを運べるのは私の役割となる。
もう、持つだけで冷や汗が出るほど痛い。

途中、薬局によってロキソニンを買って2倍の量を飲む。
市販薬と言うモノは通常、定量の2倍を飲んで一人前の働きをする。

で、痛みは収まったので帰路、整形外科へ。

待ち時間50分。
で、医者は
「ヒビ・・・または骨折だろうねぇ」
と言う。

レントゲンを取るのだが、あんな不明瞭な写真で何が分かると言うのだろうか。

医者曰く

「折れた骨がズレていたら骨折。ズレてなかったらヒビ」
「まぁ、どっちも同じ事であやんして」
「兎に角、貴方は病人」
「病に犯されたた、と言う事は原因は水子」
「先祖供養をしていますか?」
「先祖の祟りです」

と言う。

「しかし、家系図もアヤフヤな北九州土民の実家に祖先も何もいないと思うのですが」
「じゃあ、君は前世では何をしていたんだね?」
「日露戦争の二〇三高地で、日本兵をマシンガンで殺していました」
「その前は?」
「倭国内乱で島根県民を棍棒で撲殺していました」
「その前は?」
「アノマロカリスとして弱い生き物を片っ端から食べていました」
「よく覚えているねぇ」
「昔から記憶力だけは良い、と言われていたんですよ」
「普通、忘れているよ」
「忘れたいんですけども、身体が覚えちゃってるんですよね。」
「まぁ、だから先祖供養もしていないし、業も深いし、君の骨折は前世の業だね」
「えー?一応、西洋医学の整形外科で『前世の業』とか言っちゃいます?」
「医学は元々は錬金術と言うか魔法の亜流だからね。そりゃ言っちゃいますよ。ホメオパシーとかあるだろ?あんなモノをガチで信じる医者よりはマシだとは思うがね」

つまり、私の現世の痛みや不眠、飲酒と喫煙、虫歯、抜歯、骨折と風邪などは全て

『先祖供養』
『前世の業』

で語れるらしい。

「じゃあ、どうすりゃ良いんですか?」
「君が前世で行った事を償いなさい。二〇三高地で殺した日本兵の遺族に謝罪し、島根県民へ謝罪し、バージェス動物群の動物に謝罪すれば、おのずと骨は癒着するでしょう」
「いや、日本兵の遺族とか既に死んでるでしょ?。それに島根県民って何万人ですか。あと、バージェス動物群は巨大隕石で絶滅していますし」
「それじゃあ、仕方がないなぁ。じゃあ、完治を待つしかないな」

と肋骨固定ベルトと湿布、ロキソニンが処方された。

肋骨は今回で3回目の骨折である。
『折れ慣れた』
と言う気がする。

そもそも『整形外科医』なのに、私と整形外科って湿布とロキソニンだけである。
外科的な要素が全く無い。
ギックリ腰をやった際にブロック注射をやって貰った事があったが、外科的な要素はそこだけである。
あれも局部麻酔って事で外科の領域に入るらしいのだが。

「じゃあ、注射で骨をくっつけちゃいますからネ。チクっとしますよー」

と注射一本で治らないモンなのか。

整形外科って未だに18世紀頃で止まっている化石医療な気がする。

で、ロキソニンで胃が痛い。
だが、ロキソニンを飲まないと肋骨が痛い。
肋骨固定ベルトは2000円だったが、つけるのが面倒臭い。

PCを買ったり、肋骨を折ったり、今月は出費が嵩むなぁ。

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