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【二日酔い巡り】カ、カメラが猛烈に欲しくなってしまった記事。

 妻がつわりがひどく、私は二日酔いがひどい。生命反応がもどってきたのは、つい先ほどだ(今、20時)。しかし、せっかくの春分の日を無駄にするわけにはいかない。せめて皆さんのNOTEを読んでは睡る一日にしてみた。

 私は編集者の方が書いた記事を読むのが好きなので、今日は編集界隈のNOTE散歩をすることにした。その中で、出会ってはいけない方の記事に出会ってしまった氣がする。それがコチラ。

 私の仕事の傍らには、ほぼ写真あるいは映像がある。どちらかというと、その質よりも早さが求められる仕事で、編集時間との勝負のことが多いから、1テラのiPhoneを購入し、こゝ数年これを愛用している。途中、iPhoneが急に毀れ、ネットが繋がらなくなったため、それ以降は連絡のとれない男としてのブランディングを確立したが、カメラ機能は相変わらずフルに使ってきた。

 そんな私が「自分が「かっこいい」と思うカメラを買えばいい」を拝読し、永いこと封印してきた感情を思い出してしまったのだ。その感情とは、

俺はiPhoneの映える写真が嫌いだ。。。

というものである。昔、その話を妻にしたら、「あなたは駄目よ、絶対にカメラにハマってしまうから」と云われ、たしかにその通りだなとあっさりカメラ欲を封印してしまったのだ。

iPhoneとはひと味ちがうような氣がする妻の写真

 あれから妻がカメラを担当することになり、彼女愛用の一眼レフで仕事も手伝ってくれている。カメラの種類まではわからないが、曰く「ウィンウィン、ピントを合わせてくれるところが可愛い」とのことだ。たしかに、小動物が首を小刻みに曲げている仕草に似てなくもない。

 ところが、その妻はつわりなので、しばらくは仕事も手伝ってもらえないだろう。ということは、私は仕事を理由にカメラをもとめてもよいのではないか。否、「君は今こそ一眼ではないカメラを買うべきだ」という神のお告げに相違ないのである。

 ちなみに、一眼レフなるものは二十代のとき、やや奮発してもとめたのだが、レンズが邪魔で持ち歩くことが自然と少なくなった。やはり持ち運びしやすいカメラが新たに必要となってくると云っても過言ではあるまい。

写真があると、想い出をおもいだせる。この写真は何処だか、忘れたけれど。

 閑話休題。記事によると(辻さんの記事を読むと、カメラだけでなく、本も異様に欲しくなってしまうから危険だ)、自分がかっこいいと思ったカメラを選ぶ際には、その匂いも視野に入れておく必要があるという。私は電氣的なものの匂いには無関心であったので、これは斬新であった。また、バッテリーの独楽廻しの奥義も書かれており、さらに購買意欲がそそられる。

 人類はスマホに凡てを詰めこみ過ぎたのだと思う。昭和生まれの私としては、これを反省し、スマート財布から皮の財布にもどし、本も紙の本を持ち歩くようにした。無論、カメラも本来のカメラに還るべきだ。ただポケットに入る点は継続していきたいが。

 お陰様で佳き春分の日となった。未来のカメラで何氣ない日常を切りとりたかった一日である。

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