人の身体は文字通り身と体に分けられる。神社等で清めるのは前者の身のほうで、こちらは触れることができない。同様に木にも身体があり、木の体はご存じのように不動であるけれども、その身は物に囚われず絶えず動いている。清まった身で晩秋の木に触れれば、あたかも紅葉が我が身に沁みるようである。
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