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師匠と私-Season1_ch.6☆プラグイン計画、あやうし?

ー前回までのあらすじー
師匠との雑談で、軽い気持ちでkintoneアプリプラグインを作ることに。
プロジェクト名「イカル☆プラグイン」
なんとか体裁はできました。
※cybozu developer networkのことはCDNと略してます。

師匠はザツダンが好きです。
いろんな話をします。海のこと、猫のこと、ロボットのこと。などなど。
雑談では話の展開がどんどん変わります。
今回はこのプロジェクト自体にかかわる話です。

あるとき師匠の話に耳をうたがいました。
「そもそもイカル、プラグインじゃなくてもいいのじゃ。JavaScriptカスタマイズだけでも良いかもしれんぞ」

え?”プラグインを作ってみる”って言っちゃってるんですけど。

たしかに、この程度の機能(アプリのレコード画面にポップアップが出る程度)でプラグインの必要はないよなあとうすうす気づいてました。
でも。いまさらコンセプト変えられないし。
なによりプラグインって響きがカッコイイ。

「プラグインって作ったファイルをまとめるだけですよね?簡単そう。」
ちょっと食い下がります。

🍰私の”プラグイン作り”のイメージ
小学生の時にお菓子の本を見て、クッキーとかに交じって(あこがれの)ショートケーキのレシピを発見した時の気持ち。
ケーキって材料これだけ?(卵、砂糖、小麦粉、牛乳…家にあるものだけでできちゃう)ケーキ屋さんで買うしかないと思ってたけど自分で作れそう(混ぜて焼いてデコるだけ)
=簡単につくれる!!と思う!
※実際はケーキ職人さんの技術が必要です。簡単というわけではありません。

師匠は続けます。
「よく目を凝らしてみるのじゃ。おぬしは高尾山くらい簡単と言っておったが、その向こうにうっすら槍ヶ岳が見えてきたじゃろう?登ってみるのも一興じゃが、無事に帰ってこられる保証はないのじゃ。それでもいくのじゃか?」
※私は以前、”プラグインの難易度”はエベレストほどではなく、高尾山くらいだと発言しました。

「ほら。マニフェストやら、プラグインパッカーやら、ppk形式の秘密鍵ファイルやら、難しいことが書いてあるぞい」
たしかに。そのあたりすっ飛ばしてました。

でもでも。食い下がります。

『マニフェストファイルは、プラグイン開発に必要な情報をまとめたファイルです。プラグインの名前やプラグイン内のファイルを記載します。』

→このとおりにjsonってファイル作って、ファイル名を入れてきゃいいのでは?

『create-pluginはプラグインのひな型を作るツールです。』

→これつかえば一瞬でできるのでは?

「そのとおりじゃ。
そして、わしは、ツールのインストールでつまづくと思っとる」

❓インストールでつまずくとはどういうことだろう。

「実際は、Node.jsっていうJavaScriptの実行環境を入れるだけなのじゃが。
コマンドラインとか出てくるし、あたらしいこと一気に押し寄せると雪崩で槍ヶ岳と高尾山の間で行方不明になるかもしれぬ。
そもそも!!今回プラグイン固有の機能は使わん!」

…プラグインじゃなくてもできる、は承知してます!
でも「実際は~実行環境を入れるだけ」=>それ以外はよくわからないけど、やっぱり簡単そうに思えてしまう。

なぜプラグインにこだわるかというと、カッコイイからです。
取り込んだ時の見た目がカッコイイ。

kintoneアプリ設定画面
JavaScriptカスタマイズの画面※味気ない(個人の感想です)
プラグイン設定の画面※見た目がカッコイイ(個人の感想です)

同じ人間だもん。できないことはないと思ってしまいます。
”プラグインへのこだわり”っていうより”カッコイイ”です。
やってみようという野望は持ちつつ。
さっさとJavaScriptコードを完成させるのが先決です。


また、こんな話題もでました。

イカル🐬に問い合わせ(検索フォームに入力)したとき、
質問に答えてない回答だったら面白い。

師匠「大昔にはやった人工無能を思い出すのう」
それ、なんですか?
「昔のチャットでは、それこそ対話なんて全く出来てなかったのじゃ。
人工「無能」って言われたくらいでのう。」

『海はなんでひろいの?』
=> 単語"海"が含まれてる 
=> 『オレっちは海大好きなのだー!!』

「みたいなすごく単純な仕組みだったのじゃよ。いまは進歩しておるようじゃがのう。」
へえー、面白い!人口知能を揶揄したような名前も遊び心あって素敵です。

「人工無能の活用例としてこんなものがあるぞ。」

・ユーザー数が多いECサイト
・内容の変化が少ない行政機関

なるほど。一定の回答で足りるもの、パターンが決まっているものですね。
たしかに、行政機関(というか政治家)なんかは、激しくあいまいな回答にするかそもそも質問に答えてないからピッタリ。※個人の感想です。

話をはぐらかしたいときとか、テキトーな回答するときに使えそう。
ちぐはぐな会話が面白かったりもする。
そう考えると、無能=いっけんすると無駄なこと=人間的ってことだろうか…人工知能と人間との違い…。考えが広がっていきます。

そして最後に師匠が。
「人工無能ならイカルくんにも搭載できそうじゃ!!」
「データ集めるのは大変じゃが「消す方法」以外にも特定コマンド、特定ワードによって返答や動作を変えれば、、、!」

…だれが開発するんだろう?

イカルプロジェクトの展開はいかに?

…ch.7へ続く


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