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初心者が小説 『ニンジャスレイヤー』 をどこで/どこから読むべきかメチャクチャ悩んだ話し

「2019年にやること」として勝手に掲げた通り…………

小説『ニンジャスレイヤー』を読み始めた。

まだ序盤も序盤だが、いまはヨロシサン製薬の特製バリキドリンクを騙し与えられて急性ズバリ中毒になった群衆が、車椅子を猛烈な勢いでこぐニンジャに扇動されてトーフ工場に殺到し、破壊と略奪を行なっている。意図的にこのニュースは拡散され、トーフ社の株価は急落し、多くのアナリストや投資家がセプクやケジメを強いられている。めちゃくちゃな話だが、めちゃくちゃ面白い。

しかし、そこに至るまでには…… スタートラインに立って一歩を踏み出すまでには…… 僅かばかりの混乱と苦労があった。いや、正直かなり悩んだ。考えれば考えるほどわけがわからなくなった。

なので、「これから読もうかな」「どうしようかな」「どこから読めばいいのかな」と考えている人たちに向けて、自分の体験を記しておこうと思う。ただしこれは手引き書ではない。ワシが、ワシなりの方法や考えで歩んだその足跡を雑なカンジで示すことによって、ホンノリ香ばしいヒントになればいい。その程度のものだ。実際、まごついた時間はそれほど長くはない。だからアナタなりに好きに探し、好きなところから読むといい。あと先に謝っておくが、何かしら間違いがあったら申し訳ない。

なお、noteでOSHIRI-AIになった人の大半はすでに筋金入りのファンと思われるので、こんなことを書いてもクソの役にも立たないだろう。Newbieの日記をチラ見する感覚で…… 生暖かい目で見守ってほしい。 

以下、例の目次機能を活用してわかりやすくまとめるつもりがまったく話がまとまらないので、ダダダ、ダララ、と書くことにする。

【1】前提:ワシのニンジャ知識

前もってお伝えしておく。

【情報源】
5年ほど前に観たアニメ(毎回楽しかった)と、さいきん始めたTwitterでフォローした人たちから流れてくる断片的な情報。あとは、noteに投稿された二次創作やTRPGのリプレイ(知識が追いつかないので一部作品のみ。レインボーフードを応援中)。
【知っているコト】
・主人公の名前はフジキド(ニンジャスレイヤー)
・妻子を殺されニンジャを憎んでいる(憎んでいるのか?)
・憑依したニンジャソウルによってチカラを得る(まるで呪いのような…)
・小説は現在、第4部らしい
・Twitterで連載している
・最近(?)は、TRPGも活況
・第4部からはフジキドじゃない人物が主人公らしい(フジキドどうなったの!?)
・第4部から読んでも問題ない! とアドバイスする人もいる
・ぶっとびサイバーパンクな世界観がヤバイ(語彙力)
・破壊力ばつぐんの語録がヤバイ(少ししか知らないけどスゴイ)
・ニンジャの世界ではアイサツが大事
・スシも大事
・xx=サン
・次々とニンジャが出てきては死ぬ(爆発、切断……)
・同じ見た目のクローンヤクザがいっぱい出てきては死ぬ
・手裏剣がちゃんと活躍する
・「イヤーッ!」そして「アイエェェ!」(アニメの声がイイ感じだった)
・「ナムアミダブツ!」(ガキのころ使っていた時期があり共感)
・「ワッショイ!」(勢いがある。普段の生活でマネしたくなる)
・金髪ハッカーがよい。繰り返される「バストが豊満」
・師匠の孫娘においてもしつこく繰り返される「バストが豊満」
・イアイを使う病気の銀白ニンジャがかっこよかった
・ラオモトがチョーデカイ(アニメだけ?)
・ダークニンジャの存在
・悪いヤツがいるビルはやっぱりチョーデカイ

この程度だ。ツラツラと書いたが、決して自慢できるものではないし、この程度の知識は恐らく無知に等しいだろう。なので「全く知らないんだけど」からのスタートでも全く問題ない。


【2】結論:まずはnoteで第1部から読む

ここだ。ワシはそう決めた。

このページの頭『ゼロ・トレラント・サンスイ』から読む。

”まずは” と書いた通り、まずは、ここからでいいと思う。
なぜ ”まずは” なのかは後述するが、そんなの気にせず今から、ここから読んで問題ない。1行目から「エッ!? ホントに読み始めはここからで合ってるの?」となるが、ワシを信じてほしい。
無料で読める(アッパレ)。

なお、各話のヨコにある『◆N-FILES◆』なる導線の先は、月額490円の定期購読者だけが楽しめるコンテンツだ。原作者のコメンタリーや設定資料など、本編をより楽しめるようになるアレコレが詰まっている。現在連載が進んでいる第4部も読めるようになる。
(最初はこの仕組みがまったくわからなかった。定期購読しないと本編(1〜3部)も読めないと思っていた)
そして…… 定期購読をやめた場合であっても、その時点までに公開された記事は引き続き読めるらしい。なんて太っ腹な。
「とりえあえず本編を読んでみよう」という人がいきなり購読する必要はないが、本腰入れてニンジャスレイヤーに向き合うぞ! と思っているのであれば、損はしない…… かも。まだよくわからない。

ちなみにワシは決済した。
ワシは…… noteで小説を書いた。そうしたらサポート…… POWER(元気・やる気・MONEY)を頂いた。そのMONEYをエンタメ摂取=購読に宛てた。そのMONEYは、Twitter版ニンジャスレイヤーの連載活動に使われるらしい。
noteならではの ”流れ” 。ワシは勝手にそう感じた。

……最後に、ここまで書いておいて全てを覆すようなことを言ってしまうと、ニンジャスレイヤーWiki (からのtogetter)でも一気読みできるので、それでもいい。

<まとめ>

【note版】
→第1部~第3部までが無料で、アーカイブ更新中(つまり一気読みできない。現在は第1部の途中まで。さっき貼り付けたリンクだ)。そして第4部は有料。月額490円の定期購読によって、N-FILESだけでなく第4部も読めるようになる。画面の構成上、グイグイ読みやすい。これが大事。

【忍者Wiki】
→第1部~第4部、すべて無料。ただ、毎回togetterに飛んで読んで戻って、なので、グイグイ読むにはチトつらい。これでも充分読めるが……。

なお、『3部作』とあるように、第1部~第3部でひとつの完結を向かえ、第4部からはまた新たな(フジキドではない)ニンジャスレイヤーの話になるということなので、早く「いま」に追いつきたい場合は「第4部から読む」というのもひとつの選択だろう。先人の中にはそう推奨する人もいるくらいだ。

ワシは……
悩んだ挙句、”まずは” note版のアーカイブを掘ることにした。
アニメ版に触れていたこともあり、フジキドの物語を見届けたい、と思ったからだ。道は長そうだが、じっくり読んでいきたい。

そういうことだ。

以上、終わり。

……ここからは、この結論に至るまでに何があったのか。どう考えたのか。なぜ悩んだのか。それを記す。
100%余談で、しかもクソ長いので、ここで終わりにしてさっさとニンジャスレイヤー第1話に飛びついてもらっても構わない。


【3】余談:結論に至るまでのモヤモヤ

右も左もわからないヨチヨチ歩きのワシが「ニンジャスレイヤー読む」と発言したところ、二人の紳士が反応した(感謝)。

(紳士 ①)牧野なおき さん
ニンジャはいまnoteでトリロジーの再投稿が順次行われてるのでそれを頭からちょっとずつ読んでくとかどうですかね。

なるほど、noteに過去作品が次々と……!?
「togetterで読むしかない」と思い込んでいたワシは喰いついた。


このアドバイスをいただいた時刻から遡り、1時間前の話をしよう。
ここでのポイントは、
●noteで該当ページを探すのに苦労した
●読む流れは【時系列順】か【公開順】か悩んだ
●Wikiで読むかnoteで読むか悩んだ
この3つだ。

……………
………………………
(一体どう読みはじめれば……)
困っていたワシはネットの海を彷徨い……  というのは大げさで、Google検索トップの ”ニンジャスレイヤーWiki” にアッサリ辿り着いていた。Wikiには『エピソード一覧』というチョー親切なメニューがあった。

(よし、これを頭から読めばいいんだな)

そう思い、モニタに表示されている『第1部:ネオサイタマ炎上』のリンクをクリックしかけたが、カーソルが震え…… 止まった。

……よく読めばコイツは『時系列順』だと案内されている。そして………… その案内の上段に表示されいている『エピソード公開順』の導線。

「貴様、読むのか。では『時系列順』『公開順』どちらかを選べ

(ニンジャめ…… 素人に対していきなりシビアな2択攻めか)
ワシは一瞬、悩んだ。2秒後、選べずにChromeのタブを一度閉じた。

ひと呼吸して、よく考える。

どちらがいいのか。
……いや。そんなの自分の好みでいいじゃないか。
きっと『時系列』を追えば、読みやすい。その時、その瞬間までのニンジャ・インプットをすべて満たした状態で読み進める楽しさがあるだろう。
しかし…… 『公開順』であれば、公開当時のような気持ちで読めるし、時系列がバラバラであるが故に「そうだったのか!」「あの時こんなことが起きていたのか!」みたいな驚きや楽しさがあるかもしれない。

(よし、ここは『公開順』で行くぞ!)

ワシは鼻息も荒く、ふたたび ”ニンジャスレイヤーWiki” へと足を踏み入れた。

トップページ左のナビから、『エピソード一覧/公開順』のページに移動する。

2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年

(エッ!? 2010年からのスタート!? 追いつけるの!?)

軽く怯みつつ、一番上の『ゼロ・トレラント・サンスイ』をクリックする。

togetterにダイレクトリンク、ではなかった。

(なるほど。まずはワンクッション。ここからtogetterに飛べるのか。……いや、まて。ワシは『ゼロ・トレラント・サンスイ』が読みたいだけなのだが、なんでこんなに導線があるんだ?)

◆まとめ◆:#1
◆一周年記念企画版実況付◆:#1
◆再放送(1回目)まとめ◆:#1
◆再放送(1回目)実況付◆:#1
◆再放送(2回目)まとめ◆:#1
◆再放送(2回目)実況付◆:#1
◆note版(Twitter連載版アーカイブ)◆:#1/N-FILES
◆note版実況付◆:#1&N-FILES

(再放送……? 実況付……? なんだN-FILESって?)
※このときワシは「note版」という項目に気づかなかった!

再放送というものがあることを始めて知る。まあこれはつまり言葉の意味そのままだろう。ファンも懐かしさに盛り上がり、新規読者の獲得にもつながる。
そして、実況付。これはきっとTwitterで皆さんがよくハッシュタグつけて呟いているアレが本編とセットになっているのだろう…… と想像して、おそるおそるクリックしてみる。ユーザーのコメントがズラリ。

「アッハイ」
「アッハイ」
「アッハイ」
「欺瞞!」
「アッハイ」
「スリケンナンデ!?」

意味はわからないが何となくワシも「アッハイ」となり、そっと戻る。
早くこういうリアルタイムの盛り上がりに参加してみたいものだ。

まずは、大人しくイチバン上の『◆まとめ◆:#1』を選ぶ。
いよいよ、togetterに移動する。
本編のツイートがズラリと並ぶ。第1話だ。
その冒頭。

(これまでのあらすじ) ソウカイ・ニンジャズの手練れ、ミニットマンとイクエイション。ニンジャスレイヤーを待ち伏せた二人のうち、イクエイションは真っ二つにされて絶命した。しかしミニットマンはパートナーの死と引き換えに、ニンジャスレイヤーの正体に迫るチャンスを掴んだのだ。


(……これまでのあらすじ??)

(しかもあらすじで手練れニンジャのイクエイションとやらが既に死んでる……ッ?)


ワシは選択を間違えたのだろうか……。
ブラウザバック。

第1部、第1話。間違いなさそうだ。ははん…… つまり、1話目からこういう作りにしているということか。ニクイ演出。ありそうな話ではある。いや待て、もしや…… この第1話からして『時系列』で読むことを前提に編集されてしまったあとなのか? 本当に最初に読むべきは別のところにあるのか?  いや、そんなわけは……。

……………………………………

この状況で、牧野さんのアドバイスが届いた。

(紳士 ①)牧野なおき さん
ニンジャはいまnoteでトリロジーの再投稿が順次行われてるのでそれを頭からちょっとずつ読んでくとかどうですかね。

(なるほどnoteで読めるのか。読みやすそうだ。それに…… 確かめたいこともある)

さっそくnote(ダイハードテイルズ)のページに飛んでみる。

【!】ここでデバイスをスマホに切り替えたワシがアホだった【!】


noteでも同じように『ゼロ・トレラント・サンスイ』が1話目になっていれば、安心して読める。まずは、これを確かめたい。しかもnoteならtogetterよりも読みやすく、仕事の合間に読んでも(コイツWordでも開いてるのかな?)と周囲の目を誤魔化しやすい。ありがとう牧野さん。

たくさんあるマガジンを確認する。

『ニンジャスレイヤープラス』

(おっ、これかな……? いや、違った(この時点ではまだ購読してない))


『ニンジャスレイヤー公式マガジン』

(む、これかもしれん…… 違った)


『逆噴射聡一郎 2018 DAYS OF MEXICO』

(違う。……更新まだかな先生


……それらしいマガジンが、無い。

スマホ画面に表示されたマガジン一覧をヨコにスルスル動かし、最後にあった「すべてのマガジンを表示」をタップしてみる。


『ニンジャスレイヤーTwitter連載版アーカイブズ』

(これに違いねぇ! わかりやすいタイトル!)

勢いよく『アーカイブズ』に飛び込む。
……が、表示されたnote投稿の数はたったの19

(おかしい、少ないぞ…… しかもイチバン目立つトップにある記事は……)

『メリークリスマス・ネオサイタマ』

(おかしい、おかしいぞ…… これが第1話とは思えない…… タイトルからしてスゲー気になるけどひとまず後回しだ…… てか、『ゼロ・トレラント・サンスイ』が無いじゃん…… 


しばし、途方に暮れる。
が、諦めてはいけない。目を凝らして探す。
すると…… マガジン冒頭の説明書き(文字小さい)が途中で切れていることに気づく。

ログ安全保存と新規読者のアクセスしやすさのために、Twitter連載版ニンジャスレイヤー第1部〜第3部のアーカイブ計画が始まりました。note上のオープン記事として、これから毎週更……

 【詳細情報】のボタンをタップすると、続きが表示された。

……新されていく予定です。これを機会に再読したい人や、「ニンジャスレイヤーに興味があったけれどどこから読めばいいかわからなかった」という人にもおすすめです。必ずしも連載順/時系列順ではなく、なるべく通読しやすいように、適宜組み替えられていきます。◆インデックスはこちら ⇨ https://diehardtales.com/n/neee793bfd909


”◆インデックスはこちら ⇨ ”

(これか、これなのか? こんなエロサイトみたいにわかりづらい導線の先にあるのか? どうかワシに安心を…… 心安らかに第1話を読ませてください……)

念じながらURLをタップする。

反応がない。

そうか…… スマホの場合、説明文のURLはリンクが効かない
※PCだといける。ワシのスマホのせいかもしれない。

軽く舌打ちしながら指で範囲コピーする。

ペースト、そしてGO。

「ページが表示されません」

死。

ケツにあった「◆」までコピーしてしまっていたことに気づき、「己の腕前」と「ここにURLを記した誰か(罪はない)」にふたたび舌打ちする。

ペースト、そしてGO。

……表示された!

『ニンジャスレイヤー3部作アーカイブズ【総合目次】』

さっきの『ニンジャスレイヤーTwitter連載版アーカイブズ』と名称がクリソツすぎる。いったい何が違うんだ。ここにスムーズに辿り着ける初心者がいるのか。これは改善の余地ありでは…… と身勝手に荒ぶりながら画面を下にスクロールすると……
◆第1部「ネオサイタマ炎上」編◆

そして一番上に表示されているのは……
【ゼロ・トレラント・サンスイ】!

きました。
はい、きました。これを読みます。ありがとうございます。
3部作アーカイブズを、noteで。

”目的の地” を遂に発見したワシは、ニコニコ顔でさらに画面を下へとスクロールする。

(キャプチャ)

画像1

……途中でリンクが途切れている。

そうか、「これから毎週更新されていく予定」と書いてあった。
つまり今はここまで進んでいる、ということだ。
ワシのような新規読者のために時間を割いてくれている…… ありがたや(先ほどの舌打ちは忘れてください)。

いや、まてよ……?
ワシがグイグイ読み進めて、更新に追いついてしまったら?
そこから先はどうすればいいのだ。
というか、グイグイ読むつもりなのでおそらく、そうなる。

noteでスタートすることを前提とした場合、その後の選択肢は
選択肢【A】:noteの更新を待つ
選択肢【B】:Wikiにスイッチして、togetterで読み進める

できれば【A】(読みやすいnoteで)にしたいが、ガマンできるかわからない。いや、ガマンできないだろう。では【B】か? そうなるとふたたび迷いが生じる。
『時系列順』or『公開順』?

ちなみに『ニンジャスレイヤー3部作アーカイブズ【総合目次】』の並び順方針は、以下のように書かれている。

リストの並び方は必ずしも連載順ではなく、通読しやすいように、適宜組み替えられています(このリスト自体が仮のもので、並び順等は更新時に変わる場合があります)

(曖昧……ッ)

でも大丈夫だ。ひたすらに、”note版の並び” この道しるべに従えばいい。note版の並び順(リンクが無くても各話のタイトルは記載されている)に従って、Wikiを読む。これはどうだ?

……一瞬、いい案だと思った。しかし世の中はそう甘くは無いことに気づく。note版に各話のタイトルが明記されているのは『第1部』だけで、『第2部』以降はどういう並び順なのかタイトルが記されていない。
そして…… note版の方針では「並び順は更新時に変わる場合があります」と宣言されているではないか!
(こういう時に ナムアミダブツ!とか おお、ブッダ!と言うのだろうか(スミマセン))

さらに… さらに。ハッとする。

(まて、現時点ではどうなんだ。実際、note版はどう並んでいるんだ?)

通読しやすいように、適宜組み替えられています

Wikiでいう【時系列順】に近いということだろうか。

つまり、「公開順でいくぜ!」と決めたワシだったが、【note版】を選んだことによって【時系列順】の道を選択したことになる。そういうことなのか。【公開順】で読むには、忍者Wikiの公開順を選ぶしかない、と。

病的に気になりはじめたワシは、並び順を照らし合わせた。
①【忍者Wiki:時系列順】
②【忍者Wiki:公開順】
③【note版】

肝心のは、やはりに近いようだ。完全には一致しない。まあ多少の違いはあるだろう。目を上下左右に振って比較し…… ワシは驚愕した。

第1部。ざっと数えて……
③は28(29かも)エピソード。
②も同じく28か29。
しかし①は50エピソードを超えている。

前日譚、序章。Wikiにはそんな見出しが並ぶ。つまり本編とはチョット違うやつまで網羅されたのがということだろう。流石ニンジャWikiマスターである。しかしそれだけではなかった。…… 前日譚、序章のあと、本編ぽいリストの中にも「には無くてだけにある」エピソードがいくつもある。一体なんなんだ。どういうことなんだ……。

複雑だ。
一方に舵を切ったら、もう一方にスイッチする際に混乱しそうだ。

こんな悩みを抱くくらいなら、先人の有難い考察をもとにいちばん網羅されている【忍者Wiki:時系列順】で覚悟を決めるか。

いやしかし。
公開順ではないが、【note版】の方が圧倒的に読みやすい。
もし公開順に読みたければ、【忍者Wiki:公開順】を参考にしながらnote版を読む、という手もあるが、並び順がかなり変更されているのでいきなりnote未更新のエピソードにぶちあたる可能性もある。

悩ましい…… 悩ましい…… もうわけがわからない……。

<ワシは考えるのをやめた>

結局結論はでず。
”まずは” 【note版】を上から読んでみて、後のことは後で考えよう、と。追いついちゃったら【忍者Wiki:時系列】を参考に、noteに同じ記事がないか探してみよう。

そんな感じですわ。

で、読み始めたあとに気づいた重要なこと。

Kindle版があるじゃん……
読みやすそうじゃん……
これでいいんじゃないの……?


しかしワシは決めたんだ。後には引けない。まずは、noteで読む。

話を戻してひとつだけ言いたいのは、「新規読者がアクセスしやすいように」と設けたはずのnote【総合目次】の在り処が非常にわかりづらい。「絶対読むぞ」という気持ちがない人は諦めるかもしれない。それくらい迷った(ワシがアホなのかも?)。もったいない。ここはもう少し目立つ(ダイハードテイルズのページに踏み込んだ初心者にもわかりやすいように)改善していただけると良いのではと思う。


【4】と言いつつ…… 最初に読んだのはコレ!

ワシはひとまず読み方を決めた。
そのあたりで、二人目の紳士からコメントを頂いた。

(紳士②)遊行剣禅 さん
マグ…やきう…いや、「メリークリスマスインネオサイタマ」で一つ

まずコレを読むといい、とのアドバイスだ。

「マグ」「やきう」…… 何のことか気になって仕方が無い。

そんななかでもイチバンのオススメは…… メリークリスマス?
ふざけたタイトルだ。
本編とはまた違った、クリスマスの特別号だろうか…… しかしこのタイトル、どこかで目にしたはず。このインパクト。……そう、つい先ほど?
あれ、アーカイブズだっけか。
そんなこんなで、メリークリスマス検索(note)。

これだ。
これからニンジャスレイヤーに挑むワシが読んでも問題ないのだろうか。
遊行剣禅さんは「ワシ=Newbie」ということを知っている。
つまり、読んでも大丈夫だということだ。
そう確信して、読んだ。

結果。「ニンジャスレイヤーってこんなカンジの物語だよ」という前知識があったほうがスンナリと読めるとは思うが、そうでない人でも充分楽しめる。というか、ニンジャスレイヤーの魅力が凝縮されているような気がする(初心者なりにそう思った)。フジキドがなぜ戦うのか。その理由も見えてくる。だもんで、「ニンジャスレイヤー面白いんだよ!」と人にオススメするときにも、コレはアリなんじゃないか。それくらい面白さがギッシリ詰まっていた。

”ネオサイタマという舞台” や、”そこで暮らす人々” 、”意味不明な小道具” の描写が細かく、丁寧。これは初心者にはありがたい。そしてその全ての発想がブッ飛んでいる。そういったアレコレを独特な言い回しでズビズバと脳味噌に浴びせ続けてくるので、思考回路が持たない。「エッ!? ナンデ!?」「エッ!? ナニソレ!?」「スゴイタカイ・ビル?」「スゴイ級ハッカー? スゴイの!?」 「ミニバイオ水牛ってなんだよ!?」「堅苦しいオスモウ・ニュース??」「イヨオーッ!」「普通のスリケンよりもギザギザの多い凶悪な氷スリケンがニンジャスレイヤーに迫った! そういう表現アリなの!?」「ニンジャスレイヤー強い!」「間違いなくキンボシ・オオキイ!(なにそれw)」と目を丸くし続けるワシを嘲笑うように、アップ・テンポで話が進んでゆく。
そして後半、ノボセ邸のくだりで手に汗を握り…… その後、胸に染みる話が明かされ、ワシは言葉を失った。

これは、絶対に、読むべきだ。
オススメしてくれた遊行剣禅さん、ありがとうございます。

※他にも「本編に入ってないけどコレ面白いぞ」などあれば皆様。是非。

おしまい
と言いつつ続きを書きました

いただいた支援は、ワシのやる気アップアイテム、アウトプットのためのインプット、他の人へのサポートなどに活用されます。