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Plan & Do

地域おこし協力隊に着任し、そろそろ1ヶ月が経過しようとしている。

下蒲刈島には縁もゆかりもなく、着任に際しての訪問が初めてであった。
そのため、今月はまず

①この島について知ること
②ここに何があり、どういう歴史、文化が紡がれてきたか
③ここに住んでいる方、活動している方に顔と名前を憶えていただくこと

をメインに日々を送ってきた。
学習の毎日で刺激に溢れていた、そんな1ヶ月であった。

同じエリアに住んでいる方々の集まりに呼んでいただくこと、この島の地域おこし協力隊OBの方のお宅を訪問し食事会を開いていただくこともあり、皆さんが温かい歓迎をしてくださったおかげで楽しく生活できている。

早速ではあるが、自分の経験を買われてお願いされている仕事に着手しており、各方面の方々の協力を得ながら活動している。自分がやりたかったこと、そして活躍できる仕事を見つけることができたとも思っている。

2024年に向けて

さて協力隊としての自主事業をどうしていくか。
何かしらの成果を上げるために協力隊に応募し活動できることになった。
昔から目立ちたがり屋ではあり、自分の名前や成果を上げることに意欲的な性格である。

着任する前からやりたいなーと考えていたこと、現在考えていることはまだポワポワ(?)しているし、解像度も高くない。以前参加した講演会で登壇されていた方は「やっていくうちに明らかになってくる。何がしたかったのかとの問いがわかってくる」と話されていたが、自分は協力隊として任期(3年)、活動費等が与えられているのでPlanをしっかりと固めて継続性中長期的ビジョンを考慮したうえで事業を行う必要があるのかなと思っている。

一方で3年という期間は「保証された期間」であり、失敗や不成功ばかりを意識するのではなく、色々形を変えながらチャレンジ(Do)し続けるやり方で問題ないとアドバイスもいただいた。
また、まだ焦らなくてもよいとの声を行政の方や、地域住民の方からいただくこともある。

少し焦りがちになってしまっているかもしれない。


活動するにあたって、モデルになる地域、島をこのような姿にしたいという理想像がある。

島根県隠岐郡海士町
 
「島留学」などで若者の還流を呼び込み、様々な会社、団体が活動している地域。僕も早い段階から知りたかったなと思うほどアクティブに、そして事業を楽しみながら未来を自分たちの手で創造していく姿が多く見受けられる地域だと思っている。いつか協力隊の活動の勉強のため、そして事業起こしに向けてのヒント、学習機会のために訪問してみたいと強く考えている。

北海道虻田郡ニセコ町

雪の質などが評価され全世界からスキーヤーが集まる町。国内にいながら留学気分を味わえるとのことで「ニセコ留学」が注目されていたり、リゾバ先としても人気高い。僕の友人も数人、ニセコにて英語学習、就業のため長期滞在している。
地域おこし協力隊として応募した際には、「ニセコ町のようにグローバルな島、海外の人のワーホリ先となるような島にしたい」との意欲があった。

上記に述べた2町と比べた際、下蒲刈にはないものはもちろんあるが、この島にしかない魅力もたくさんある。活用の仕方、PRの仕方を考えたら2町のようなエリアになれるポテンシャルはあると感じている。

きれいな海、石畳の道がある

あの大谷翔平も言っていた。

「憧れるのをやめましょう。」

あの島いいなー、あの町いいなー、ではなく
自分たちの住む島を誇り、強みや魅力を前面に押し出し自分たちの方法で、自分たちらしく活性化に向けて働きかけよう。そうすれば少子高齢化、若者の流出といった地域課題の解決に繋がるかもしれない。

まだ始まって1か月。
PlanDoの前にCheckActonはやってこない。
まずはPlanを立てて自分のやりたいことをDoしてみようと思う:)



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