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またもやデマは繰り返された 踏みにじられ続ける「ノンフィクションの筆圧」読者と切実な思い

 またしても安田浩一ウェブマガジン「ノンフィクションの筆圧」をめぐるサボタージュ情報がネット上を飛び交った。
 発信源は安田浩一さんを批判する「ネトウヨ」、「冷笑系」の肥モンだ。
 令和3年10月21日に公開されたnote記事で、彼は安田浩一さんについて次のように発言した。

 安田浩一さんは「ネットと愛国 在特会の『闇』を追いかけて」で日本ジャーナリスト会議賞及び第34回講談社ノンフィクション賞を受賞したジャーナリストですが、現在は「タグマ!」において「安田浩一ウェブマガジン ノンフィクションの筆圧」で記事を書いているようです。「ようです」と書いたのには理由があります。ほとんど記事が執筆されていないのです。

肥モン「読者を蔑ろにする醜いジャーナリストたち」

 結論から述べたい。
 まったくのデマである。しかも手垢のつきまくった「定番デマ」だ。
 デマの流布は、これまで幾度となく繰り返されてきた。
 2022年11月29日の一般社団法人Colabo及び仁藤夢乃さんの民事訴訟提起の記者会見後に弁護団団長の神原元弁護士のツイッターアカウントが削除されたとするデマなどは記憶に新しい。
 「ネトウヨ」や「冷笑系」は、神原元弁護士がツイッターアカウントを削除したなどと述べていたが、神原元弁護士のツイッターアカウントは存在しているではないか。

 そしてこのたび、肥モンによる発言。

 しかしながら、その安田浩一さんの記事は、例によって過去記事の焼き直しでした。しかも、安田浩一さんの著作を読む方ならおそらく誰もが所持しているであろう『沖縄の新聞は本当に「偏向』しているのか」の焼き直しでした。今後、新たな記事が投稿されなかった場合、読者が660円を支払って感じる「ノンフィクションの筆圧」はこれだけになります。

肥モン「安田浩一さん、またもや過去記事の焼き直しで『ノンフィクションの筆圧』を見せつける」

 「過去記事の焼き直し」に始まった一連の嘲りと冷笑に関しては、すでに多くの批判と反論があふれている。端的に言えば、私はこうした「批判」が嫌いでたまらない。とことん軽蔑する。当然じゃないか。安田浩一さんが無料掲載部分に過去記事の焼き直しであると記載するようなヘマを何度も繰り返すはずがない。奇しくも一般社団法人Colabo及び仁藤夢乃さんが民事訴訟を提起して記者会見を行った2022年11月29日に更新された「怒りと『座り込み』が獲得したものーそして歴史は動く」では、長い無料部分を記載したうえで、有料部分にこう記載して記事を有料購読しないかぎり過去記事の焼き直しであることがわからないように工夫しているのだ。

(以下は「週刊金曜日11月11日号に書いた記事に加筆し、再構成した)

安田浩一「怒りと『座り込み』が獲得したものーそして歴史は動く」

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 この記事は、安田浩一ウェブマガジン「ノンフィクションの筆圧」の「またもデマは繰り返された踏み躙られ続ける沖縄と切実な思い」をバロディにした。

・・・安田浩一さんを見習って有料部分にパロディ元を記載したはずなのになぜ、無料で公開されているのでしょうか?