見出し画像

断捨離ズムと甲子の日~甲子の日の過ごし方ができてきた話〜


甲子の日とは十干の始まりである甲(きのえ)と十二支の始まりである子(ね)が重なる日。事始めに適した吉日とされ、この日に起こした行動は、中途半端に終わらず良い流れを持って進みます。

ゆうきこよみ

タイトルの通りです。そうなのです。できてきたのです。
今までは、この日が近付くと急に「何をはじめよう?」「どこをどうする?」とワクワクのあまりテンパって、結局何もできなかった等と非常にもったいない過ごし方しかできませんでした。

私は何かを「始める」ことより「終わらせる」ことの方が難しい傾向にあるので、他の開運日や一粒万倍日、新月や満月よりこの「終わらせるのにも良い日=甲子の日」のドキドキとワクワクったらないのです。

物をため込んで片付けができない私には「捨てる(棄てる)」ことは「終わらせる」こととなります。
好奇心が旺盛であれこれ手を出すので「始める」ことは容易いのですが(直ぐに挫折しますが)、多岐に渡り「ケリをつける」ことがなかなかできません。
もう必要もないことは重々承知なのにそのままなんとなく保管するという大義名分を掲げて放置するのです。そのまま発酵させ熟成させて化石化させる…ことが大得意な方には、是非ともこの「甲子の日」を大いに利用するべきだと考えます。

断捨離の方法や心構えを切々と説いた本でも、その日にちの選定までは謳ってないような気がします。片づけられない人は捨てる日時が決まっているとさらに棄てやすくなるのではないかと気づきました。
「いつ捨てたらいいの?」ーそんなもの、自分のタイミングで捨てなさいよー…と思われがちですが、断捨離できない人は明確な理由のある日にちが決まっていると、とても助かるのではないでしょうか。私がそれでしたから。

暇を見つけて微々たる片付けを何とか繰り返して、棄てるもの・終わらせる書類・交換する物などを見つけてはこの日の為にストックし、本日一気に棄てて終わらせることがきた事柄

  • スマホ3台(auショップへ持ち込み)

  • 電器の傘(クリーンセンターへ持ち込み)

  • フライパン2つ(まだ使えると言う呪縛)

  • 資源ゴミ大量(ダンボール、衣類、ペットボトル、瓶)

スマホはかなり熟成させていました。「いつか必要になるかもしれない」と謎の魔法が脳にかけられていたようで、全く処分しに行くことができませんでしたが、今日でその魔法が解けたので、パスコードがわからなくてデータ消去できないと言われても、自宅に戻ってPW帳を見返し再度ショップの門を叩いた程の解けっぷりです。

「始める」こともできました。

やりたいなぁ…と思いながらもなかなか踏み切れませんでしたが、万年筆の購入により、紙も揃えたところで「5/11にスタートしよう☆」と思い立ったのでした。
新聞の購読は、自分の仕事に関わる業種の新聞なので、購読料が高くて涙でますが、新しく勉強を始めたかったので思い切りました。
興味対象ややりたいことが山程あって全く選べない状況で、夕方まで何を勉強するかは決定できなかったけど、さすがに甲子の日。
これもまたモヤがかかっていたような脳の霧が晴れ、購読契約に繋がりました。毎日読んで、知識を膨らませて不明点を検索し、仕事に役立てていきたいと思っております。後にまた、さらなる勉強もここから見いだせるだろうと信じて。

あれこれ精力的に動いて、とても充実した「甲子の日」を過ごすことができたのは、土用明けの立夏から始めた「早起き」と3日前から始めた「きくこよみ」のおかげです。なんとなくこの日の為にスタンバってこれたのだと思います。
…ちなみに次の甲子の日は、7/10(日)です。さぁ、今からまた「始めたり」「終わらせたり」する事を探してみたいです。このプロセスがまた、非常に良いみたいです。

読んで下さりありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?