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舌根のストレッチ_日本人の舌は凝っている

なぜ凝りやすいか?

横母音の発音が多い日本語によって
日本人の舌は凝りやすい🧔

口を横にして発音する横母音。
とくに「」は、驚異的に横母音です。歌う時にも苦労します。
次に「」、そして「」です。

それに加えて
舌は精神的状況に左右されます

緊張するとしゃべりにくいし、いつも通り歌えないですよね😉

舌が凝った結果

歌いにくい
しゃべりにくい
上手く発音できない
肩が凝る、、、など

重症化すると顔にゆがみや、しびれ、舌の麻痺が現れることもあります。

が凝っていると身体に不調を感じると同様に、が凝っているといろんな場面で不自由なのです。

いつも快適に過ごせて、良いパフォーマンスが出来るように舌根のストレッチをおすすめします。

舌根のストレッチをした1つの例

歌の生徒Kさんは英語通訳をしていましたが、舌の一部に麻痺がおきて薬を処方され飲んでいました。(ご本人は精神的なものが原因と言われていました)

身体のストレッチ舌根のストレッチを宿題にしました。

舌のしびれと麻痺はどんどん無くなり、薬も必要なくなりました。

身体のストレッチはこちらで説明しています↓

舌根のストレッチ

用意する物

・ガーゼ

ガーゼだけです🤣
キッチンタオルやハンカチ、タオルでもいいです。

ストレッチ場所

浴室で入浴中がベスト

もちろん、浴室でなくてもどこでも出来ますが、リラックスできる場所が良いでしょう。

やり方

①舌をガーゼでやさしくつかみます
舌の上と側面をつかんで下さい
(舌の両側を親指と中指でつまむ)
*下面は血管があるので触らないように
*慣れると舌の側面だけを指2本でつかめます

舌をつかむ


②舌をまっすぐ前にやさしく引っ張り出します
ここで舌に力が入っていたら出てきません。つかんだまま、舌の力が抜けるまで待ちます。

③舌を引っ張り出したまま、手を動かさないで、
を左右にゆっくり動かします。往復3~10回。
上手にできたら、肩までストレッチできます。
*息を吐きながら動かします
*舌に歯が当たらないように!

④休憩
一度ガーゼを外して舌を戻してあげる

⑤次にまた舌をガーゼでつかみ、前に引っ張り出して、舌の力が抜けたら、
今度は顔は動かさずに手(舌)を左右にゆっくり動かします。左右に5~10回。
*息を吐きながら動かす
*舌に歯が当たらないように!

⑥休憩
一度ガーゼを外して舌を戻してあげる

⑦ガーゼで舌を左手でつかみ(①同様)、左に引っ張り出して、舌の右側面を右手の指先で押さえて指圧する。左右して下さい。
*押さえる部分は★の辺りだが、気持ちの良いところを見つけて押さえる

舌の指圧

これで舌根のストレッチは終わりです

身体をねぎらう

自分の体を大切に使い、
いつまでも健康で動けるためにも、ケアは大切ですね。

入浴中に「今日もありがとう」「お疲れさまでした」と体に言ってあげたら良いですね💗

充実した毎日を送るためにも、是非
舌根と体のストレッチを習慣にしてみて下さい。

おまけ__歌が上手い人は歌う時に舌が下がっている

歌う時は、舌に力を入れてはいけません。
舌が上がってきたり、奥まったりすると上手く歌えません。

私は音楽大学時代に声楽のレッスンで、舌を引っ張り出してレッスンを受けたことがあります。舌を出したまま歌えることを求められます。

プロは舌を出したまま歌えるのです😆

始めはできませんでしたけど、一度解れば簡単なことです😘



写真入りはこちら↓






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