歌の筋トレ「マトリックス」version~中級編
サラのボイトレ法「マトリックス」バージョン中級編です
音域を広げる・声量を増やすこと以外にも
呼吸器官の改善や、シェイプアップにも繋がります👩
ウエストがくびれる🧙♂️
「マトリックス」バージョン中級編 物干し竿
準備するもの
①椅子と手を引っかけるところ
次の1.2.3の中の1つ
②歌う歌詞や楽譜
③絶好調な体
*体に不調のある方はご遠慮ください
構え方
①右手を伸ばして座る
②上半身を90度左にひねりながら、
右手が弧を描くように伸ばして、、引っかける。
左手は軽く置く(注:左手で体を支えてはいけない)
歌詞をお尻ではさんで置く
このように物干し竿に服を干して、それが風に揺れているようにゆらゆら。首・頭・頬・唇をリラックスさせてください。
歌う
この型で歌います
ブレス(息を吸う)時、少しだけ体をふわっと浮かせます。3cm程度。
歌う(息を吐く)時、ゆっくり頭が下がります。3cm程度。
サビや高音の時、腕枕バージョンで歌う。右手に頭をのせる(図1参照)
余裕のある方は、お尻方向に胴体を少しだけ引っ張る。この時の右手は引っかけたままです。
練習時の顔
口はよだれが出るほどゆるめて。1歳児の口を真似して!
頬は鼓のように。たたくと良い音が鳴るように、緩みと張り!
どうですか?簡単に見えますが、
正しいやり方で出来ると10代20代の人でも1曲歌い終えると「うわ~~💦」と声が出るほどキツいようです。
もっと頑張れる人に
早く上手くなりたい方は、「マトリックス」version中級編をしながら,
次のa かbどちらかをプラスしてください。
口の中の空間が狭い人はうまく歌えません。
口内の理想は、笑いながら口の中が見えないあくびをした形です。
それを身につけるために、2つのパターンをお伝えします。
a【プチトマトversion】
奥歯に小さめのプチトマトを、右左に1つずつ挟んで、それが潰れないように歌う。
b【ゴムテープversion】
①15cmのゴムテープを用意する
100円均一などにある柔らかいゴムテープ
②真ん中をつまんでくっつける
↓
②口笛を吹きながら 顔にゴムテープを図2のように横に貼る
③テープが取れないように歌う
見た目は悪いが、効果は抜群🧔
まとめ
理想の歌い方は、自分自身とかけ離れたものではありません。普段、本能的にごく自然に行っている動作です。あくび・笑う・くしゃみ・咳・入浴タイムなど。
私たちがオンギャーとないていた頃は、横隔膜を完璧な動きで動かしていました。歌うときの口の形も、理性が育つまでは完璧でした。
ウグイスは小さな体で、あんなに良く通るきれいな声を出しますね。私たち人間も身体を適切に使えば、問題なく声が出ると思います。
歌うスイッチが入った途端、いろんな部位が必要でない力を入れて声を出にくくしています。
適切な動きを身体が思い出しながらマスターすると、幼児の様に疲れない伸びやかな声が出ようになると私は思います。
そのことを長年生徒さんを見ながら体験して来ました。
サラのボイトレ法でシゴかれている生徒さんたちは、
歌うためにしている筋トレが健康に繋がっています。
歌う人は身体が楽器💖すてき
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?