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徒歩 電車 下車 電車 一瞬下車 電車 徒歩 工場

こんにちは。
もうすぐ学校も春休みですね。

先日、息子の学年では社会科見学がありました。
場所は隣の県のとある工場。
ここからだと、バスで約1時間かかります。
息子は乗り物酔いをするので、きっと行きたくないと言うだろうなと思っていましたが、工場は見てみたいとのことだったので、
どうやったら参加できるか担任の先生に先月から相談をしていました。

いつも合理的配慮をお願いしていることもあって、
先生に相談するハードルが下がっている我が家。
連絡帳に「当日は、電車で親が現地に送っていくのでも構いませんか?」
と書くと、「はい、大丈夫です」と返事がありました。

そんなことを連絡帳に書きながらも、これって特別扱いなんじゃないか?
迷惑になるのでは?という考えがよぎることがあります。
でも、息子を優遇してほしいと頼んでいるわけではないしな…
と考えると、大丈夫かな、と思ったり。

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さて、前日に先生と電話で待ち合わせ場所などの詳細をつめて、いざ出発!

私たち親子は、他の生徒さんより15分くらい早く家を出て、最寄り駅から電車に乗りました。
電車だと約45分。
息子は電車でも酔うことは酔うので、途中下車休憩しても間に合うように出発しました。

予想どおり、1回下車して休憩とりつつ、目的の駅にどうにか到着。
息子は吐きはしなかったものの、気分は悪かったようですでにグロッキー。
徒歩で工場まで移動し、バスのご一行の到着を待ちました。
それから先生に息子を引継ぎ、私は帰りのピックアップ時間まで近くを散策。

3時間後…
息子と先生がピックアップ場所に現れて、様子を伺ったところ、
とてつもなく大きな工場なので中ではバスで移動するのですが、短時間にもかかわらず、結局そこで気持ち悪くなって吐いてしまったそうです。

あぁ…お気の毒。
私も小さい頃、乗り物酔いがひどかったので、彼のツラさがわかります。

息子に、
「お疲れさま~。帰りの電車は、時間の制約もないから、途中下車何度しても大丈夫だよ。」と伝えました。
帰りの電車では、
「酔っちゃって、辛かったと思うけど、良かったことは何?」と聞いたら、「工場見学は楽しかったよ。」…といろいろな製造工程でどんなことをしているのかを説明してくれました。
そんな話をしながら、あとは帰路につくだけ…ということで緊張がほどけたのか、帰りは一度も下車することなく、最寄りの駅に着くことができました。

今年度は林間学校には参加できなかったのですが、この工場見学には参加できて本当に良かった。
本人は「もう一生、バスには乗らない!」と言っていましたが、
きっと高校生ぐらいになれば酔わなくなるはず。

柔軟な参加の仕方を許容してくれた先生には本当に感謝です。
『世の中は杓子定規で融通が利かない』ではなく、
『どうにかやれる方法はあり、それを相談することができる』という世界観をこの経験から息子がもってもらえるとうれしいな。



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