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生き方に制限をかけられる豊かさ_ヴィーガンズハム

(あんまり作品については触れないかも)

前から興味のあった作品をようやく観た。

一時期仕事でヴィーガンという言葉が身近だった。
ちょっと心が死んでいた時期。
出張で行ったロンドン、もう5年以上前の話だけど既にヴィーガン向けのレストランやファーストフード、スーパーのデリカコーナーにもヴィーガン向けがあって
そういう人が多いんだな。と思うより先に、儲けになるんだなって思ったっけ。

ドイツかイギリスかの空港でお腹減りすぎてヴィーガンの何かを食べたがめちゃくちゃ美味しかったなあ。(ラップサラダっぽいんだけど食べたことのない粉や豆みたいなものがぎっしり詰まっていた)

食生活含め生き方に制限をかけられるって豊かさだと思った。
身近な人にヴィーガンはいないけど、健康上の理由やダイエットではなく、食事や生活に制限している独自ルールがある、過去にしていた人はいて、その人たちってなんだか皆豊かな人だ。
お金は勿論なんだけど、それよりも何よりもなんだか豊かで愉快だなーと思ってた。
なんだろう、生き方としての正解を既に一つ得たゆとりというのか。

でもそうなりたいか、と問われると微妙だ・・・。
多分そういう人がこの作品を作っているんだろうなー。だから楽しく鑑賞できた。

劇中のように自分の子供が恋人に感化されてヴィーガンになったら正直困るかなあ・・とは思うのだが・・それで豊かさや幸せを感じていれば良いのかな。

こういうことは人に強制せず、人に求めず、臨機応変にやってくれたら良い。

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