#06 デンマーク式温度調節ファッション

デンマークは最高気温が20度を超えるようになり、人々は分厚いセーターを脱ぎ捨て、日射しを求めて外で過ごす日々です。
日本の高温多湿がもはや恋しい。湿気は好きじゃないけど、高温どんとこいなのでこの涼しい夏は物足りない気もする。

私が1年デンマークでデンマーク人と暮らす中で、服の着方で学んだことがいくつかありますのでシェアします。

セーターは上着

春、秋の昼間は暖かいけど朝夜は肌寒いときって、例えばジャケットを羽織って出かけて暑いとき脱いだり、長袖なら腕まくりしたり、みたいなイメージがあるんですが(私はそう)、セーターを上着として使う人がかなり多いです。

セーターの下に半袖Tシャツや薄手のワンピースを着ていて、暑くなったらシャツ1枚になる。
なんというか、私にはその発想がなかったので衝撃でした。
出かけるときにリュックにセーター入れて持ってったりね。

セーターって1日のうちで着たり脱いだりするものだという認識がなかったのですが、そうなると毎日違うものを着る必要もなく(ジャケットのように)上着として同じのを着続けることも抵抗がなくなるという。

もちろんジャケットで温度調節する人もいるけど、セーターの方がもっとカジュアルに部屋着に近い感覚でできる気がします。
基本学校ないで過ごすので、ジャケット着るとちょっとよそ行きすぎな時もあるしね。

あとは真冬の部屋着として、分厚くて大きくて総柄のカーディガンを持ってる人がまあまあいて、おばあちゃんが手編みしてくれたとか聞くんですが、あれもめっちゃかわいい。いかついヤンチャな男の子も着ててかわいい。
古着屋で私も探したけど、あまりいいの見つけられず。

防寒は抜かりなく

ちょっとでも暖かくなったら半袖やキャミをこぞって着始める彼らですが、冬の防寒はしっかりやっている印象です。

先ほどの分厚いニットカーディガンや、モコモコの靴下や、出かけるときには手袋、ニット帽、でかいマフラーなどとことん着込みます。

むしろ寒さに慣れていない私の方が防寒不足で、みんなにアイテムを貸してもらったり、古着で100円ぐらいの革の手袋買ったりしました。

あとは私は「もう4月なんだからダウン着たくないな〜」と日本の季節感覚で考えてしまうので、そこらへんも意地はらず気温に忠実にやることを学びました。

ただし少しでも夏の気配がしたら話は別!!!!薄着でビーチに寝転んじゃうよ!!!!!


このデンマーク滞在で、1日中同じ服を着てなくていい、セーターを上着にしてもいい、防寒は我慢せずにした方がいい、ということを学びました。
これは意外と灯台下暗し的で大きい気づき!

みなさんも参考にしてみてね。

2019年夏からの留学資金として、応援をお願い致します〜〜がんばるので〜〜〜