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法制審家族法制部会第19回会議議事録1~松井委員・向井幹事・鎌田関係官・北村幹事

明日夜

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議事録は読んでいく

法制審議会
家族法制部会
第19回会議 議事録
第1 日 時  令和4年8月30日(火)  自 午後1時31分
                      至 午後3時56分

第2 場 所  法務省第一会議室

第3 議 題  家族法制の見直しに関する中間試案の取りまとめに向けた議論

第4 議 事  (次のとおり)

議        事
○大村部会長 それでは、予定した時刻になりましたので、法制審議会家族法制部会の第19回会議を開会いたします。
  本日は御多忙の中、御出席を頂きまして、誠にありがとうございます。本日も前回までと同様、ウェブ会議の方法を併用した開催となりますので、そちらの方もよろしくお願いを申し上げます。
  それから、前回からの変更といたしまして、法務省の松井審議官が委員に、最高裁判所の向井課長が幹事に任命され、また、外務省の鎌田補佐が関係官として御出席されております。簡単に自己紹介をお願いしたいと思います。松井委員、向井幹事、それから鎌田関係官という順番でお願いいたします。

早く終わった、あの夏の日

○松井委員

 法務省の官房審議官となりました、松井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○大村部会長 よろしくお願いいたします。

新メンバー

○向井幹事

 最高裁家庭局の向井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○大村部会長 よろしくお願いいたします。

最高裁の人

○鎌田関係官

 外務省ハーグ条約室課長補佐、鎌田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○大村部会長 よろしくお願いいたします。なお、内閣府の田中課長には、前回は任命手続の関係で関係官としての御出席を頂きましたけれども、その後、幹事に任命されましたので、今回は幹事として御出席を頂いております。
 それでは、続きまして、本日の会議の配布資料の確認をさせていただきます。事務当局の方からお願いいたします。

ハーグの人も入ってる

○北村幹事

 お手元の資料について御確認いただきたいと思います。今回、事務当局から部会資料19-1と部会資料19-2をお配りさせていただきました。
 このうちの部会資料19-1は、これまで御議論いただいた内容を踏まえまして、部会資料18-1を修正した中間試案の案ということでございます。本日もこの内容について御議論いただければと思ってございます。これまでと同様に、部会資料19-1に示された規律の内容そのものについての賛否のみではなく、国民一般に意見募集することの賛否という観点でも御指摘、御議論いただければと思います。なお、分かりやすさの観点から、部会資料18-1から部会資料19-1への修正点を見え消しの方法で記載している資料もお配りしております。この資料自体について御議論いただきたいという趣旨ではございませんが、適宜御参照いただければ、また、後ほどの説明でもこちらも活用して御説明させていただけたらと思います。
 部会資料19-2は、部会資料19-1の内容についての補足説明を事務当局において作成したものになります。この資料のうち明朝体で記載されている部分は、本部会における取りまとめの対象となるものではなく、飽くまでも部会資料19-1について御議論いただくための参考としていただく趣旨で作成した補足説明になります。
 さらに、最高裁判所から資料の御提出がありましたので、その資料も配布させていただいております。この資料の内容については、本日の会議の最後に最高裁判所から御説明いただく予定です。
 資料の説明は以上です。今回もウェブ会議を併用していることから、御発言に当たっては冒頭でお名のりいただきますようお願いいたします。
○大村部会長 ありがとうございました。
 それでは、本日の審議に入りたいと思います。
 本日も、事務当局で作成を頂いた中間試案の案を御確認いただきまして、中間試案の取りまとめに向けた御議論をお願いしたいと思っております。まず、事務当局の方から部会資料19-1などにつきまして、前回の資料からの変更点を中心にして簡単な説明をお願いしたいと思っております。あわせて、本日の議論の進め方などについても事務当局の方から御説明を頂ければと思います。

資料の紹介

○北村幹事

 事務当局でございます。まずは、資料説明19-1の内容について簡単に御説明させていただいた上で、本日の進め方等についての事務当局からの補足的な説明をさせていただければと思います。
 お手元にございます部会資料19-1と、御参考用の資料を見ていただければと思います。18-1から大きく変更しているところはそうございません。まず、1ページの第1の2につきましては、未成年に限られない部分がありますので、見出しの部分を修正しました。2ページの第2のところにつきましては、部会での前回の御議論を踏まえて(注)を付けさせていただきました。2の親権者の選択の要件については、甲①案、甲②案につきましても、審判に限られないということもありますので、裁判と書いています。3(1)のA案、B案につきましても、分かりやすくする趣旨での修正をしております。(2)につきましても、できるだけ分かりやすくということで御指摘いただいて、十分反映されているわけではないという御意見があるかもしれませんが、修正させていただきました。続いて、4ページの(3)のところにつきまして、アのところ、同様に親権の中身をもう少し書き下したということになります。(4)については、居所の指定だけではなく変更もあるのではないかという御意見を踏まえて、修正いたしました。続いて、(注1)の部分については、監護者の定めをしないこと、というところが分かりにくいということもありましたので、その点をもう少し分かりやすく分類して記載したというものになります。
 第3の1、離婚時の情報提供に関する規律のところにつきましては、(注2)を付けさせていただいたというものになります。2(1)の甲①については、面会交流という言葉について様々な意見等ございますので、ここでは親子交流とさせていただいております。後の方でも同様でございます。そして、(注1)のところも若干追記をしております。こちらについては、前回御指摘いただいた内容を追加させていただいたというものになります。続いて、3、離婚等以外の場面における監護者の定めについても、婚姻関係が破綻したという要件でよいのかという御指摘があったところでございますので、その点を修正させていただいてございます。(注2)についても、前回の御議論を踏まえて追記したというものでございます。4の家庭裁判所が定める場合の考慮要素につきましても、(注)のところを若干の修正をしてございます。この辺りも前回の御議論を踏まえての修正というものになります。
 3の親子交流に関する裁判手続の見直しのところも、(注1)のところでは、本文のような新たな規律を設けるのではなく現行の規律を維持すべきとの考え方ということを付け加えさせていただいてございます。
 第6の養子制度に関する規律の見直しについては若干、修正点が多いように見えますけれども、基本的には場所を移動させたというものになります。修正点といたしましては、2の未成年養子縁組に関するその他の成立要件の下にあります(注)の部分について、この部会の中で挙げていただいた御意見を(注)の方に記載しているというものになります。
 さらに、一番最後ですけれども、こういう形でよいのかどうかということについても御意見があろうかと思いますけれども、試案の形でお示しする際に関係する条文を挙げさせていただいたというものになります。
 内容につきましては以上でございます。
 そして、本日の議論、内容についての御議論を頂くこととともに、進行についても少し補足的に御説明をさせていただければと思います。本日もこの中間試案の取りまとめに向けた御議論をお願いしたいと考えているところではありますけれども、今までこの部会で議論いただいておりましたたたき台も含め、それらに対して様々な御意見があるところだと承知してございます。また、最近の報道でもいろいろな御議論、御指摘があったということもございました。一般論として申し上げれば、この中間試案を取りまとめるかどうかであるとか、どのような内容にするかといったところは、正にこの部会の委員、幹事の方々の御議論によって決まるということになりますし、中間試案の取りまとめに先立って、どこか政党の了承を得なければならないという規定もございません
 もっとも、この部会は家族法制という国民の多くの方に関わる問題を議論していただいておりますけれども、家族法制の在り方については非常に国民の皆さんの関心も高いところでございますので、様々な意見に耳を傾けながら、この部会の中で出る意見のほかにも様々な御意見を頂いておりますので、そういったものも踏まえ御議論いただくことも重要かと思います。こういった様々な御意見を踏まえてしっかりと議論を進めるという観点から、中間試案の取りまとめのタイミングについても様々な御意見があろうかと思います。本日の会議では、委員の皆様から頂く御意見の内容も踏まえながら、中間試案の取りまとめの時期や議論の進め方について御相談させていただきたいと考えております。そこで、本日は中間試案や補足説明の内容面だけでなく、その取りまとめの時期や議論の進め方も含めて御議論いただければと思います。
 事務当局からの、まずは説明は以上でございます。
○大村部会長 ありがとうございました。
 それでは、委員、幹事の皆様の御意見を伺いたいと思います。ただいま事務当局の方から御説明がありましたけれども、本来であれば本日の会議で中間試案の取りまとめをするということで準備が進められてきたところでございます。先ほど内容について御説明がありましたが、各委員・幹事から様々な観点に立った御意見を賜りつつ、異なる意見を擦り合わせてここまで来たというのが現在の状況であると認識しております。本日も、まず、会議の前半部分では、先ほど御説明がありました部会資料19-1に沿った形で、中間試案の内容について御議論を頂きたいと考えております。
 他方、先ほど事務当局からこれも御説明がございましたが、本日の会議で中間試案の取りまとめをするかどうかという議事の進め方につきましても、様々な御意見があろうかと思いますので、会議の前半部分では、あわせて中間試案の取りまとめのタイミングなどについても御意見があれば、伺いたいと思っております。
 その上で、本日の会議の後半部分では、部会資料19-2を参考にしつつ、補足説明レベルの御意見を頂きたいと考えております。
 それではまず、部会資料19-1に沿った形での御意見を頂きたいと思います。御意見のある方はお願いをいたします。

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