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「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」感想

はいお久しぶりです。色々忙しかったりダラダラだったりで更新ぶん投げていました。まあいいよねマイペースだし。

というわけでSwitchのスーファミで、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」をクリアしました。今更初プレイでしたが、いやはや31年前のゲームとは思えないくらいのクオリティでしたね……。

妻がゼルダシリーズにドハマリしていて、いつかやりたいなと思っていたのですが、2Dゼルダは何だかピンとこなかったので手が伸びず。ブレスオブザワイルドをやった後、「夢を見る島」のリメイクをやって、そのギャップに驚いて敬遠気味だった、というのもあります。
ですが最近「ゲームセンターCX」のYoutubeで有野課長が神トラをやっているのをちらっと見て、「いやこれ超ボリュームのゲームなのでは?」「ネタバレ見る前に自分でやったほうがいいのでは?」と思い立ち、そそくさと始めた次第です。31年前のゲームにネタバレも何もないですが……。

完走した感想ですが、主にアクションと謎解きについて。

アクションはひっじょーに難しいです。というかもっさもっさしています。ファミコンですからね。そりゃそうだ。
敵とリンクの間合いが最後までつかめず、踏み込みすぎてダメージを受けるのは茶飯事。後半は「知ったことか!」と突撃部隊状態で、常に体力が少ないアラート音がなり続けながらのプレイとなりました。ノーミスクリアなんて夢のまた夢です。
昔のゲームあるあるのもさもさもそもそな操作感。「うおおリンク動けー!走れー!」と、十字キーを押し込む力も強くなってしまいがちです。スーファミコントローラーを買っておいてよかったですね。押し込んでも耐えられる形状って偉大です。
とにかく常にハートがないので、空き瓶を割ったり草を刈ったりして「ハートがないんじゃ!」と飢えていた記憶しかありません。いつでもセーブできるような優しさも当然ないので、ハートをマックスにしてボスに行こうとしても、途中でトゲやら手裏剣やら敵やらにボコボコ当たって、ボス部屋の前で死屍累々、なんてことも。正直ボスより道中のほうがしんどかったですね……。
Switchだったので、お助け機能(巻き戻しとかどこでもセーブ)にもそれなりに頼りつつのプレイでした。昔の人はこれをノーセーブでやっていたのかと思うと、その辛抱強さと我慢強さに脱帽です。すげえな先輩ゲーマーは。

謎解きは「ゼルダ脳」を駆使すれば何とかなります。
カギを拾うためにああしてこうして、というのが基本なので、とにかくダンジョンは突き進んでいけばOK。詰まったら行きそびれた場所に戻ったり、とにかくブロックを押してみたり、敵を全滅させてみたり、いっそ外に出てみたりすれば、たいてい道は切り開けます。
行き止まりであれば壁のひび割れを探せばいいし、意味深な穴に落っこちてみればいいしと、平成のゲームをやっていれば何とかなる謎解きです。難しさもありましたが、どちらかと言えば懐かしさのほうが勝っていました。解けた時の爽快感、やっぱりいいですね。

やはり驚くべきことは、このゲームが31年前に発売されたということ。
トライフォース、リンクとゼルダとガノン、マスターソード、ハイラルのあれやこれや。今に通じるゼルダのあれこれがぎっしり詰まっています。発売されたのって、私が「胎児」ですらない「胎芽」だったころですから……。その頃からマスターソードの概念が世の中にあったんですね。すごいですね。
そしてより一層引き立つのが、「『ゼルダのアタリマエ』を見直す」という開発コンセプトによって生まれた、ブレスオブザワイルドの圧倒的存在感ですよ。本当に思い切ったんだなと神トラをプレイしただけでも感じましたから、長年のゼルダファンの衝撃たるや、です。
5月発売のブレワイ続編も楽しみです。マジで楽しみです。肩こり直しておきましょう。直前で整体に行っておこう……。

「夢を見る島」は攻略サイトを見ながら作業的にやってしまったので、次回はノーヒントで進めてみたいところ。昔のゲームには攻略本が欠かせないといいますが、ネタバレ無しであれやこれや唸ってみるのがオツなものです。
神トラは一切攻略情報を見ずにクリアできました。空き瓶の残りと弓矢、剣の最終強化については妻がヒントをくれましたが、そのやりとりもまた、小学校時代にゲームの攻略方法を友達に聞くような感じがして、何だか良かったです。「イブキのドラゴンタイプにはこおりわざがいいぞ!」みたいな。

……以前にクリアしたはずの妻が教えてくれる攻略情報の多くが間違っていて、「違うじゃん!」となり続けていたのもまた一興。というか合っていた情報のほうが少なかったような……。うん……。

まあそんな「違うじゃん!」となる感覚も、「昨日教えてもらったのにできなかったよ!」と翌日友達に怒った思い出にリンクします。ホウオウにきんのはっぱ、ルギアにぎんのはっぱをもたせて、午前0時にウバメのもりのほこらでAボタンを押せばセレビィに会えるとか、そういうやつですよ。
小学校時代を九州で過ごした私と、関東で過ごした妻が、セレビィに関する同じ都市伝説を聞いていたんですから、当時の小学生のネットワークって、いったいどうなっていたんでしょうね……。インターネットもさほど発達していませんでしたし、興味深いです。

コンシューマーゲームに夢中で、ソシャゲは放置気味。
ガチャに諭吉を溶かすよりずっといい、ということにしましょう。次はアンダーテイルかメトロイドプライムリマスターか、かなあ。

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