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結婚願望激強女子が理想の婚約指輪を手に入れるまで💍


結婚願望激強だったアラサーが、彼にあの手この手でアピールし、最終的にハリーウィンストンの婚約指輪と結婚指輪を手に入れた話です。


私について

・当時27歳
・年上の彼とは社内恋愛
・結婚願望あり
・ファッションが好きでこだわり強め
・ブランド志向(ハイブラをたくさん持っているわけではないけれど、強い憧れがある)
・優柔不断。買い物で即決できない。

子どもの頃から、習い事や勉強などそんなにがんばらなくても卒なくなんでもできるタイプでした。

学生時代は部活もそれなりにがんばっていたけど、めちゃくちゃ打ち込んでいたということはなく。

なにかに打ち込んだ経験がない人生。
そんな私が人生で1番努力したことを振り返ってみると、圧倒的に婚活でした。
(婚活というより、結婚への追い込みと言った方が正しい)


現在は結婚して5年が経ちますが、当時の私に伝えたい。
最高の結婚生活です。
まじで見る目あったよ。ありがとう。



結婚したいと思っている方や、旦那に高い物をおねだりしたいと思っている方。
良ければ読んでいってください。


結婚が決まるまで

社内恋愛の彼とは、付き合った当初から結婚を意識していました。
見た目がタイプであり、話が合い、一緒にいて違和感を感じることがない人ってなかなか巡り合うことが難しいと思っていたこともあり、「この人しかいない!」と考えていました。

小さいころから結婚願望が強かった私。
20代後半で結婚し、30歳前後で子どもを2人授かるという王道の人生を望んでいました。(今思うと王道どころか昭和、平成の結婚観だな)

それに対して彼は結婚願望はなくはないけど、あと5年くらいは独身でいいかなという考え。
私は適齢期ということもあり、付き合った当初から結婚しようよアピールをしていました。

①付き合って3か月で実家へ連れていく

自分とは遊びではなく本気で付き合っているのかという確認の意味と、軽く結婚への意識付けになったらいいなと思っての行動でした。
両親には、事前に結婚の話題は出さないようにしっかり根回し済み。
付き合って半年〜一年以上経つと、親への紹介は結婚のプレッシャーになると思ったこともあり(『重いアラサー女の結婚したいアピール』と受け取られ警戒されかねない。)、付き合って割とすぐに親に会わせられたのは良かったです。

②付き合って半年、ラブラブなうちに新婚旅行の話をする

付き合って半年くらいで海外旅行に行こうという話になりました。
候補地を相談するときに、「新婚旅行ならここ!ってとっておいてる場所とかある~?」と話を振り、自然と2人で行く新婚旅行の未来を想像させることに成功しました。

③付き合って一年、結婚したい気持ちと時期を告げる

普段よりもちょっと真剣に話をしました。 

・あなたのことが大好きで結婚したいと思っていること。
・子どもが欲しいという考えだということ。
・仕事のタイミング、年齢的に来年くらいまでに結婚するかどうか決められたらいいなと思っていること。
この時彼は「自分も子どもが欲しいとは思ってる。年齢によって授かりにくくなっていくというのは知識があまりなかった。君の考えは理解したよ。」というような返答でした。
男はまじで妊活についての知識が浅い。
35くらいまでは独身でいいや〜とか言う奴には現実を見せてあげよう。

④結婚したいキャラになる

これは私のバイブル『スパルタ婚活塾(著者/水野敬也)』を読んでもらうのが早いと思います。
「結婚したい」という一見重い発言を、ネタとして日常にぶち込んでいく手法です。
具体的には、「見てるだけだから!」と言ってウェディングドレスのショーウィンドウをガン見したり、「ちょっと区役所寄ってく?(婚姻届の提出)
」と連れ込もうとしたり。
中谷美紀さん主演で『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』という連ドラにもなりました。
このドラマ大好き。婚活女子は必見。

このキャラを笑ってくれる彼ならば、結婚を嫌がっているわけではないと判断できます。
反対に、ゼクシィを勝手に部屋に置いたり、「友達の結婚式行ってきたんだ~」と写真を見せまくるといった、じわじわと攻める結婚したいアピールは絶対しないように心掛けていました。
笑顔で「結婚したいよ~!」って言ってくれる女性の方が可愛げがあるかなと思ったから。


⑤期限までに結婚に関する話がなく、詰める

付き合って2年経っても彼からのプロポーズがなかったので、自分から結婚について話をしました。
散々結婚したいアピールをしていたので、割とすんなり受け入れてもらい、翌月には親へ紹介。
指輪を見に行こうという話も出ました。

正直言うとサプライズプロポーズに憧れがあったし、彼から望まれて結婚するという形にならなかったことはショックだった。(お姫様気分を味わってみたかった…)
ただ、私にとってはそれよりも自分がしたいタイミングで死ぬほど好きな人と結婚するということが重要なので、無事結婚へと進めてハッピー!!


指輪を見に行く

そして無事結婚することが決まり、指輪を見に行くことに。
事前に2人で相談し、以下の条件で探すことになりました。

【婚約指輪・結婚指輪の条件】

・婚約指輪は2人で一緒に選ぶ
・結婚指輪と婚約指輪は同ブランドで揃えたい
・ブランドは海外のハイジュエリーがいい
・同ブランド内であれば、結婚指輪のデザインは夫婦でお揃いでなくてもいい


◆ハリーウィンストンへ初来店


週末にはデートがてら百貨店にて様々なブランドの指輪を試着しました。

一通り試着した後、せっかくなら芸能人の婚約指輪でお馴染みハリーウィンストンも見てみたい!と初めは半分冷やかしのような気持ちで行ってみることに。

銀座の路面店に行ったのですが、まず外観の高級感に圧倒されます。
入口には黒スーツのドアマンもいて、入店するだけでドキドキ。

婚約指輪と結婚指輪を試着したいことを伝えると、ブライダルゾーンへ案内され、気になる商品をお席でゆっくり試着させてくれます。

それはそれはダイヤのなんと綺麗なこと…!!

ハリーウィンストンの婚約指輪は、センターダイヤが0.5カラットからになっており、お値段は100万円台~となるようです。

結婚指輪はすべてダイヤつきのデザインで、男性用もすべてダイヤがついています。
さすがダイヤモンドが売りのハイジュエラー。

百貨店で試着させてもらったブランドも高価な指輪ばかりでしたが、ハリーウィンストンはさらにその倍くらいのお値段です。

私がこんな高額なものを身につけていいんだろうかと思いましたが、試着したらもう最後。
キラキラと輝くダイヤモンドの虜になっていました。

しかしもちろん即決はできないので、品番を控えてもらい退店。

恐る恐る彼に「どうだった…?」と聞いてみると、なんとかなり気に入ったとの返事。
まあ他のブランドでも気に入るデザインがあったし、また試着に行こうということになりました。

◆候補の選定

その後は約2ヶ月かけ、ひとりで試着したり母親を連れて試着に行ったり、またまた2人で見に行ったり…を繰り返し、合計100本以上に渡り試着しました。この時間が本当に楽しかった。


最終的にハリーウィンストン、ブシュロン、ヴァンクリーフ&アーペルの3ブランドまで絞りました。

そこからまたひと月程かけて彼と何度も相談、試着を繰り返し…。


やっぱりハリーウィンストンが欲しい!!

そう彼に伝えました。


◆彼のOKが出ない!


ハリーウィンストンが欲しいことを伝えてみると、
「本当に決まりでいいの?もう少しゆっくり考えてみたら?」

……。え????

あれ、もしかして値段がネックなのかな。
確かに当初言われていた予算はオーバーしているけど無理な金額じゃないと思ったんだけど…。
それとも気に入ってない?
いやいや試着してるときのテンションは1番良かった。婚約指輪もこれいいじゃんみたいなこと言ってくれてたのに?
それともやっぱり結婚自体に抵抗出てきた?
私から追い込みすぎたから流されたけど、本当はまだ結婚したくなかったのかな?マリッジブルーなの?

どうしよう。

でも私は結婚したいしハリーが欲しい。

絶対逃すものか。


◆逃げ道をなくそう

ここからは買ってもらうためにやったあれこれです。
買ってもらえさえすれば結婚話も更に進むだろうと狙いもありました。

両家両親を利用して外堀を埋めていく方法も考えましたが、やっぱり正々堂々と戦いたい。

それでも断られたら諦めよう!
やり尽くそう!
やりすぎてフラれたら会社辞めてバチェラー出よう!



①プレゼン資料の作成

立派な資料ではなくとてもお恥ずかしいので、最初の部分だけ写真でのせます。
少しでも参考になればいいのですが………

パワポにて作成

こういった理由で、結果的にハリーウィンストンの指輪に決まったよ〜といった内容にしました。

実際に試着した写真なども載せていました。

彼に見せると最初は爆笑。
発想が面白い!と褒めてもらえました。

内容についてはアドバイスやダメ出しをもらったりして、実に10回程直して再提出を繰り返しました。仕事かよ!


②担当さんと事前に打ち合わせ

お次はひとりでハリーウィンストンに乗り込みます。
2人で来店した時に担当してくれた方に連絡し、予約してから行きました。

・購入するつもりであるが彼へ最後の一押しをしたいこと
・婚約指輪は4cのランクによって値段が大幅に変わるため、国内の在庫状況を知りたいこと

これらを伝えて作戦会議です。

私の希望のランクであるダイヤを探してくれ、取り寄せをお願いすることをできました。

また、彼の結婚指輪のデザインも確定していなかったため、さまざまなデザインをサイズぴったりで用意していただけることに。

彼のテンションをあげよう!ということですね。

また後述しますが、この時に
「もうすぐブライダルフェアがはじまります。そのタイミングでご購入いただけるように来週あたりにもう一度彼とご来店されませんか?」
ということで次回の予約も完了。

さすがハイジュエラーの店員さん、プロです。
プロに協力してもらうのが1番。

③婚約指輪のお返しを提案、先に購入

結納返しが由来だと思いますが、近年では婚約指輪のお返しとして、三分の一〜半額くらいの物を用意するのが一般的だそうです。

ウェディング雑誌のアンケートを見ると半数くらいはお返しをしなかったという回答とあったので、お返ししないことも多そう。
周りの友達でお返ししなかったと言ってる子も多いです。
でもハリーウィンストンを買わせておいてもらいっぱなしはさすがに…。



ちょうどこの頃、彼が欲しがっている時計の話をしていたんです。
まあいいお値段なんだけど、婚約指輪の半返しにちょうどいいくらいだったんですよね。
※婚約指輪が高すぎる

結婚願望が強すぎて、新卒の頃から結婚資金として堅実に貯蓄してきたので、時計を購入して余るだけの貯金もある。

そこで提案してみました。

👩「やっぱりハリーウィンストンが欲しくて、お返しにはあの時計購入して渡したいなと思ってるんだけど、どうかな?」

👨「いいの!?!?」←めっちゃ食いつくじゃん
「でも、あの時計一年くらい探してるけど出会えたことないんだよね」

あの時計とはロレックスのことなのですが、みなさんはロレックスマラソンという言葉を聞いたことはありますか?

基本的に取り寄せや予約販売をしないロレックスは、人気があるゆえに欲しいモデルを購入することが難しいそう。
欲しいモデルに出会えるまで店舗を巡ることをそう呼ぶそうです。

つまりお返しに購入したくても、いつ出会えるかわからない状態だというのです。

それから私、ロレックスマラソンはじめました。
自分がハリーを手に入れるため!!!

毎日のように仕事帰りにロレックスの店舗にいき、在庫を確認。

そして数日後、出会いました!!!!彼が欲しがっていたモデルです。
その場で彼に電話。
自分が一年かけて見つからなかった時計を、数日で私が見つけてきてとても驚いていました。

神が味方をしている…。
ここは決めるところ。

👩「指輪はまだだけど、結婚の記念に時計買っていいかな?」

👨「いいの!?お願いします!!!!!」

婚約指輪のお返しとか言うと催促してるみたいだしなんかヤラシイかなと思い、言葉を変えました。意味はほぼ同じ。
これでさらに逃げ道がなくなりましたね。
さあ追い込みも終盤です。


④お得な購入日を提示

ブライダルリングを取り扱うジュエラーでは、定期的にブライダルフェアが開催されます。
その期間に購入するとプレゼントが付いてきたり、ブランドによってはダイヤモンドを選んでから指輪を作ってもらえたりと、様々な特典があるのです。

当時ハリーウィンストンではリングピロー、シャンパンボトルをプレゼントしてもらえるということでした。

そして肝心のブライダルフェアは、2週間後!!


これが購入期限のようなかたちになって、じゃあこの日買いに行こうかという決め手になりました。

そして無事購入!!!

後日、改めてプロポーズしてくれた



【結婚して5年経った現在、当時どう思ったか聞いてみた】

書き出してみると、結構追い込みしてました。
やりすぎだったかなとも思い、現在夫となった彼に当時どう思ったのか聞いてきました。

以下箇条書きにてまとめました。

  • どれだけ欲しいかの心意気を、まさかプレゼンで見せてくると思わず、面白かった。おねだりに笑いを入れてくれると了承しやすい。

  • 時計の提案はニーズを把握していて素晴らしかった。
    彼女が欲しがるハリーウィンストンを買ってあげられる。そして欲しかった時計も手に入る、win-winな提案がうまいと思った。

  • 値段は高いとは思ったけど、はじめに伝えた予算の1.5倍くらいは頑張れると思っていたので許容範囲ではあった。

  • 結局は熱意が伝わったのが決め手。


私の作戦、結構響いていたそうです。
いまだにあのプレゼン資料を気に入って携帯に保存しているそう。

結婚を追い込んだことについては、
「たしかにだいぶ追い込むなとは思った。でもあのタイミングで言ってくれてよかったなと今になって思うよ。当時は何も考えてなかったガキだったから。」

やはりライフプランとか細かく考えて焦るのは女だけ。
基本的に男は期限とか考えてない人が多いよね。



うちの場合はこんな感じでうまく話がまとまって結婚した形です。


夫がプレゼンや熱意に弱いということがわかっているので、次の誕生日にはブシュロンのキャトルをおねだりしようと計画中です。


とても長い文章を読んでいただき、どうもありがとうございました!!!

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