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ブログのコンセプト

今更?の声が聞こえましたが😅、改めて当ブログのコンセプトを書いてみます。

まず、記事はすべてスマホで書いてます。

私はスマホライターなんです😅

入院中も消灯後に6000字のmixi日記を書いてました😂

スマホで長文書くのは平気なんです。

たまに人前で文字入力してると

速っ!

って言われて恥ずかしいです😅💦

感想は極力当日に書くようにしています。

コンサートの写真は撮りませんが、ブログを書くことで当日の思いを克明に刻んでおくことができるのです。

以前何度か書きましたが、コンサートの感想はラーメン食べ歩きの感想と変わらないと思ってます。

この世はありとあらゆるレビューで溢れています。

「音楽家はプロなんだから、素人がプロの仕事に文句を言うのはよくない」と言ってる人たちは、

食べログやAmazon、Google map、ウーバーイーツのレビューは一切書いたことがないのでしょうか?

それなら納得しますが、プロの仕事にケチをつけたことのない人なんているんでしょうか?

外食して「まずかった」って言う行為と、コンサートの否定的な感想を書く行為の違いが私にはわかりません。

おそらくそういうことを言ってる人たちにとっては、

ラーメン<芸術 

なんでしょうね。

なぜ演奏家の文句は言わないのに、ラーメン屋の文句は言うのか?

私には

演奏家の悪口を言わない私こそ、本当の音楽ファン

というナルシシズムにしか感じません。

私は何も悪口を書きたくてこのブログをやっているのではありません。

私がやりたいのは、功芳流レビューの復活です。

宇野功芳が亡くなって、8年が経ちました。

宇野さんはいい時代に生き、亡くなったと言えるかもしれません。

炎上発言の数々でしたから😅

昔のTwitterは演奏会の感想が賛否両論だった気がします。

今は賛美ばかりの似たような感想なので、検索することもなくなりました。

たまに否定的な感想があっても、

「私の耳が悪いのかもしれませんが……」

「私の好みの問題ですが……」

とまあ、歯切れの悪いこと。

宇野さんは歯切れがよかった😅

否定的な感想を世に放つからには、ある種の覚悟が必要だと思うのです。

私だって、久石譲や佐渡裕の顔を思い浮かべてから公開ボタンを押しています(後悔ボタンか?😅)。

否定的な感想を書くさいに一番重要なのは、論拠を示すことだと思っています。

ラーメンの感想も同じです。

何となくまずい、では説得力がありません。

表現力のない人が鬱憤晴らしの罵詈雑言を書いていますが、あんなのは批評でも何でもありません。

読んだ人が納得する論拠が大事。

必ずしも同意、共感しなくていいんです。

「あー、この人はそういう理由でこの演奏が嫌いだったのね。私は平気だったけど」

それでいいんです。そういう納得が得られれば。

宇野さんは白黒がはっきりしてました。

批評の軸がわかりやすかった。

あえて軸を持たないという人もいそうですが、私も軸があるかもしれません。

ある人に

「宇野さんもこはださんも、理想の演奏があって、それと比較して批評してる」

と言われて、腑に落ちました。

確かにバロックや古典派のような好きなジャンルの音楽は、理想型があるかもしれません。

反対に、聴き慣れないワーグナーのオペラは、理想型がないのでうまく批評できないのです。

ラーメンにしても、普段とんこつばかり食べてる人が塩ラーメンを食べたところで、うまく批評できないのではないでしょうか。

塩ラーメンの名店と呼ばれる店を10軒20軒と訪ねるうちに、批評の眼が育ってくる。

批評は比較から始まる、と言ったのは誰でしたかね。

演奏家への盲目的な賛美ばかりでは、業界は先細りする一方だと思います。

映画にしても漫画にしても、勢いのあるコンテンツは賛否両論なのではありませんか?

カラヤンかフルトヴェングラーか
カラヤンかチェリビダッケか
カラヤンかバーンスタインか

昭和のクラオタはそんな二択に熱くなっていたのです。

コンサートの感想を毎回ブログに書いてる人はかなり少ないと思います。

書いていたとしても、楽しめなかったコンサートの感想は書かないことにしている人もいるでしょう。

私は毎回欠かさず書いてますが、つまらないと思ったコンサートほど、どこがつまらなかったのか?を真剣に考えて言語化するので、勉強になるのです。

私はスコアを見ながら聴いてるわけではないので、スコアを見ながら聴いてるファンの感想には全然及ばないと思ってます。

勝負しようとも思っていません。

あくまで、ラーメンを食べて感想を書く感覚で、クラシックの感想も書いてるだけです。

ラーメンをプロ並みに作れる人が気づかない感想だって中にはあるでしょう。

かつて「演奏家に対する敬意のないバカ」呼ばわりされたことがありました。

今ではネタにしてるくらいですが、コンサートに行って毎回欠かさず感想を書くのって結構大変なんです。

好き勝手やってると思うなら、同じことをやってみてほしいです😅

自腹でチケットを買って、コンサート会場まで行って、コンサートを聴いて、その日のうちに感想を書く。

長く続けるのは結構大変です😅

でも続いてるのは、楽しいからなんでしょうね。

「コンサートを聴くだけ」だと、受け身で終わります。

感想を書こうと思って聴くと、考えながら聴くので、より真剣な聴き方になります。

音楽的知識に乏しいので、クラシックの知識がない人でも読める感想だと思います😅

私のブログを読んで、クラシックの奥深さに興味を持ってくださる方が現れることを願ってやみません。

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