登場人物紹介1 保健医と女生徒

佐伯 梨花
(さえき りか)

高校3年生。
身体があまり丈夫ではなく、保健室のドアを叩くことが多い。
保健室の先生である葉介に想いを寄せていて、次第に仮病を使ってまで会いに行くようになる。
恋人同士になってからは、少し控えるようになった。
大人しく冷静で優秀な生徒だが、恋愛沙汰になると我を忘れるのが玉に瑕。
友達は多くも少なくもなく、あまり踏み込んだ事は話さない主義。
両親が離婚していて母親とふたりで暮らしている。
1人っ子のため、心配をかけないようにと母親の前では気丈に振る舞うことが多い。
教師で、しかも既婚者である葉介との関係をよくないことだと思いながらも、そんなことは関係ないと割り切ることもあれば、本気で悩むこともある。

長谷川 葉介
(はせがわ ようすけ)

30才。保健室の先生。
保健体育も教えるが教壇に立つことはあまりない。
ヘビースモーカーで保健室にいても煙草を吸う型破りな教師。
アルコールは非常に弱い。
生徒に対して常にフランクな態度でいるため割と好かれている。
よく保健室にやってくる梨花の想いに気付いていて、初めはからかっているつもりだったが次第に本気になっていき、付き合うようになる。
既婚者であるが、妻が放浪癖のある浮気性で滅多に家に帰ってこないため、ほぼ独身のような生活をしている。見合い結婚。
物事を遠慮なく言うので高圧的に見られたりもするが、本当はあまり心の強い人間ではないため梨花や家庭のことについてよく悩む。

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