自分メモ2(会話文)

保健室

高明・長谷川


「せんせえ」

「はいよ」

「美術で手ぇ切った」

「何?カッター?彫刻刀?」

「紙」

「おお・・・そうか」

「ばんそこ、あ、まきろん」

「ばんそこだけでじゅーぶんだ」

「なんか冷たくない・・・紙で手を切ると地味に痛いんだよ・・・怪我だよ怪我!俺怪我人だよ!」

「大した怪我じゃないからお前は怪我人じゃない、よって俺は今から煙草を吸う」

「うわあ最低」

「サボるんならもっとマシな言い訳してこいよ」

「ちがうじゃんほら!手ぇ切ったの!見て!」

「そんなちょっとぴってやっただけじゃんよ・・・」

「血も出たんだよ・・・ベッド貸して」

「は!?」

「出血多量により貧血に陥りました・・・」

「お前の体どうなってんだよ・・・ダメだよもうすでに一人いるんだから」

「もう一個空いてるじゃん!寝かせてくれてもよくない!」

「よくねーよ!病人いんだから静かにしろよ!」

「じゃあ煙草やめろよお!」

「俺はいいんだよ!」

「なんでえ!」

「先生だから!」

「きたねー!!大人きたねー!!」



保健室って楽しいよね。

なんか特別感あるよね。

高明はよくサボりにきます。

ベッドには梨花が寝てます。

先生だからって煙草吸っちゃだめだよ。

先生だからだめだよ。






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