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COP27(エジプト)への道 vol.1


野田浩平(プロフィール)

自営業の人事コンサル・メンタルヘルス屋さん。知らないことを知るのが好きで興味を持った鬱の研究で博士号を取得。その後、震災を経て、幸せ感が強くしかしもっと発展してもいい余地が残るフィリピンへ渡り住みながら日比で仕事を。コロナ後、気候変動対策の活動も開始し、日本に帰国。公式プロフィールは、株式会社ココロラボ代表取締役、CCL Japan代表、JANIDA理事、博士(学術)、産業カウンセラー。

気候変動に関心を向ける余白はなかった

私は2020年初頭にコロナ禍で運営していたフィリピンの英語学校と日本の人事コンサルの仕事がとまるまで、気候変動対策にそれほど時間も意識も避けていませんでした。
元々メンタルヘルスの仕事や人々がいかに幸福に暮らせるかということを軸に仕事をしていたのでSDGs(/MDGs)やNPO法人セブン・ジェネレーションズ(SG)が提唱するの3つの分断(環境・社会・個人)というところには素直に共感できたものの、一番遠かったのが気候変動の分野だったと思います。2018年にSGの仲間でドローダウンのホームページの翻訳をしようと集った際に少しだけ翻訳のお手伝いをするくらいの関心と関与の薄さでした。

コロナで気候変動への関心が向けられるようになった

しかし、2020年にコロナで全てが止まり、改めて地球と人類の現状を考える時間をU理論のコミュニティなどでもてて、さらにNPOパチャママアライアンス(アメリカ)の新しいプログラムでアクションを取ることを強く勧められ参加しました。
忙しい中月1回のコーチングを数回してくださいました。

日本のSGの仲間も助けてくれ、SGのプログラムであるゲームチェンジャーインテンシブ(GCI)の気候変動のモジュールに出てくるCitizens' Climate Lobby(シチズンズ・クライメート・ロビー/CCL)に連絡したところ、日本に支部を作ることを強く勧められました。60カ国、600支部、20万人のボランティアを抱える国際環境NGOなのにG7の1カ国である日本に支部がなかったのが理由でした。
当時熱を持って議論をしていたU理論の仲間も賛同してくれ、CCLの日本支部を立ち上げることができました。

https://japan.citizensclimatelobby.org/

活動を始めても課題は感じている

CCLの活動は気候変動対策を進めるカーボンプライシングと、気候正義に則って移行を進めるためのカーボンプライシングで集めたお金の国民還付です。
2年間活動する中、同じ先進国のアメリカやヨーロッパと比べて、市民の意識が十分に集まっていない感じはヒシヒシと感じます。

日本に2020年11月末に帰国したので、2021年の9月には今住んでいる横浜でゼロエミ横浜という活動も始めました。それに先立ち、去年の前半には化石賞などを出していて有名なクライメートアクションネットワークの日本支部にもCCL代表として所属しています。
気候心理学アライアンスという気候不安の啓発、アクティビストのバーンアウトに対策する国際的ネットワークや、気候コーチングアライアンスという気候変動対策を進める際の移行支援をするコーチングのネットワークにも参加しました。

色々個人で最大限活動していますが、まだまだ周りの人の意識も手伝ってくれる人の数も足りていません。

自身はできるところまでやってみよう

個人では元々理系で一部原子力の大学院出身でもあり、経営コンサルティング出身でもあるので、理屈っぽい話や数字へのアレルギーもなく、出来ることを最大限やろうと思っています。

そもそもそれまで関心のあった個人の鬱や幸福観、途上国含めた人類の許容できる形の発展から気候変動へも関心が移ったのは、前者の個人や社会の問題以前に、地球環境を人類全体で人類が適応できない形で作り替えていて、人のことを考えることもできない未来が待っていそうと思ったからです。
日本で意識、アウェアネスを高めるために、世界でも目立っている若い世代の人たちが頑張っています。フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)という若い世代のグループが世界でも日本でも頑張っています。

Vol.2へつづく

COP27(エジプト)への道 Vol.2

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