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丁寧に、記憶を辿って 〜地域を問い直す〜

「地域」とはどこなのか。
なぜ「活性」をするのか。
本当に「活性」が必要なのか。
どのような「活性」が必要なのか。

僕は地方創生という言葉が嫌いだ。
大嫌いだ。

「地方」を創生してあげます感を感じる。
都市と二項対立で区分した時の地方を、都市目線で創生する。
ぶっちゃけ、意味がない。

日本に地方なんてない。
あるのは、様々なまち。
そのまちに生きてる人には顔があり、表情があり、感情があり、生活があり。

地方創生は、そんなことは考えない。
第一期で国が掲げていた地方創生の長期ビジョン。

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1. 2060年段階で、1億人程度の人口を維持すること
2. 2050年代の実質GDP成長率1.5%〜2%を確保すること

本当に、目標はそこなのか?
僕らが地域をなんとかしようとあれやこれやを考えるゴールは、お国に仕えることなのか?
その土地に生きる人、風土そのもの、そういったものが、より生き生きするためじゃなかったのか。

だとするならば。
風の声を聞いて、土の記憶を辿る。
そういう営みこそが必要なのではないだろうか。

地方創生、地域活性...
都合のいい言葉に耳を傾けて、それっぽさを求めていく。
情報過多の時代に起きがちなことではあるけど、僕らに必要なのは、そんな上辺の情報じゃない。
ショートカットされた思考の先に、未来はない。
僕らに必要なのは、もっと深くて、やわらかくて、あたたかい、ずっと忘れかけていた記憶のカケラ...。

「地域」に顔はありますか?
土、耕せてますか?
風の温度、感じてますか?

地域に関わるならば、当然向き合うべき問い。
一方で、おそらく地域に向き合わないと見えてこない問い。
そんなものに向き合いながら、あれやこれやとNPO法人ムラツムギの皆さんとお話させてもらいます。

明日です!
11/10 20:00~21:00です!!
https://note.com/muratsumugi/n/n552ac9e0b696?fbclid=IwAR3xw8ouaHjX0oUCdarHeE7i4ZK_oz2H8n2J8w5U0kwYW9vlGhZ2PZ-eGqs

そして、配信が終わった後の1時間は楽屋トーク!
みんなでゆるっとお話しましょう。
僕もまだ加賀に移住して1年3ヶ月。
まだまだ赤ちゃんのような存在。
ここで、みなさんとフラットに話せる場として、皆さんと意見を交換しながら話せたら嬉しいです。

サポートしていただいたお金は、加賀、石川、日本海側を活性化させる事業に使わせていただきます!