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どうしても現場が見たく、香港へ飛んだ

こんにちは!佐藤です。久しぶりに飛行機で移動してまとまった時間がとれたので、今回の香港滞在の目的や所感についてnoteに書き残していきたいと思います!


6年ぶりに香港滞在

これまでは中国本土へ行くための通過地点でしたが、久しぶりに香港に滞在しました。両手では数えられないくらい訪問していますが、今回はこれまでと異なる感覚がありました。

奇遇にも行きはポケモンジェット

まずは、円安で物価が高く感じたこと。地元の食堂の値段はあまり変わっていませんが、円安により地元の食堂でも最低で60香港ドル(1,200円)はします。オフィス街でランチすると安くても150ドル(約3,000円)、東京感覚だと高いですね。

他にも、中国本土からの観光客が大きく減ったような気がしました。景気が悪くなっていることもあるかもしれませんが、香港に行かなければ手に入らなかった外国製品が中国本土でも入手可能になっているというのも理由じゃないかと推測しています。

香港・九龍半島の西側を移動


香港滞在の目的

今年の2月に始めた新事業を将来どのようにしていくかを模索していく中で、参考になるような事業を発見し、どうしても話を聞きたいと思ったことが今回の香港滞在の目的です。

今の時代、スマホがあれば世界中の情報が集まるし、ChatGPTがあればそれっぽい情報をまとめて発信することができます。

ただ、事業を始めるのであればトレンドや周囲からの評価に左右されず創業者たる私の魂の向かう方向と重なるか、熱量をもって続けていける覚悟を決めていけるかを確かめる必要があります。ちょうど、事業のあり方を考えていた際に参加していたインキュベーションプログラムでメンターの中井健太さんに背中を押されていくことになりました。


香港で訪れた二つの企業

午前は、Rooftop Republic Co. Limitedの拠点を訪問させていただきました。シンガポール出身の創業者が立ち上げた企業で、立ち上げから約10年の歴史を有しています。日本で言うとららぽーとMUFGの本社ビルのような場所やバンク・オブ・アメリカ香港支店ビルの屋上にコミュニティガーデンを造っています。

なぜ大手企業と組めたのか?ということに興味がありつつも、なぜこの事業を香港に根付いて進めていきたいのか?という点に関心がありました。

というのも、私が知っている香港在住者のほぼ全員が金融業やコンサル業に従事しており、CV(履歴書)をいかに「綺麗」にして年収を上げていくかに高い優先順位を置いています。そんな学歴・職歴重視社会において、起業という選択肢は異端に映っていました。

ただ私が意識したのは、生い立ちと今の事業を立ち上げた経緯から、事業を通してsense of belonging(コミュニティへの帰属意識)を醸成できるような事業を創りたいという想いを伝えることです。生い立ちの話をしっかりと話したから、相手が胸襟を開いて話してくれるようになりました。

商売の数字については後付けで理屈を作れますが、なぜ私がやるのか?についてはしっかりと語れるように普段から向き合う必要がありますし、口に出していく必要があると改めて感じました。

Rooftop Republicのスタッフと共に

午後に訪れた会社は、テレビでPRの仕事をしていた方が設立した会社を訪れました。午前の会社とはビジネスモデルが違いますが、参考になる話をたくさん聞けて、今後の展開と障壁の解像度が高まりました。


不安

ある企業主催の「スタートアップ企業との交流会」でオッサンから、「君の事業は金の臭いがしないんだよねーと言われました。凹むどころか、このオッサンを再雇用してあげるくらいにしようと逆に熱量が高まりました。

とは言え、オッサンの発言は一理あります。心配性の私にとって、理想とする世界観とそれを実現するためのロードマップを作っていくと障壁の多さを理解していますし、同じような構想を持ちながらも諦めた人の存在がどうしても気になったりもします

あと、ブレない軸として理念や世界観を確立していくだけでなく、事業を持続可能なものにするためにはインパクトを定量的に語れるようにする努力も重要ですね。

どんな課題を解決したかという課題の難易度だけでなく、どれくらいのインパクトを定量的に作れるかというのが世界観を強く支える屋台骨になります。その事実から目を向けてはいけないと再確認し、オッサンに感謝しました。

ただ、香港、シンガポール、西欧や米国で成功事例がありますし、実際に自分が飛び込んで香港とシンガポールの事例を吸収しています。門外漢ではありますが、周囲には専門家がたくさんいます。分からないことだらけですが、委縮しないように心がけるのが大事だと思います。ただ、大変。

ヒト・モノ・カネが綺麗に並ぶ線(『鬼滅の刃』で言うと隙の糸)が見えると勝ち筋を作れるし、それまで続けられるかどうかだと思いました。

たまに諫言を頂くことがあるので、批評は耳半分で聞きながらも素直に受け入れることも大事。


楽しみ

そろそろ決算期が終わるので、帰りの飛行機の中でROOF事業の将来を考えていました。

土壌専門家で、常に的確なアドバイスを親身にしてくださるAさん、ソーシャルスタートアップ支援団体、企業や人を繋いでくれるBさん、関西から応援してくださる前職の先輩方々、弊社スタッフの皆様、そして家族。

たくさんの支えの中で生き延びていることを実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。全ては未来に繋がっている!

パイロット的に導入してくださることを本気で検討してくださる方や高い関心を持ってくださる方とも出会えました。


土を通して人、文化や自然が繋がるハブとなる」ことで、「食」の現状を楽しみながら変えるキッカケを届けていける事例を作れる日も遠くないです。


長文になりましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!なるべく定期的に発信できるようにします。

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