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【質問に答えてみた】 #1 - 販売員はどんな接客をすべきでしょうか?

おはようございます!窪田です。

家族で旅行に行っていたため、しばらくnoteの更新ができていませんでした。楽しかったなぁ〜、また来年もいきたいなぁ〜、そう思える旅でした。旅の話はまたいつかシェアしますね!

さて、先日私が講師として講義の機会を頂いた文化服装学院にて、

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お客様は販売員のアドバイスや日常的な会話を楽しんで商品を買うのでしょうか?何故接客を受けたいと思うのか知りたいです。あと、何を話したらいい時間だったと思ってもらえるのか教えてください。

ショップスタイリスト(販売員)コースに通う女性からとても良い質問^-^ なぜなら販売員(を目指す学生)としてお客様に対してしっかりと応対したいという想いが溢れているから。私は何か力になりたいと思い、MESHWellユーザーから寄せられた声を元に、こんな接客はお客様にとって良いのではというのをまとめてみました。

まずはじめに

MESHWellの働き手は圧倒的に女性が多く、ストアはセレクトショップや専門店が中心です。店頭では女性のお客様を接客する機会が多いため、ここではレディースの接客にフォーカスして話をします。

誰が接客するの?

MESHWellに登録する働き手(サービス内ではタレントと呼びます)は、

・主婦やママ
・学生
・Wワーカー(副業)
・フリーランス(インストラクターやスタイリスト、モデルなど)

販売経験を持つ方が多いですが、未経験の方も大勢活躍しています。

いつ接客するの?

MESHWellはタレントが自分のスキマ時間を使って働くことができるサービスです。タレントが働ける時間には傾向があり、

・平日の昼間(11〜15時):主婦やママ
・平日の夜(18〜21時):Wワーカーや学生
・週末の日中(13〜18時):フリーランス

1回の平均業務時間は約3時間。業務中は休憩がありませんが、無理なくお仕事できる時間です。

どこで接客するの?

MESHWellを利用する店舗(サービス内ではストアと呼びます)は、

・路面店
・駅ビルやショッピングセンター内のテナント
・百貨店内のテナント
・ポップアップストア

3坪ほどの小さなストアから900坪の超大型ストアまで様々なバリエーションがありますが、共通するのは”ピークタイムに人手が足りない”ストアです。つまり、多くのお客様を惹きつける人気ストアが多いです。

何を接客するの?

タレントはそのストアが取り扱う商品を来店したお客様に接客して販売します。ストアが取り扱う商品は、

・お洋服全般(子供服もあります)
・シューズ
・バック
・アクセサリー
・コスメ
・パッケージ製品(お菓子など)
・家電製品

多種多様な商品を取り扱います。

どんな接客をしているの?

さて、ここまでで接客するシーンがイメージ出来たと思います。では実際タレントはどんな接客をしているのでしょうか?タレントに聞いてみました。

ECサイトでスカートをすでにご購入されていらしたお客様で、そのスカートをとても気に入ったことから、色違いをご購入されるか迷って店頭でご相談くださったされたお客様がいらっしゃいました。お持ちのスカートを気に入ったということは、そのままオンラインで色違いをご購入してもいいところを、わざわざ店頭にいらしたということは、お客様の中に何か別の御要望が有ると思い、まずはニーズを探っていくことにしました。お話を伺っていくと、すでに持っているスカートの色違いをご購入するのはどうか、そもそも判断しかねて相談したいと考えていらっしゃることが分かりました。また、お持ちのスカートを使ったコーディネートのご相談、さらに色違いの商品とどのようなコーディネートで使い分けるかなど、いろいろと質問してくださり、アドバイスを求めてくださいました。そこで世間話をしながらクローゼットの中のお洋服や、普段の服装、体型のお悩みなど、お客様のライフスタイルを伺いました。そうすると普段は自転車に乗られるとのことで、スニーカースタイルでも素敵なコーディネートというご提案を差し上げることもできました。会話の中で伺ったお客様の情報が色付けになり、より良い提案ができました。
すごくおしゃれで物腰も柔らかくて素敵な方が来店されて、はじめはお声掛けしてもあまりお話したがらなそうなご様子でした。なのでそっと見守っていたんです。後から知ったのですが、その方は他店に懇意にしているスタッフがいるお客様でした。この日はそのスタッフがいる店舗で取り扱いのないブランドを見にくるのが目的でお買い物にいらしていました。お客様は気になる商品を試着され、お話をしていく中でスタイリングのご提案をさせていただきました。嬉しいことにそのスタイリングをとても気に入ってくださって。お話の中で店頭にあった商品でお客様の手持ちアイテムがお伺いできたので、それに合いそうなアイテムも一緒にご提案したところ、「自分では思いつかない組み合わせでスタイリングの幅が広がった!」と喜んでいただけたんです。直接売上に全て繋がったわけではないのですが、喜んでいただけたことがとても嬉しかったです。最後には「普段はどちらの店舗で働かれているんですか?」と聞いてくださったんです。このお客様に限らず、スタイリングのご提案をしてそれを喜んでいただけることが大きなやりがいです。
インターネットで簡単に服が買えてしまう時代、わざわざお客様は足を運んで店に来てくれています。「実物を見たい」ということもあるかもしれませんが、+αの何かを期待してると思うんです。これは私の考えですが、それを期待していなかったとしても、もしくはお客様が気づいていない内側のニーズだったとしても、お店で接客する時はその+αを伝えるのが販売員だと思っています。なので、私は無理強いするとかではなくて、お客様の理解できる範囲の中で新しい世界を見せてあげたいという気持ちがあります。それをどうお客様に伝えるかというのが一人ひとり違いますし、個々に合わせた接客ということなのだと思います。この思いを先ほどの接客で大事にすることに繋がってくるんです。例えばノースリーブが苦手なお客様に対して、同じノースリーブでも少し肩が隠れるデザインをご提案をしたら気に入ってくださったという事がありました。お客様も「こういうのが着れるんだ!」と喜んでくださって、小さな事でもお客様にとっては新しいファッションの楽しみ方に繋がった瞬間で、一緒に嬉しい気持ちになりました。

まとめ

さて、私はこれまで沢山のタレントにお会いしてきました。登録下さる方々に共通するのは販売経験ではなく、自分ができることで他人を幸せにしたいという純粋な想いです。そして活躍される方々に共通するのは、その想いを実現しようとする行動力です。

そんなタレントの皆さんが共通して行なっている接客は、

お客様に寄り添うこと

だと私は考えています。具体的に言えば、

・なぜその日お店にいらしたのか
・どんなお悩みを抱えているのか
・どのように自身を演出したいのか

タレントはお客様のニーズを1つ1つ聞き出し、その上で店内に飾られている商品の中から最適と思われる商品やコーディネートをご提案します。MESHWellではこの接客方法を

共感接客

と名付け、タレント説明会でレクチャーしています。これって普段、家族や友人に接する時の気持ちに似ていませんか?この方法なら商品情報や販売経験を豊富に持たなくても販売ができるし、お客様もそのお買物体験に大変満足をしてくださいます。

最後に

え?そんなんで本当に販売できるのかって?

それは是非皆さんが試して確認ください。きっと結果に驚くと思いますよ。

フリーランス販売員にご興味がある、チャレンジしたいという方は、是非MESHWellにご登録ください。随時、無料説明会も開催しています。

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