悩みが解消されない人の特徴とは?

正しい質問ができれば、答えは見つかる。

悩みを抱える人は、基本的に「正しい質問」がわからないのだと、つくづく感じます。というのも、私が編集しているYouTube「樺チャンネル」は、視聴者からの質問形式でやっていますので、何万もの質問が送られてきます。

そうして、たくさんの質問に触れていて思うのですが、明瞭な質問というものをほとんど目にしません。つまり、自分が何に困っているのかがわからないのです。だから、その場で足踏みしてしまって、前に進めなくなっているのです。

この「質問力」の重要性は、悩みの解消にかぎらず、「コミュニケーション力」や「仕事力」とも深く関わっていますから、質問力が低いとその他の能力も低くなるため、社会生活がとても難しくなります。

すると、どんどんメンタルも疲労して、メンタル疾患にもなります。

質問力とは、普段から疑問を持って生きないことには身につきません。子どもの「なぜなぜ攻撃」を無下にする親は多いですが、子どもの質問に対して「なんでも」と答えられてきた人は、質問力が低くて当然です。

なので、普段から質問を前提にして、人の話を聞いて練習していくしかありません。そして、意外にも質問の難しさに気づくはずです。「親密度」が深くないのに、深い質問をしてしまうと相手に嫌がられる一方で、浅い質問ばかりでは他人と仲良くなることはできません。

「自己開示」と「親密度」のバランスや、「状況」によっても質問は変化しますから、難解なゲームをやり込む感覚で練習するといいでしょう。

そうしていくうちに、質問力がつきますから、自分の悩みも深堀りして正確に捉えられるようになって解消されていくでしょう。

人間にとって大切なのは「疑問」「質問」です。それとは、一生付き合っていくものですから、ゆるく構えて長い目線で練習していきましょう。

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