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【事例】AIでイノベーションを加速する研究者たち

2015年に設立されたLuxembourg Institute of Science and Technology(LIST)は、ルクセンブルクのミッション主導型の研究技術組織です。600人以上いる従業員のうち75%が、世界的な研究者やイノベーションの専門家で、官民のステークホルダーのために、市場志向型の製品やサービスのプロトタイプを開発しています。

LISTはIBMと協働して、IBM Cloud Pak for Data、IBM Watson Knowledge Studio、Hadoopクラスターを使用した人工知能とデータ分析用のハイブリッド・プラットフォームAIDA(Artificial Intelligence and Data Analytics)を開発しました。これまで、データのほとんどは分散して保管されていました。

相互接続された1つの大規模なリポジトリーにデータを集約して保管し、研究者が新しいプロジェクトのために、何の障害もなく、データにアクセスできるようにすることが重要でした。AIDAプラットフォームは、研究プロジェクトのデータ管理のための、一元化された安全な処理および保管用のインフラストラクチャーとして機能します。

大量のデータのクリーニングや準備から解放された研究者は、付加価値のある活動に集中できるようになりました。研究者は新しいモデルや新しいデータを内部で自由に構築して、データに基づく知見を迅速に引き出し、モデルの細部を裏付けてからHadoopクラスターに転送して、さらなる改良や最適化を加えることができます。また、官民の機関が信頼できるこの高度な専門的環境の提供より、継続的に行われるプロジェクトで協働設計の手法を取ることができます。

詳細は、IBM Webページの事例(日本語)をご覧ください。


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