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図書館の企画の為に書いたPOP

住んでいる町の図書館で利用者からPOPを募る企画がありましたので、3本ほど書きました。いちおう、紹介した本のアマゾンURLと一言コメントを載せておきます。

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はい、言わずと知れたタンタンの冒険。もう小学生の時から何度も全24巻読み返しているんですが、やっぱり『黒い島の秘密』最高!キルト最高!

出来るだけ、王道(ユニコーン号、金のハサミのカニ)を避けて選んだけどそこまで良くないかなぁ。まあその場で10分ぐらいで作成したから…

ちなみに、図書館ではタンタンシリーズは全て書庫に入っていました。ショック…


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最近、海外の作家が執筆したYA(ヤング・アダルト)にハマっています。特におすすめのシリーズが『STAMP BOOK(岩波書店)』シリーズです。どこか闇を抱えた少年少女たちがどのようにこの世界を生き抜いていくのかという主題が多いのが特徴です。また、登場人物達は時にはLGBTQや、発達障害の当事者だったり、コンプレックスを抱えていたりと幅広く誰かしらの心に刺さるのではないかと思います。実際に、ここから出版された本のなかには賞を受賞したり、映画化された作品が数多くあります。装丁もシンプルで綺麗なので見かけた際は是非手に取ってください。

前置きが長くなりましたが、今回取り上げた作品もベルギーの作家が執筆しているんですよね、2冊続けてベルギー物だ…

ですが、この『15の夏を抱きしめて』は結構衝撃的な本でした。ベルギーの作家ってこんなジメジメした暗い話を書くんだなぁと。結構面白かったです。

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こちらは、前の記事で紹介した『ホートン 不思議な世界のダレダーレ』の原作本

『ぞうのホートンひとだすけ』のPOPとなります。本当は映画を見て欲しい、そしてジョジョ君に堕ちてほしい…という邪推な思いを我慢して純粋にお子さんと殿死んで欲しいという目的で作成しました。

いや〜ドクター・スース作品って本当に未邦訳の作品が多すぎて…数少ない邦訳作品も極小の私の街の図書館には入らないから、ホートンシリーズがあるって奇跡的でしたよ。ちなみにこの作品は2008年再販、つまり映画に合わせて収蔵した可能性が高いです。何にしろこうして私たちが読める状態にしていただけるのはありがたい。

個人的には『ぞうのホートンひとだすけ』が一番スースの狙いどおりの文章になっていると思います。つまり原文に一番近いかも。(あくまで予想です。原文版は読んだことはありません。)

(洋書版ですみません…)

以上です。もし、何か心に刺さる本がありましたら読んでいただければ幸いです。


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