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今からでも遅くない!出遅れた人のための、ざっくりバーチャルYouTuberまとめ

ネット界隈では、アニメ風のキャラクターがYoutuberをする「バーチャルYouTuber」が流行してきているわけですが、一応把握はしているけど、どういうキャラがいるのか全然わからんなーという人のために、

今回は、2018年4月現在のランキングを見ながら、僕が把握している中でのバーチャルYouTuber(以下Vtuber)の特徴、おもしろいと感じるポイントをざっくり紹介していきます。

大体登録数順で書いていきますが、有名というよりも、自分がちょっとでも気になったVtuberから見ていくのがおすすめです。

さて、長い夜になりそうだ。

キズナアイ

はじめてバーチャルYouTuberを自称。登録数は飛びぬけて多く、認知度も高い。別名「親分」。日本政府観光局の訪日促進アンバサダー。

基本はアホっぽい。キャラクターはかなり安定していて、初期からあまり変化がない。ほとんど一人だが、他の人との絡みもおもしろい。

叫びながらの罵倒がすき。

23:55~

輝夜月(かぐやるな)

ハム太郎が首を絞められたような声から「首絞めハム太郎」、異常にテンションが高く、酩酊したようなトークから「見るストロングゼロ」といった異名を持つ。

バーチャルYouTuberの起爆剤になった。

他の人と絡むときにも空気を読まないところがいいですね。

ミライアカリ

初音ミクのデザイナー、KEI氏によるデザイン。

陽キャで、わりと普通の女の子っぽい。視聴者にはガチ恋勢が多いと言われる。

意外にゲームがうまい。下ネタにも積極的に触れていく。

まじで怖がっているところすき。

こおろぎがOP、EDを作っている。

電脳少女シロ

清楚な見た目だが、サイコパス的だったり意味不明な発言が多い。

「キュイッ!🐬」という、イルカの鳴き声を思わせる笑い声のため「シロイルカ」とも称される。

「ぱいーん」「やりおるマン」「救済するんで、人を殺すってことは」「いくぜいくぜー」「おほー♪」「おほほいおほほい」「お亡くなりー」「ね゛え゛え゛え゛え゛」「いじけむしピー太郎」「脳みそこねこね」といった、語録製造機。

こういった語録は他のVtuberの放送でもよく使われる。

声のトーンも多く、英語力もある。

こおろぎはシロが一番すきなので、布教するために編集動画を作ったりしている。


ねこみみマスター(バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん)

「世の中、世知辛いのじゃー」

幼女の狐娘の見た目をしているが、声がおじさんそのままのVtuber。

その姿のままレジ打ちのマネをはじめたりと、やることなすことシュールな動画になっている。

ねこますさんや、のじゃロリさんと呼ぶのが通常の呼び名である。

キャラクターは「みここ」「ねこま」などがあり、チャンネル名は「けもみみおーこく国営放送」なので、名称が色々とややこしいかもしれない。

猫宮ひなた

猫系Vtuber。

気が抜けたような喋りかた、キャラクターなんだけど、シューティングゲームが異常にうまい。

月ノ美兎

突如現れたVtuber界のやべーやつ。サブカルチャー中心のトークが特徴。

企画をするのが好き、トークがおもしろい、パソコン等の扱いが得意、という強スペック。

生放送でのリアルタイム試聴者数は毎回3万人前後と、Vtuber界トップ。

「ムカデ人間」「私で隠さなきゃ」「これがバーチャルYouTuberなんだよなぁ…」「雑草イーター」「ヘテロヘテロ」「胎児クッキー」などわりとヤバめな語録が多い。

樋口楓

ボーイッシュなゲラ。JK。

やべーやつらばかりの中で、わりと普通っぽいいい子。

基本ボーイッシュなのに、照れたり嫉妬したりという、女子っぽい感じを出してくるのがいいんですね。

他の人と絡んでいる動画もおもしろい。

ときのそら

超正統派アイドル系バーチャルYoutuber。

純粋でまっすぐなところが魅力。あと母性。透明感のある歌声は視聴者を浄化する。

ネットスラングをほとんど知らず、アダルトな文脈で使われている「アヘ顔ダブルピース」に似た「エヘ顔ダブルピース」を持ちネタにしていることで視聴者の罪悪感を刺激していく。

のらきゃっと

現在、Vtuberで最もかわいい動きをする。Kawaiiムーブのプロ。現代に蘇った人形浄瑠璃。

「かわいい」のコメント比率はVtuberの中で一番高い。

毎回、生放送で78人くらいはかわいすぎて心停止している。

音声認識ソフトのおもしろい誤認識や天然なところもまたよし。

バーチャルおばあちゃん(VB)

「白人はよく焼けるねえ」「死ねアングロサクソン」など、差別的な発言をガンガンしていくんだけど、昔のおばあちゃんだったらそういう発言しそうだなーw、ということで許されているしそこがおもしろい。

生放送でのアドリブ力、企画力が高い。

弾き語りも、ギターや歌がうまいわけじゃないのにモノマネやアドリブを織り交ぜることによってエンターテイメントになっている。

生放送では、罵倒メッセージを添えて投げ銭をすることが恒例になっている。

げんげん

動画投稿の度に世界観がリセットされる、世界観リセマラ系Vtuber。

1話完結型で、自分の状況を語り、死亡フラグをたてて動画が終わる、というのが恒例になっている。

セリフ回しをテンプレ化した二次創作が多い。

ばあちゃる

世界初男性バーチャルYoutuberの馬。

「世界初しか取り柄のない男、時代に追い抜かれた男、開始数秒で持ちネタがすべて終わる男、竿役、小物界の大物、一言一句すべてが滑ってる馬、シンプルにつまらない」

といった、数々の罵倒をうける。動画は致命的につまらないが、それ以外はわりとおもしろい。

2018年4月現在、唯一リアル世界に登場したVtuber。

アズマ リム

通称「アズリム」。17歳のJK Vtuber。3Dモデルのクオリティが高い。

水をよく飲む。歌って踊れる水槽。

生放送が多く、よく動くが、致命的に体力がない。

おしっこ我慢ステップで紳士の視聴者を魅了する。

モイラ

女神。ささやき声が特徴の癒し枠。

生放送はヒーリング音楽と同じ効力を持っている。睡眠導入BGMとしての効果も高い。

彼女にしたい声No.1

鳩羽つぐ

謎の多い幼女系Vtuber。

動画は数本しかなく、ほとんど喋っている場面もなく、意味深なカットが多い。

その興味深さゆえ、考察班や二次創作のイラストが大量に発生している。

藤崎由愛(YUA)

「おはYUA~」という挨拶は他の動画でも見ることが多い。

明るめな動画も全体的にほんのりと幸の薄い感じがするVtuber。

エルフのえる

めちゃくちゃ喋るやつ。

隙あらばアンパンマンのモノマネをしたり、イキったりする。

アンパンマンのマネをしながら発した「どうしたんだいキモオタ」は名場面。

物述有栖

ただただひたすらにかわいいやつ。

ブレがなさすぎて、もはやキャラクターに魂が定着しているものと思われる。

部屋のインテリアとして無限に配信を流しておきたい。

乾伸一郎

ゲームをするエロ忍者。

声の高めな杉田智和さんみたいな声。

鈴鹿詩子

行き場のない母性を抱える古の腐女子でありショタコン。

多くのVtuberはママと呼ばれることを良しとしないが、鈴鹿詩子はむしろ積極的にママと呼んで欲しいという願望を打ち明け、視聴者をドン引きさせる。

話は大体ショタかBLに収束する。

かしこ まり

シンガー、かしこ まりと、マネージャーのパンディによる掛け合いが特徴。かしこ まりはパンディに「ちゃんまり」と呼ばれている。

動画は、飲酒をしながら放送する「ヨルタマリ」がおすすめ。

気の置けない2人のトークと同時に、企画がきちんと用意してあって、全くダレない放送になっている。

普段はちゃんまりに雑な扱いや罵倒を受けているパンディだが、L4D2の放送では頼られ、父娘のような、兄妹のような関係が見えて最高の高であった。

5:15~「パァンディどこい”っだの~;;」

また、音楽系ということもあり、音質がよく聴き心地がいい。

家長むぎ

塩対応系Vtuber。15歳の中学3年生。

視聴者には「頭大丈夫ですか?」「永眠してください」「以上です。次」など、辛辣な言葉を浴びせる。

左右非対称のギターは性的な目で見てしまう。ベースはあまりにも性的でモザイクをかけたいなどと語る。

MADだけど、これが一番わかりやすい気がする。

剣持刀也

ネタ枠。視聴者に媚びないスタイルでめちゃくちゃ喋る。

よくネタにもされる。人気男性Vtuberはこういった、視聴者に雑に扱われているタイプが人気になる傾向がある。

届木ウカ

1000歳の不老不死バーチャル美少年。

へなへなボイス。モデリングやゲームの投稿をしている。

カフェ野ゾンビ子

異世界バーチャルYoutuber。アポカリプス後の世界に飛ばされ、ゾンビになってしまった少女。

喋り自体はわりと普通の女の子、というギャップがいいんですね。


バーチャルネットアイドルちゆ12歳

復活した元祖バーチャルネットアイドル。

ネタもオールドスクールな感じ。

もちひよこ

技術力のやべーやつ。

モデリングをしながらの放送も多い。

あっくん大魔王

世界征服を目指す魔王というテイだが、中身が優しすぎるところがすき。

声は声優の梶裕貴さんのような、わりとさわやかな勇者声。

ホラーにも弱い。情けない声すき。

田中ヒメ

レーザービームのような笑い声を放つバーチャル笑い袋。ゲラ団子。

ゲーム実況も楽しみすぎているのがいい。

東雲めぐ

中学生3年生。

主にSHOWROOMで配信している、バーチャルSHOWROOMER。

SHOWROOM上で視聴者が送ったギフトを直接触れるという特殊能力をもつ。技術力のやべーやつ。

ピーナッツくん

「秘密結社鷹の爪」のようなショートアニメを制作しているが、内容はなかなかきわどかったりする。

生放送では、妹でVtuberのぽんぽこにマウントをとったり、イキり散らしたり、他のVtuberに媚びていく。性格が歪みすぎておもしろい。

宇志海いちご

声の力の入り方の手加減のなさがリアル幼女っぽい。

勢いよく配信を切るので、定時退社の化身と呼ばれる。

響木アオ

初手の動画がAVの導入すぎて運営がやべーやつ。

甲賀流忍者!ぽんぽこ

滋賀県の甲賀市の山で生活しているたぬき。

実写を織り交ぜ、さらに鹿の解体やイノシシの狩りの様子を投稿するなど、異色を放つ。企画力もある。

なぜか僕のYoutubeのおすすめ欄によく出てくる。

万楽えね

エロ系Vtuber。

今にも消されそうなやべーやつ。案外まじめだったりもする。

森中花咲

小学4年生の10歳。

おやつは調味料。

ミディ

作曲系Vtuber。

作曲講座などを投稿している。

はちこ

ニート。

魔法少女ちあ

「背負ってんだよなぁ人生…」

ぱっと見正統派魔法少女バーチャルyoutuberだが、たまに元ヤンっぽい香りがする。

とろけたような声をずっと聴いていると、自分の脳が溶け出していることを感じることができる。

ミソシタ

ポエムコアという、トラックにポエムを乗せた音楽を投稿するVtuber。

「エロ本を買った帰りに事故に遭うなんて、良い笑い者じゃないか。このまま死にたくない…」

イヌージョンCHANNEL

サムネ詐欺のデスボ犬。

シテイルチャンネル

ソーシャルゲームの企画・開発・運営をしている会社、株式会社シテイルの公式動画。会社の広報やお知らせを投稿している。

内容はかなり固めだが、誠実で柔らかい口調で好感がもてる。

コハク

謎の発想でモデリングしていく動画を投稿している。

坪倉輝明

3Dスキャンした本人のアバターを使っている。積極的にVtuberを名乗っていないが、強制的にVtuber枠に入れられている。

VRChatを使った企画は新しい形のエンタメになりそうな予感。

櫻歌ミコ

UTAUの音声ライブラリやMMDとして存在していた櫻歌ミコがVtuberをはじめたようです。

僕もUTAUの櫻歌ミコを使用した曲を何曲か作っている。

双方向のコミュニケーション

バーチャルYoutuberの大きな特徴として、密度の高いコミュニケーションがあると思っています。

公式がMADを含む二次創作を積極的に紹介したり、ファンが作った言葉が公式に採用されたり、ファンアートを書いている人が公式の絵師になったり、ファンも曲やゲームを作ってプレゼントしたりと、お互いの距離がかなり近い。

生放送でもコメントを拾って話したり。

その一方で、げんげんや鳩羽つぐのような、全くコミュニケーションをとらないタイプの有名Vtuberがいるのも多様性としておもしろいし、

Vtuber同士やスタッフが会話しているのをただただ見ているのもまたよいのである。

裏四天王を選ぶなら…

キズナアイ、輝夜月、ミライアカリ、電脳少女シロ、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん、が四天王と言われていますが、

裏四天王を選ぶのなら、のらきゃっと、猫宮ひなた、月ノ美兎、バーチャルおばあちゃん、鳩羽つぐ、げんげん、かな。

選び方の基準としては、それぞれ四天王とは違う方向性で有名ということ。新規の人はここを押さえておくといいかな、という。

おわりに

追加で7595196文字くらいは語りたいんですが、今日はこれくらいで済ませておこうと思います。

知っているけどいまいち特徴がつかめないとか、そんなに動画を見てないVtuberは書きづらいですね。当然なんですが。修行が足りない。

パワーワードを量産しないタイプの、長く観察してないと魅力がわからないVtuberもかなり多いので、継続して試聴するというのも楽しみの一つです。


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