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おりゃああああああ!!!!


リーグ戦開幕3試合スタメンから、3試合連続メンバー外。

とても苦しい時間を過ごしていた中で、チャンスが来た。

天皇杯千葉県予選。

相手はVONDS市原FC。

一発勝負の決勝戦、この試合に求められるのはどれだけ「戦えるか」だった。

栃木とのリーグ戦に負けた後のミーティングでは、相手との個々の強度の差、勝ちたいと思う気持ちの差があったという話があった。

メンバー外だった自分はYouTube配信で試合を見ていたけど、特にプレー強度が明らかに足りないと感じていた。

競り合い、球際、運動量。
戦術のもうひとつ前の大事な部分。

俺はそこの部分でやれる自信があったし、どんな相手とも「戦える」と思っていた分、今回の試合こそは絶対に出たかった。

そんな想いを心の底でマグマみたくボコボコさせていた中、この大一番でスタメンに選んでもらった。

待ちに待った3試合ぶりのスタメン。

自分は考え込んでしまうタイプで、スタメンとわかったタイミングからキックオフまで色んなことを考えた。


「ここで結果を出せなければこんなチャンスはもう来ない」

「大事な試合でまた負けて、信頼を失いたくない。」

「ここで波に乗って圧倒的な活躍を見せないともうJには戻れない」

そんな風に考えれば考えるほど緊張して不安になる。

😎😎😎

案の定、キックオフしてから10分くらいはプレッシャーと緊張で身体が上手く動かなかった。

動き出しが一歩遅れたり、いつもより跳べなかったり。

自分の性格上こうなりやすいけど、上手くやっていかないとな。

サッカーもメンタルのスポーツ、強気にプレーするように自分に問いかけて、徐々に試合に夢中になっていった。

「自分の感情に気付く」
辻秀一先生が自分達に教えてくれるメンタルトレーニングの成果かもしれません。

マインドをリセットしてからは、味方がボールを持ったらどんどん追い越して、競り合いのボールに積極的に飛び込んで、チームを鼓舞し続けて。

熱量と思考が噛み合っていき、少しづつ良いプレーが増えていった。

終始浦安がゲームの主導権を握ってはいたが、チャンスをものにすることができていなかった。
迎えた後半32分。

コーナーから自分がヘディングした流れからPKを得た。

ぎりキーパーに弾かれた

「あー、今の飯田真輝なら決め切ってたな」

そんなこと考えられるくらいに良い感じにリラックスした状態でPKのこぼれ球を狙っていた。

PKを外してしまった峯勇斗選手には申し訳ないけど、俺のところにこぼれて来いって思ってました。すみません。笑

そしたら本当に自分の正面にボールが転がってきた。
左足で強く打ったボールは相手DFに当たってGKの手も弾いてゴールに吸い込まれていった。

技術とかじゃなく、気持ちで決めたプロ初ゴール。
本当に嬉しくて、コーナーフラッグに向かっていったぐらいからの記憶がない。
あとから映像で見ると少し恥ずかしい。


残り約15分、戦いきれば勝ち。

これほどまでに気持ちが高ぶる瞬間はない。

そんな熱くなりすぎそうな時、
「滉、頭は冷静にな!」
と声を掛けてくれるかっこいい伊藤純也選手がいたり。

試合中に100回くらい、
「滉ナイスぅ」
って言ってくれるニコニコ栗田詩音選手が隣にいたり。

きつい時間帯でもDFラインを常に管理してくれる落ち着きありまくりな藤森隆汰選手がいたり。

ちょっとでも全体のプレーがぬるいとすぐに喝を入れてくれる本吉勇貴選手がいたり。

常にベンチから声を枯らして鼓舞してくれる天野友心選手がいたり。

みんなが自分を助けてくれた。

もちろんそれ以外の選手も、全員がひとつになって残り時間を耐えて、1-0で勝つことができた。

これ以上ない、本当に最高な経験をさせてもらった。

浦安に来て3ヶ月、色々なことを感じて色々なことを吸収して、サッカー選手というよりはひとりの人間として自分の向かうべき方向が少しわかってきた気がしている。

だから、こんなタイミングで結果を残すことが出来て本当に嬉しい。
辛い苦しいも嬉しい楽しいも全部を感じることができて、自分は幸せ者だ。

自分が試合に出て、ゴールを決めて、クリーンシートで勝つ。
最っ高の1日だった。


それでも、それでも忘れてはいけないことがある。

全員、全力、最後まで
つーたんかわいい(二瓶翼選手)

この舞台をピッチで味わうことができなかった選手達がいる。

ベンチから試合を見ていた選手達、
スタンドから応援してくれていた選手達。

つい先週までメンバー外だった自分には気持ちが分かる。
とにかくもどかしい。
チームが勝つのは嬉しいけど、試合に出られなければやっぱり悔しい。

勝負の世界では仕方のないことだけど、それぞれの立場があるということはみんな胸に刻んでおくべきだと思う。

だから、
悔しくてもみんな笑顔で祝福してくれてありがとう。


自分はただ1試合出て、たまたま点取っただけ。
このnoteを投稿したらもう土曜の事は忘れる。


JFLで最もポジション争いが激しいと言ってもいいブリオベッカ浦安。

今週もバッチバチにやっていきましょう。

俺は戦うよ。

誰にも、どんなことにも負けない。

もっともっとギラついてけ。

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