喧嘩を繰り返しながらも、彼と付き合って4年が経っていた。
傷つけ合いながら付き合っていたのに離れられなくて。

22歳のある時

「あれ？ 4年も付き合ったらそろそろ結婚するものじゃない？」

気づくのが遅すぎである。
”「普通は結婚するもの」という事“にではなくて
”「自分が誰と、どう生きたいかを考えていない」という事“に。

だけど残念ながら私に降りてきた気づきは完全に前者だった。
そしたら何だか腹が立ってきて。
直球を投げてみた。
「4年も付き合っているんだし、普通はそろそろ結婚じゃない？」

彼の返事は
「今すぐには無理。2年後にしたいと思ってる」

（この頃から2人目の彼女いた）

ー 2年後 ー 

当時24歳

「あのさ、私もう24なんだけど…。」

「今すぐには無理。2年後にしたいと思ってる」

…デジャブかな？

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 

時間がない
お金がない
余裕がない

そう思っているうちは何もできない。

本当は変化を望んでいないからである。

 それを体現してくれた元彼。

つづく