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スカルキングの追加カードについての解説

 スカルキングのノーマルルールは別記事で書いておりますので、こちらから読むことをおすすめします。

 新板のスカルキングには、上級ルールがあります。私が遊んだことがあるのは追加カードだけなので、ここでは追加ルール用のカードを紹介します。

・クラーケンと白鯨 1枚ずつ

海のゆかい?な仲間たち
左がクラーケン、右が白鯨


 クラーケンは何もかもすべて食べ尽くす海の破壊神です。このカードが出されたトリックは全員(クラーケン含む)敗北になります。皆が出したカードは捨て札になり誰も獲得できません。次のトリックは、そのトリックで本来勝利していた人がリードプレイヤーになります。

 白鯨は捕鯨船に追いかけられた過去から人間たちにただならぬ恨みを持っており、スペシャルカードの効果を全て無に(=逃走に変化)します。つまりスペシャルカードを出した人は問答無用で確定負けです。ついでに白いので(?)色の概念も無にします。残るは数字だけ。マストフォロー関係なく純粋に数字が一番大きいカードが勝利になります。もし同じ数字が複数出ていた場合は、一番先にその数字を出していた人の勝利です。全員がスペシャルカードを出した場合はクラーケン同様勝者なし、次のトリックは白鯨を出した人がリードプレイヤーになります。

 リードプレイヤー以外がこれらのカードを出した場合でも、マストフォローはしないといけないのでその点ご注意下さい。
 この2枚は強さでいうと逃走と同様負け確定の最弱カードです。しかし、マジで番狂わせのトリックデストロイヤーです。両者ともスペシャルカードで勝とうとしている人を殺せますし、さらに白鯨は、マストフォロー出来なかった人でも勝てる(勝ってしまう)可能性があるので、0勝宣言している人の大敵でもあります。
逆に、スカルキング持ってるけどもう勝ちたくねぇ~~~~みたいな時に助けられることもあります。憎めないやつらです。

 初めて遊ぶという段階からコイツらを入れると混乱を招きますので、ある程度慣れてきた上で、まずは片方だけ入れることをオススメします。参加者の反応を見た上で両方入れてみましょう。と説明書に書いてありました。
 この2体が同じトリックで出てきた場合は、2枚目に出した方の効果で上書き適用します。

 私は何度か遊んだ人と一緒に遊ぶときはどちらか1枚を入れています。今回は白鯨だけね、と決めて入れることもありますし、トリックごとにどちらが入ったか分からないようにして入れても楽しいです。パーティ的にワイワイ遊びたい時は2枚とも入れています。理不尽に負けるのが何より嫌、という人と遊ぶときは入れないほうがいいかもしれません。私はそういう人と遊んだことないのでたぶんですが…
 この子たちが入ってくると、後半のラウンドで勝利数を多めに見積もるかどうか、本当にホント~~~~に悩ましくなります。ただ、出したときに皆が頭を抱えるさまを見れるので手札にいるとめっちゃ心強いです。笑

・埋蔵金 2枚

金ピカ財宝カードですが、出したトリックは確定負けという不思議なカード


 これは今まで紹介したカードと全く違う性質のカードです。このカードは、このカードを出した人と、カードが出た時のトリックの勝者でそのラウンド中同盟を結びます。2人ともそのラウンドでの勝利予想を当てられたら、両者に20点ボーナス点が入ります。これも、カードの強さ的には逃走と同様です。
 私は入れて遊んだことがありません。これ2枚入ってるので同じラウンド中に2枚出たら同盟かぶりするケースもあると思いますが、その時でもダブルでボーナスもらっていいんでしょうか?説明書を読んでも記載がなくよく分からないので、入れるなら1枚だけでもいいと思います。

 上級ルールで使うカードの説明は以上です。
 他にも別の点数計算方法ルールも説明書に記載があるのですが、全くやったことがないのでここには書かないでおきます。みなさま楽しいスカルキングライフを~!