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「歯を離す」ってどういうこと?〜顎関節症対策

こんにちは、鍼灸師の横山です。

私は、25〜6歳の頃に顎関節症を発症し、ずっとクリック音や痛みと付き合ってきましたが、2年前ぐらいから悪化、今は1年半をかけて歯列矯正をしています。

そんな私に、今朝、母からメールがきたのです。

「あさイチで顎関節症のことをやるよ」


顎関節症についてなら、もう知ってるよー、と思っていたら、これが、目からウロコ!な内容だったのです。

本来、上下の歯が合う時間って、1日のうちわずか20分、って知ってました??


顎関節症が起こる原因は、「歯の接触癖」にある、というのがあさイチでのお話でした。

歯を接触させなければ、咬筋と側頭筋という2つの筋肉を緊張させることがなくなり、口を開けるときの痛みもなくなる、というのです。

えーーー!

歯って、接触しているのが、ホームポジション(笑)だと思ってた!

離れてるのが、普通だったんだ!

私の場合、常に奥歯を合わせていて、下顎の骨が関節の奥に入り込んでしまい、再び開けるときにクリック音とともに痛みが出ます。

そして、一日のうちの大半、スマホをみている時や、パソコンをしている時、無意識に、奥歯を合わせて、食いしばっています。

もちろん寝ていても。


鍼灸は、食いしばりによる肩こりなどを解消できるのですが、食いしばりそのものを止めることができないんですよね。

そこが私の、鍼灸師としての長年の課題でした。

あさイチでは、「歯をはなす」などと書いた付箋を、目につくところに貼る、という行動療法を紹介していました。

付箋を目にしたら、とにかく「歯をはなす」。

繰り返すうちに、行動パターンが修正され、寝ていても食いしばりが減るそうです。

家の中に付箋を貼ることで改善されるなら、やってみない手はないですよね。

放送が終わってすぐに、付箋に書いて、テレビの下などに貼りました!


またあさイチでは、咬筋や側頭筋のコリをほぐすマッサージも紹介していました。

食いしばりを自覚されている患者さんには、咬筋・側頭筋のマッサージも取り入れようと思います。

食いしばりによる痛みを感じておられる方、ぜひあさイチのサイトをチェックしてみてくださいね。

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