百獣の王

僕が最も尊敬する芸能人である、武井壮さんの書籍「勝つ人」の3周目を終えた。

その中で武井壮さんが言われていた事が印象的だった。

"「それ(百獣の王と普通の武井壮)が重なり始めてきて、しかも最初に作った「百獣の王」が前に出始めている。なりたかった俺が本体になり、勝ち始めている。しかも、「武井壮なら勝ってくれる」というみんなの思いが乗っかって、力になっている感覚があって、すげえ強いんだよね「百獣の王」"

1周目、2周目の時は、ここに特に感じる事はなかった。始めにこの書籍を読んだのは、恐らく2年前。僕が27歳の頃か。当時、ベトナム駐在員として奮闘中だった。忙しくて、考える暇もなかったのだと思う。だが、昨日3周目を読み終えて、

「そう言えば、最近、昔『こうありたい!』と思っていた自分のキャラクターに近い気がする。」

と気付いた。

僕は、人前が滅法得意だ。昔から、部活動の部長や、何かのリーダーになって、人前で話す機会が多かったからかも知れないが、東証一部上場企業である、前職への内定も多対1のプレゼンテーションで勝ち取ったし、ベトナム駐在員のチャンスもまた多対1のプレゼンテーションで勝ち取った。だが、1対1になると途端に苦手になる。自分でも変な性格だと感じるが、そうだった。

また、初対面〜数回目までが凄く得意だ。自分で言うのもなんだが、見た目が誠実に見えるのと、初対面が得意だと言う自信があるので、初対面で好印象を残すのが得意なのだ。女性と知り合ってから、付き合うまでが短いが、付き合うまでの印象と、付き合ってからの印象が変わるため、割と短期間でフラれる事が多かった。これは単純に、中身がなかっただけとも言えるかも知れない^^;

ただ、様々な経験を経て、人前が得意+1対1も得意+初対面関係なく得意という状態になりつつある。昔は、武井壮さんで言う、「百獣の王」モードのように、自分にスイッチを入れていた感があったが、最近はスイッチがオートになった感がある。特に演じている意識もなく、無理せずにそのモードに入れている。

そして、インプット→アウトプットを意識して行う事で、人との話題にも事欠かないようになったのも大きいかも知れない。前職の営業職としての経験で、コミュニケーション能力も醸成されたのだろう。その意味では、前職に感謝しなければならない。

とにかく、昨日ふと気付いたのだが、

「今の自分って、自分史上最強じゃね?」

と思った。

挫折を経験した事も含めて、30歳を手前にして、人生の本当の勝負が出来る準備が整ったのかも知れない。

さあ!これからだ!



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