くらっくぽっと

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2008年から始めた約70ヶ国・40ヶ月の旅の記録を書いてます。 https://note.com/koichi_crackpot こちらは旅以外の記事をあげるための第2アカウントです。 ”assembly and accumulation of stories”

最近の記事

ギリシア神話を繋げてみたら

ギリシア神話の説話は基本的に短編である。数多の神々と一部の個性的で象徴的な人間たちがクローズアップされ、ギリシア各国または古代ギリシア人が知る地域・世界・外界で様々なドラマが展開される。 トロイア戦争(トロイ戦争)はギリシア神話髄一の逸話の宝庫だ。数々の英雄たちが咲き乱れ、清清しく時には悲しい旋律を奏でる。ここでは、主にトロイア戦争の前後を描きたい。トロイア戦争がどのような経緯で起きたのか、トロイア戦争以後トロイアの英雄がどうなったのか。実はこの“短編”をつなぎ合わせると妙に

    • 来年のことじゃないから鬼も笑えない

      2009年9月5日に日本を出て、12月11日にトルコから帰ってきた。僕の旅は続く。往復航空券でまたトルコに戻るのだ。それを人に言うと、こう言われることが多い。「帰らなくてもいいんじゃないの?」って。いろいろやりたいこと、仕切り直したい理由があるのだけれど、その1つの理由は22年目になる大晦日ツアーがあるからだ。 22年前連続。そう言われるとすぐに反応ができないのが当たり前だ。年が多くても少なくても関係なく、どういうことなのか理解されない。それくらい昔から続いているのだ。今年

      • ヴィパッサナー

        瞑想って言うと、怪しまれる。だから、メディテーションと言ったり、座禅組んでるんだ、と人には言う。ということで、できる限り明快に、まとめてみました。 ゴエンカ氏のヴィパッサナー・センターは、世界に200以上あり、毎年20万人が参加しているそうだ。参加者は、特に限定されない。キリスト教徒でも、ムスリムでも、ユダヤ教徒でも、ジャイナ教徒でも、ヒンズー教徒でも、仏教徒でも。最初に受けたコースの先生はあからさまにヒンズー教徒だった。ゴエンカさんもそうなんじゃないかと思う。ゴーダマ・シ

        • べるしい

          2017年6月末、鳥取市にいます。 22年ぶりの鳥取。 降り立った鳥取砂丘コナン空港。 大学3年の夏、僕にとって最初の長旅。 名古屋から四国南側・小倉・山陰をまわった 10日間の青春18きっぷの旅。 ナオちゃん&シンヤとの3人旅。 鳥取の想い出。唯一残っているのは、 知らずに入った超大盛レストラン『べるしい』 当時は駅前だったけど、現在は移転し駅から2km。昼飯は朝兼用で早めに食べ、準備万端、歩いて向かう。一番乗りで待つこと30分。店主が店を開ける。面影あり。22年前の2

        ギリシア神話を繋げてみたら

          トミーとタイガー@ブージ、インド

          2019年7月、インドはカッチ地方のブージ郊外 Farm Stay 再び、Farm Stay。 町や町の北部の村で工芸品を見てたのは昨日の話で、 今日はまた一日中、宿のFarmで過ごした。 本日の成果(?)をご紹介。 静かで落ち着いた茶色のトミーと、 ヤンチャで元気な真っ黒のタイガー。 もう、懐いたね。餌もやってないのに。 さて、Farmの中を散歩するか。 トミー、行こう。 もちろん、リードも何もなし。手招きのみ。 トコトコついてくる。 タイガーもいつもの場所にいた。 お

          トミーとタイガー@ブージ、インド

          ゆく猫くる猫

          ゆく年くる年。という。 ゆく猫くる猫、とは聞かない。 猫を飼う前、僕ら夫婦は日課の散歩がてら近所の至る所にいる猫達を見ながら歩いた。もちろん定住猫では無いけど、遭遇率が高い猫は多く、特に気になる猫が3匹いた。 1匹目は高橋さん宅の前で見つけた猫。 堂々と細い車道に座込み、荒れた背中を気にしつつも何処となく威厳というか力があった。よくいるアパートの駐輪場には彼のために皿が置かれ、多分皆が知らない顔して餌をあげていたのだろう。しとしとと食べる猫と、背中を丸めた餌やりおじさんの

          ゆく猫くる猫

          41歳になった日(FBにて)

          皆さま、 この半月の間に結婚と誕生日と続き、 たくさんの方からお祝いと驚きの声を頂きました。 ありがとうございます。 結婚と同様、41歳になることも考えていませんでした、 子供のころは。 『41歳の春だから、元祖天才バカボンのパパだから…』 という歌詞に違和感を抱かなかった、子供のころ。 計画外に遠くまで行き、今ここにいるんだなという実感。 『一周目』の社会人生活を送った山口は遠かったけれど、 その後に旅したアフリカや6000mの高山はさらに遠く、 子供頃の想像を超える場所に

          41歳になった日(FBにて)

          All are Entertainments, That's All.

          この世に絶対が無いならば、無駄もない。 すべてが変化するのなら、執着の必要はない。 自分がいなくても世の中は何とかなるなら、 漣(さざなみ)を起こすことが生きる意味だろう。 僕が作れるものはちっぽけで、取るに足らない。 けれど、誰かを楽しませることができる。 僕が生み出せるものはエンターテイメントだけ。 Essentialではないがかけがえのないもの、 それをエンターテイメントと表現しています。 大丈夫。挑戦しよう。逃げ出そう。 さあ、旅立とう。 頑張ってきた人たち。 地

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