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【覚えてほしいこと】:コミュニケーションの基本(特にテキストだけの場合)

白神です。
今日はコミュニケーションの基本について記載します。自分自身もコミュニケーションは決して得意な方とはいえないのですが、それでもビジネスパーソンとして日々仕事をしたり、コミュニケーションを勉強する中でお伝えしたいことを今回はお話できたらと思います。


【覚えてほしいこと】:非言語99%、言語1%だからこそ、言語に気をつける

まず最初に覚えてほしいのは、人間のコミュニケーションのうち、99%は非言語ということです(※諸説あり)。言い換えれば、コミュニケーションのうち言語が占める割合は1%になります。したがって、現在の社会を踏まえると、コロナ禍前よりも更にコミュニケーションの質を意識して、積極的に様々な方法でコミュニケーションを図っていく必要があります

なぜでしょうか?

まず、プロジェクト達成において、コミュニケーションの質の高さを維持しながら、多くのコミュニケーションを図ることでプロジェクトは円滑に遂行されます。


その中で、コロナが起きていろんなものがリモートになったので、それに対応する形で生活や仕事の進め方も変化してきました。
ただ、リモートだと、通常の仕事よりも、非言語部分(なんとなくの体の動き)を見ることが非常に難しくなります。それでもまだZoomのように、表情を見せることで、非言語のうちの何割かが伝わっている状態です。
更に、メッセンジャー・メールなどのテキスト形式のコミュニケーションも多くやられていると思います。最近は仕事上でもメッセンジャー、slackなどのテキスト形式の仕事上のコミュニケーションを使うことがメインになってきました。
テキスト形式だけのコミュニケーションだけでは、非言語は伝わらず、また言語部分も、実際に声ではないので、コミュニケーションの質は低くなってしまいます。(例:テキストだけでは、怒っているのか単に指示をしているのか相手方の真意がわからない等)。

ただ、今20代の皆さんは今までプライベートでの人間関係でもテキスト中心でコミュニケーションしてきたため大丈夫と思うかもしれません。

確かにプライベートにおいては大丈夫だと思います。プロジェクトとは違い、時間や費用の制約がなく、またコミュニケーションの相手方と長く付き合っているから、お互いの癖などを知っているためです。

しかし仕事においては様々なプロジェクトにかかわることになります。そのプロジェクトの中で長く付き合う場合もあれば、短い期間しか一緒にいない、もしくは初めて同じプロジェクトになった相手と、プロジェクトの目標達成のために、短期間で正確なコミュニケーションをする必要があります。
そうなると、途端にコミュニケーションのレベルを高める必要が生じます。自分だけで仕事しているわけではないので、正確に相手に依頼しながら、同時に相手に適切に接する必要があります。

つまり、現在のリモートを踏まえたプロジェクト遂行においては(以前の実際に会う関係同士でのプロジェクト遂行に比べて)、プロジェクト達成のチームの難易度が格段に上がっている(難しくなっている)ということです。
したがって、チームのメンバーである皆さんひとりひとりは、できるだけプロジェクト目標達成のために、コミュニケーションの質を高める努力をする必要があります。
コミュニケーションの質を高めるためにどうすればよいでしょうか?
自分が思うコミュニケーションの質を高めるための方法は以下のとおりです。

  • 積極的にコミュニケーションしていく(これが基本です)

  • 質問すべきことはしっかりと質問する。発言すべきことはしっかりと発言する

  • リモートの場合、しっかりと顔出しする(表情を見せて、自分が理解しているかしていないかを相手方に伝えるため)

  • テキストでのやり取りの場合、周りの人がわかりやすいように(怒っているように見せないために)

    • 何に対しての話か(主語・述語・目的語を記載する)を記載する

    • 文章以外の記号を使う(!や絵文字等)(自分は使いやすいので「!」を使っています。※絵文字はそのプロジェクトの雰囲気もあるのでフィットする場合とフィットしない場合があるので)。

コミュニケーションについては何が正解かは非常に難しいのですが、その中で大事なことは、リモートや電話、テキストでのコミュニケーションだと、通常の会って仕事をする場合に比べて、プロジェクト達成が難しくなるという事実です。
それを踏まえて、どうやったら自分や相手のコミュニケーションが更にうまくいくのかを考えて動いてください。

なお、自分がプロジェクトに入ったときに、自分の上司やプロジェクトリーダーが自分に対して冷たいとか適当だ、と言った話を聞くことがあります。
それはもちろん、上司やプロジェクトリーダーの責任でもありますが、仕事をしていく以上、上司やプロジェクトリーダーの動きを変えていくのは、立場上、難しいことが多いです。また上司やプロジェクトリーダーは部下の見えないところで別の仕事をしている場合も多いです(そうではなくて単にサボっている上司などがいたら、それは良くないと思います)。
実際に上司やプロジェクトリーダーも人の子ですし、至らない点も沢山あります。私としてもそういった上司やプロジェクトリーダーには成長してもらいたいと思いますし、自分自身もプロジェクトリーダーの端くれとして、成長していかないといけないという気持ちは常にあります(自分の話となり恐縮ですが、自分は40歳を超えましたが、人間として未熟だと思っているので、その点を常に意識し、改善しようと心がけています)。
一方で、そういった「不」を言う前に、言っている人間がどこまでコミュニケーションの質を高めようとしているか・どれだけの仕事をしているかを振り返る必要があります。
プロジェクトはお互いの気付きや配慮、積極性によって成功していくものです。自分は相手に直して欲しいが、自分は変わらないということでは、プロジェクトは達成しにくくなり、結果としてプロジェクトメンバー全体への見返りも少なくなります。その点は覚えておいてもらえると嬉しいです。


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