マガジンのカバー画像

pyxelゲーム制作まとめ

107
Pythonのレトロゲームエンジン”pyxel”でのゲーム制作まとめです。
運営しているクリエイター

2022年1月の記事一覧

【pyxel 1.5】スタンドアロン版pyxelを使ってみる

バージョン1.5以降の新版pyxelではpython環境がない端末でも手軽にpyxeで作ったゲームが遊べるようにスタンドアロン版が用意されています。 今回はスタンドアロン版pyxelを入れていろいろ動かしてみた記録です。 まずはインストール。 GitHubのpyxelのページから落とします。 READMEの中にあるリンクからダウンロードページへ移動。Windowsに入れるのでpyxel-1.6.5-windows-setupのexeファイルをダウンロードします。 ▲ダブ

【pyxel 1.5】pyxelで3D迷路を作ってみる(4)

前回はマップに印をつける機能と、見た目の改善で泡のエフェクトを表示させる機能を作りました。今回はスタートとゴールを設定して、より迷路に近づけていきたいと思います。 前回までの進行具合は以下のnoteをご参照ください。 ▲スタート地点はオレンジで表示。到達するとコンソールに「Start position」と表示されるようにしています。 ▲ゴールは黄色で表示。到達するとコンソールに「Goal position」と表示されます。 ▲マップデータはこんな感じ。スタートとゴール

【pyxel 1.5】Pyxelアプリケーションファイル (.pyxapp)を作ってみる

pyxel 1.5以降の新バージョンでは、Pyxelアプリケーションファイルというものが作れるようになりました。従来のexe化に取って代わるもので、マルチプラットフォームなpyxelアプリが作れるとのこと。実際に作ってみたのですが、ちょっと詰まるところがあったので、備忘録として残そうと思います。 まずはPyxelアプリケーション用のディレクトリを用意します。pythonスクリプト1つだけでもとりあえず新規ディレクトリを作成。次にその中にPyxelアプリケーションで使うもの(

【pyxel 1.5】pyxelで3D迷路を作ってみる(3)

前回は迷路データをPyxel Editorのタイルマップから取り込めるようにしてみました。ただまだ見た目的にはさみしいし、同じ風景ばかりで自分がどこにいるかわかりません。今回は見た目部分の改修と、マップに印を付けられる機能を追加してみたいと思います。 前回までの進行具合は以下のnoteをご参照ください。 ▲スペースキーで自分のいるマスに印をつけることができます。 ▲数マス前から印が見えています。この機能で、一度通った道を把握できます。今のところは無制限に使えます。 ▲