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思い出ゲーム「ハリーポッターと賢者の石(PS1)」編

今回はPS1向けのゲーム「ハリーポッターと賢者の石」のお話になります。PS5で何やらすごいハリーポッターのゲームが出るらしいので、この辺りでハリーポッターゲームの原点を見てみるのも一興かもしれませんよ。

まず、ゲーム性自体はいわゆるアクションアドベンチャーです。ホグワーツの中を探索しながらミッションをこなして、ストーリーを進めていく。戦闘はリアルタイムアクションで、敵をロックオンして魔法で攻撃って感じ。
そのほかにも魔法を使ったギミックがあって、しっかりハリーポッターしています。
僕がこのゲームを買ってもらったのは、確か小学校低学年くらい。PS1と一緒に買ってもらったはずです。「ハリーポッターと賢者の石」の映画本編もしっかり見て準備万端。まぁ画質はいかにもPS1のポリゴンって感じですが、当時の基準ではこんなもんでした。
※以降の話の中で「ハリーポッターと賢者の石」のネタバレが出てきてしまうかもしれません。これから初見の方はご注意ください。





さて、ストーリーを振り返ってみましょう。ハグリットがハリーを迎えに来て、一緒にホグワーツへ出発します。ダイアゴン横丁で学校用品を買ったりして、ホグワーツに到着。

入学のイベントとかが確か最初にあった気がしますね。映画では組分け帽子が出てくる場面です。さて、いよいよゲームも本番、ホグワーツの学校生活が始まります。

最初のミッションは「飛行訓練の授業」。箒にのる練習です。このミッションは箒に乗って空中に出現するリングを順番にくぐるというものですが、これが結構難しい。まだ当時はゲーム慣れしていなかったので、結構苦戦したのを覚えています。そもそもいわゆる「アナログスティック」に触ったのが初めてでしたからね。

3Dで再現されたホグワーツはまさしく広大無辺。よくよく見ると謎の開かないドアばかりだったり生徒が全然いなかったり、まぁこの辺りはPS1の性能の上限というところなんでしょうが、当時の僕には本当に巨大な迷宮のように思えました。地下のダンジョンで迷って一週間くらい出てこれなくなったのは良い思い出です。

その後は授業やらお使いやらを命がけでこなしていきます。ゲームの都合なのか謎のモンスターが普通に徘徊しているホグワーツ。これぐらいはあしらえないと闇の帝王とは戦えませんからね。

そして「賢者の石」といえばクライマックスはハリー達3人組が石の隠し場所に入って仕掛けを解いていく場面です。石を守るためにホグワーツ教授陣が用意した多彩な仕掛け。映画でも非常に盛り上がる場面ですが、ゲーム映えも抜群です。いかにもラストダンジョンって感じ。

特に印象に残っているのはチェスの仕掛けですね。映画では自分たちも駒の1つとなる命がけのチェスをして勝たなければならなかったのですが、ゲームでは少し違います。そもそもプレイヤーがチェスのルールを知っているかもわからない、子供向けのゲームですし。ではどうするか。チェスをパズルゲームにしてしまいました。白駒も黒駒も敵で、うまいこと同士討ちさせる必要があります。ただし、駒ごとに動きの違いはなく、ポーンもクイーンも上下左右斜めの8方向に1マス動いたはず。当時はこれがチェスだと本気で思っててて、「なんか知的なゲームしてる!」とテンション上がったものです。

▲確かこんな感じだった再現図。python+pyxelで作ってみましたが、駒の除去がなんかうまくいかないケースがあり、ほっぽり投げました。まぁ落書きみたいなものってことで。

さて、今回はPS1ソフトの「ハリーポッターと賢者の石」について書いてみました。YouTubeにもプレイ動画があったりしますので、見てみるのも面白いかと思います。今見てもなかなか雰囲気は良いですよ。

ここまで読んでいただきありがとうございます!